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元気なご婦人ほど男性ホルモンが多い?

会話の少ない冷めたご夫婦の円満になるための方法がテレビで紹介されていました。
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その際に、ご夫婦各々のホルモンを測定しました。驚くことに、奥さんの方が、ご主人よりも男性ホルモンが断トツに高かったのです。
このご婦人はキャリアウーマンで、男性に負けじとばかりにバリバリ働く管理職で、常にストレスが溜まっている人でした。

この例から分かるように、中高年になるとご夫婦の男性ホルモンが逆転することがあります。理由として、男女ともに更年期に入ると男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れるのです。すると、ご主人は睾丸が老化のため男性ホルモンが低下して女性化し、奥さんは卵巣が老化のため女性ホルモンが低下して男性ホルモンが増加し、男性化するのです。ところが、副腎は老化しないので、男性では女性ホルモンが十分に作られ、女性では男性ホルモンが十分に作られるのです。その結果、ご主人は奥さんが男っぽく感じ、奥さんはご主人が女々しく感じてしまい、最終的には熟年離婚に発展してしまうのです。

女性の場合、更年期の前後にストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどにより、女性ホルモンのバランスがさらに乱れるのです。また副腎から分泌する男性ホルモンの分泌量が増すのです。副腎からの男性ホルモンは、睾丸で作られる男性ホルモンに比べて力価が高いのです。そして仕事を頑張れば頑張るほど男性ホルモンはたくさん分泌されるのです。男女ともに、仕事のできる人、活動的な人ほど男性ホルモンは高いのです。男性ホルモンは別名、「元気になるホルモン」と呼ばれています。

Img_0103男性ホルモンが増えると、人格が変わります。
ヒゲが生え、体毛が濃くなる。肌のキメが荒くなり、皮脂が増加する。体臭が発生、薄毛になる。生理がこなくなる。イライラし性欲が強くなる。国体やオリンピックに出場する女性が、たとえ十代であっても生理がなくなったり、ヒゲが生えるのは有名な話です。

以上のことから、男性ホルモンを減らす方法は、予想できますよね?
❶まずはホルモンバランスを整えることを心がける。大豆イソフラボンを服用する。
❷ストレスをためない。レクレーション、瞑想や座禅を習慣とする。
❸栄養バランスのよい食事をとる。無理なダイエットをしない。
❹睡眠をしっかり取る。
❺過剰な運動はしない。適度な運動に。
❻保険外ですが、男性ホルモンを抑える前立腺肥大症の治療薬の服用する。例えば、アボルブやAGA男性型脱毛症の治療薬剤であるプロペシア、ザガーロなどです。

何事もほどほどが肝要です。

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コメント

おはようございます。

49歳女です。
アボルブを飲み始めてから間もなく3ヶ月になろうとしています。
飲む前よりも調子良いです。
ありがとうございます。

ですが尿道痛が、どうしても取れないためリリカも手放せません。

アボルブを中止しプロペシアもしくはザガーロを飲んでみるという選択肢はありますでしょうか?

宜しくお願い致します。
【回答】
ザガーロはアボルブと同じ薬です。
プロペシアは違う薬ですが、アボルブよりも弱い薬剤という印象です。

投稿: | 2017/07/10 06:59

ご回答ありがとうございます。

投稿: | 2017/07/10 13:04

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