東照公御遺訓
日光東照宮の自宅のお土産に、「東照公御遺訓」を購入しました。
徳川家康公は、若い時に自分の命に関わるほどの体験や奥さんと長男を殺してしまうなどの人生を過ごしていました。
その人生を経験して、いろいろと思う事があったのでしょう。
-*-*-*-*-*-*-*-*-
人の一生は重荷を負って、遠き道を行くが如し
急ぐべからず
不自由を常と思えば、不足なし
こころに望みおこらば、困窮したる時に思い出すべし
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思へ
勝事(かつこと)ばかり知りて、負くることを知らざれば、
害その身にいたる
おのれを責て人をせむるな、及ばざるは過ぎたるよりまされり
-*-*-*-*-*-*-*-*-
この言葉は、実は徳川家康公が実際に語ったことではなかったのです。家康公がお亡くなりになって後の世、水戸光圀公らが、家康公だったら、このように考えおっしゃるだろうと書かれた言葉なのだそうです。日本の支配者になった家康公でしたが、それまでのご苦労は、歴史書をはるかに超える想像を絶するものだったのでしょう。
家康公でさえも、こんなにとても辛〜い思いを体験している訳ですから、一般ピープルである私たちにも同じ経験したとしても、不思議ではありません。
| 固定リンク
コメント
カナダで 大麻(合法的な物に限る)が解禁になったそうですが…。
先生は (大麻=医薬品) と云う世界に、どのような考えをお持ちでしょうか?
★回答
大麻に関する今までの歴史が、大麻に対して悪いイメージを作ったのでしょう。
認められたからと言って、健康な人が快楽にために使用してはいけません。
投稿: | 2018/10/18 13:37