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人生の浮き沈み

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BSテレビで、「ボディガード」をたまたま観ました。その際に、若きホイットニー・ヒューストンさんを見て、魅力的だなと思いました。ホイットニー・ヒューストンさんは、高音の声が素晴らしく、アメリカの国歌斉唱を1991年第25回スーパーボールという華やかな公の場で独唱するほどでした。モデルも仕事にするスタイル抜群の容姿の黒人歌手でした。天が二物を与えた存在でした。映画「ボディガード」で一躍有名になりました。それが絶頂期だったのでしょう。

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その後、DV亭主がキッカケで、心労が重なり、酒とコカインと薬物に逃避しました。しかし、中毒になり、施設に入って立ち直ろうとしていました。
声もガラガラになり、美声とは程遠くなり、晩年の彼女の風貌も写真のように別人です。薬物中毒が引き金の心筋梗塞のため48歳で他界しました。
Img_0438美輪明宏さんの考え方で、人生にはリズムがあり、陰陽☯️、プラスとマイナス、山あり谷あり🏔、幸不幸など色々な波が押し寄せて🌊来ます。安定した人生は起伏の幅が少なく、波瀾万丈の人は起伏の幅が大きいということです。
サーファーが次から次へと寄せてくる大きな波を如何に処理するかが、サーファーの腕の見せ所です。人生も同じです。

ホイットニー・ヒューストンさんは、若くして想像を超えるエベレストの頂上を登ったために、その後は、一気に深い渓谷に転落したのでしょう。絶頂期を迎えた時には有頂天になりますが、それがいつまでも続くとは思ってはいけません。ソフトランディング出来るように、それまでの努力以上に、必死に努力しなければなりません。
また、現在絶不調の人は、これから来るであろう絶好調に備えて、力を蓄えましょう!

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コメント

「医者は患者さんに希望を与えなければならない。
希望を持ってもらえるように話しなくっちゃ。
僕はそれが医者だと思う。」

あっ、そうか。そういう事なのね。

自分なりの絶頂期から落ち惨めさ恨み辛み落胆とずっと自分の気持ちと戦ってきたけれど落ちた時こそ、それまで以上の努力が必要なのね。
絶頂期とは別の努力をしていけば良いのね。

人間は腑に落ちさえすれば前に進める。

だから高橋先生のところに人々は集まりたがるのでしょうね。
私も自分の診察券番号より遥かに番号が進んでいてびっくりしています。

高橋先生、今日もお身体、大切に診察頑張って下さい。

投稿: | 2017/09/16 09:29

「絶不調の人は、これから来るであろう絶好調に備えて力を蓄えましょう」

いい言葉ですね。
やっぱり、先生がいつも仰る「人生思い通りにいかないから面白い」を思い出します。
「思い通りにいかない」=「どうなるか判らない」
から人生面白いのですね。だって、どうなるか判って生きていたら・来年事故で死ぬと判っていたら地獄ですから。
最近そう思えるようになってきました。
先生に助けていただいて、不屈の親子で頑張ってます。

投稿: 金沢のY | 2017/09/16 22:18

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