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母校に感謝

Jikeiidaihsp「母校に感謝」
2月14日バレンタイン・デイの日に、私は母校の慈恵医大本院に入院しました。
慢性腎不全による尿毒症の急性増悪が原因です。1年前から腹膜透析を実施していましたが、私の誤解と過信で、カリウムが何と!8.0を超えたのです。

急患室で緊急血液透析を実施し、そのままICU(集中治療室)に入院しました。翌日、中央棟20階に入院、3月12日に無事退院できました。その間、シャント手術、血液透析、CT、MRI、血管カテーテル操作など、あらゆる検査・治療を受けました。致命的な疾患は、その他には認められませんでした。病棟では主治医(松尾先生・福永先生・光吉先生)を始め、看護師・看護助手・受付・コンシェルジュ・清掃員スタッフの方たちにも、とても親切にしていただきました。また、急患室・ICU・6E病棟透析室のスタッフにも心より感謝いたします。同級生の教授(大野先生・宇都宮先生・堀先生)にも、先輩の外科の永田先生ご一家にもご心配をおかけしました。

もちろん、妻子の献身的な介護に感謝し、当分の間、頭が上がりません。
現在は、大学同窓の加藤先生の腎透析クリニックで週3回夜間透析を行い、命を繋いでいます。

今思えば、母校・慈恵医大に拾われ、医学生としての教育を受け、卒業後は臨床医として母校に一人前に育てていただきました。東京都大田区で開業以降は、同窓に囲まれ、安心の日々を過ごしてまいりました。今回も母校に命を拾っていただき、母校・慈恵医大に深く、深く感謝致します。
今まで通り「病気を診ずして病人を診よ!」の精神で、第二の人生を懸命に生きるつもりです。

※母校の同窓会新聞(慈大新聞)に投稿・採用された原稿です。
私が入院したのは、写真の建物の上から2つ目の20階病棟でした。

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