男性患者さんと女性患者さんの違い
慢性前立腺炎や間質性膀胱炎、過活動膀胱などで患者さんがたくさん訪れます。
慢性前立腺炎の男性患者さんの多く(80%)が、うつ病状態です。
病気の不快感が毎日さいなまれるから、仕方がないだろうと思っていました。
ところが、同じような病気の間質性膀胱炎や過活動膀胱の患者さんは、ほとんどがご婦人です。そのご婦人の患者さんのうち、うつ病状態の患者さんは、少数派(20%)です。大多数(80%)のご婦人が、病気の症状は辛がっていますが比較的に元気なのです。
排尿障害が原因の、性別と病名が違うだけの患者さんなのに、なぜ?ご婦人はうつ病状態になりにくいのか?と疑問に感じていました。
……いろいろ考えて......⁉️......結論が出ました。ご婦人は、妊娠を前提に身体が作られているからです。妊娠は、身体にかなりの負担をかけます。出産間際の子宮は、3キロ〜5キロの重さになります。本来の子宮は100グラムを満たない大きさしかありません。すると、妊娠によって30倍〜50倍の大きさに耐えなければならないのです。当然、臓器の過剰な負荷に耐えられる中枢神経にあらかじめ設計されているに違いありません。しかし、男性には臓器の負荷を前提に設計されていません。だからです......膀胱や前立腺に負荷がかかる病気になると、男性はうつ病状態をなるのです。
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コメント
その通りだと思います。
私もうつ状態ではありませんが、いつも身体のことを考えてしまいます。
自分のハートの弱さに飽き飽きしています。
仕事のことや他のことは何があっても平気なのですが、病気についてはからっきし意気地がありません。
ちょっとした身体の変化で重大なことと思ってしまいます。
大学時代は一人でアメリカを数か月旅しホテル代を浮かすためにターミナルで野宿していました。
その頃は全く命のことなど考えもしていなかったのに、今ではこの体たらくです。
ホルモン注射をしていますがメンタルだけは弱い男のままです。
PSA検査など無いほうが男は幸せかもしれません。
★回答
その通りだと思います。
PSA検査を行っても構いませんが、触診とエコー検査で確定しなければ、そのまま放置すべきです。
投稿: 京都在住 | 2018/04/29 15:12
GWは診察やってますでしょうか?
★回答
5月1日と2日は午前中診療しています。
投稿: m | 2018/04/29 19:17
2日以降はお休みでしょうか?
またいつから診察始まりますか?
★回答
3日木曜日〜7日月曜日まで休診です。
投稿: m | 2018/05/01 17:29