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コレステロールと動脈硬化の関係

AscrelosisLDLコレステロール➡動脈硬化は常識ですが、医師によっては何故?動脈硬化が起きるのか、よく知らずにクスリを処方している医師もおられます。―★―★―★―ここで、動脈硬化の仕組みを解説しましょう。①拍動による加速度(血管伝搬速度の由来)による物理的衝撃で、動脈の壁の内皮細胞が常に壊れ続けます。②壊れた部分に、単球:モノサイトが付着して内皮細胞に変死して修復します。③LDLコレステロールが多いと、血管壁修復のために必要以上のLDLコレステロールが血管壁に侵入します。④LDLコレステロールが一定以上に血管壁に溜まると、血管壁が硬くなり、血管伝搬速度が速くなります。⑤伝播速度が速くなると、加速度による動脈壁への物理的負荷がさらに大きくなります。⑥動脈壁の内皮細胞の傷害がさらに増えます。⑦内皮細胞の修復に来た単球:モノサイトが傷害部から血管壁に侵入します。⑧血管壁に侵入したモノサイト→貪食細胞:マクロファージ:Mφに変身します。⑨血管壁のLDLコレステロールをマクロファージが貪食して、泡沫細胞に変化し血管壁がますます硬くなります。⑩血管壁の加速度増加による衝撃で、血管壁の中膜に存在する平滑筋の多くが内膜に侵入して、マクロファージに変身します。⑪変身した平滑筋がLDLコレステロールを貪食し、泡沫細胞になります。⑫平滑筋は線維細胞にも変身して血管壁に硬い盛り上がり作ります。⑬内側に盛り上がった組織が血管内腔に渦流が生じます。⑭血管壁の渦流が原因で血栓が大量に作られ、血栓がその場で詰まると心筋梗塞に、剥がれて流れていくと脳梗塞・血栓症になるのです。―★―★―★―Lipopro1LDLコレステロールの正式名は、LDLリポタンパク質です。この成分は、タンパク質(プロテイン)、リン脂質(フォスフォリピッド)、コレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)です。どうしてこのように複雑な構造なのでしょうか?これには理由があります。体内で一生懸命に造り上げたコレステロールや中性脂肪を血液に中に流して、全身各所の細胞に送り届けなければなりません。しかし、コレステロールも中性脂肪も血液中の水には溶けないのです。溶けないと、細胞はこれら必須の脂質を利用できません。そのため、水と油の仲介をするリン脂質で覆われた構造にして、脂質を血液中に溶け込ましているのです。Mamedaifukuこの構造を一見すると、まるで「豆大福」に見えます。大福の皮がリン脂質、豆がアポたんぱく質、あんこがつぶ餡で中性脂肪+コレステロールです。体の細胞は、このLDLコレステロール=豆大福が大のご馳走なのです。Lipopro2大福にも大きさがあります。大きな大福もあれば、普通の大きさの大福もあります。細胞が食べれるのは普通の大きさの大福だけです。それがLDLコレステロールなのです。HDLコレステロールは、余分なコレステロールを産生した肝臓に戻すためのリポタンパク質です。LDLコレステロールは、分子量が大きいので、一定の体積に含まれる分子の数が少ないので、低比重(low density lipoprotein:LDL)と表示され、HDLコレステロールは、分子量が小さいので、一定の体積に含まれる分子の数が多いので、高比重(high density lipoprotein:HDL)と表示されます。

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