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お礼の手紙

以前に大学病院に入院したことを「母校に感謝」という題名で、慈恵医大同窓会新聞(慈大新聞)に投稿しました。
すると同級生からお見舞いの葉書を頂戴いたしました。下記はお礼の手紙です。

○○○○ 先生

お久しぶりです。先日は、励ましのお葉書をいただき、本当にありがとうございました。
私の愚痴のような新聞記事だったにも関わらず、先生から心のこもったお言葉をかけていただき、本当に嬉しかったです。
私の糖尿病は30代から始まり、自分勝手な治療で、サプリメントや色々な内服薬を試して、最終的にはインシュリンに辿り着きました。『血糖を下げればいいんだろう?』とばかりに、インシュリンを毎日バンバン注射していました。
その結果、血糖もHbA1cも完璧に正常になりました。実はそこが盲点で、気が付かない内に低血糖になることもあり、それが原因で腎機能は次第に悪化し、気が付いた時には慢性腎不全になっていたのです。また、調べてみるとインシュリン開発の初期の頃は、1年~2年で腎機能障害が出たと記録がありました。それを改良したのが現在のインシュリンです。人間の寿命が50歳の頃であれば問題なかったのでしょうが、私のように長期間20年以上投与を続けると腎不全になっても不思議ではないでしょう。最近、糖尿病の患者さんの多くが透析に移行しているのは、もしかすると、医原性かも知れません。

Tue2
腎不全による神経障害か?平衡感覚が安定しません。自宅内やクリニック内であれば、特に問題ないのですが、長距離歩くと転倒などの不安があるため、現在は外出時にステッキを使用して歩行しています。杖を使うと、本当に足が悪いような歩き方に矯正されてしまうので情けないです。しかし、周囲の人が私の姿を見て避けてくれるので安心です。
 私の身勝手な治療で体を悪くし、その結果、妻や家族に多大な迷惑を掛けているのが、私としても気が重いのです。結婚する際に幸せにすると誓ったにも関わらず、私は妻に対して真逆の事をしているのと同じです。反省しきりです。
 ○○先生も入院したとお聞きしてビックリです。こんな私が言うのも何ですが、お体を大切にして下さい。また、・・・・・・無理をなさらずお過ごしください。
 人生は様々な場面に、乗り越えなければならない大きな壁が、誰にでもいくつも出現します。それを乗り越えてこそ人生なんだ‼と、最近私は思うようになりました。
まずは、お葉書のお礼まで。
平成29年8月24日            高橋知宏 拝


【追伸】小生のブログ(開業医こぼれ話):http://hinyoukika.cocolog-nifty.com/kobore/
    Facebook(高橋知宏)も書いています。
ご興味がございましたらご覧ください。最新記事のサンプルを添えます。

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コメント

高橋先生、私のようなものが先生への、FBお友達申請は可能でしょうか。
☪️回答
OKです。

投稿: カボスワイン | 2017/09/05 20:00

まあ!早速のお返事をありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

投稿: カボスワイン | 2017/09/05 20:19

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