善霊と悪霊
以前にブログの中で、私が先にあの世に行って、妻を待っている夢の話しをしました。
今でもそのような話しをします。いつか必ず死が訪れます。慢性腎不全という難病の夫の私と、八歳年下の長命家系の妻との夫婦ですから、どう考えても私が先に死ぬはずです。その際に、妻から「自分がボケる前に必ず迎えに来てね」と、言われています。
しかし奥さんの希望で迎えに来た時に、妻の心境がどうなってるかによって私の立場は天と地ほど違います。迎えに来た私の霊は、「善霊」と呼ばれる霊です。その時に奥さんが喜んで昇天してくれれば問題はないのです。
でも高齢であっても、私の死後、周囲の環境が変わり人生が楽しくて、まだ生きることに執着しているのであれば、迎えに来た私の霊は、妻にとっては不都合な悪霊・死神になってしまいます。迎えを拒否されるばかりでなく、「悪霊退散」のお祓い祈祷をされてしまうかもしれません。あの世から迎えに来るエネルギーは相当なもので、帰るためのエネルギーはギリギリかもしれません。そのような状況で祈祷された私はエネルギーが消滅し、成仏できない地縛霊となって、この世をさまようかもしれません。
ですから、私は迎えに行くためのタイミングを充分に見極めなければなりません。悪霊退散されたくはありませんから。私の現世もあの世も苦労が絶えませんね。
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コメント
101歳で亡くなった私の叔父が亡くなる少し前に病院で「おかあちゃんがいる」(私の祖母)と私に言いました。私には何も見えません。叔父は全く痴呆も認知症の症状もない人でした。
今までに叔父が祖母のことを「おかあちゃん」などと言ったことは聞いたことがありません。
101歳の老人が「おかあちゃん」と言ったことが驚きでした。
私がおばあちゃんなどいないと言ったら「そこにいるやないか」と叔父は笑っていいました。
もちろんボケてなどいませんでした。
その時からお迎えというのは現実として存在するのだと思うようになりました。
☪️回答
善霊、お悪霊も紙一重ですね。
投稿: 京都在住 | 2017/07/27 08:52