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美女と野獣

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奥さんの許しを得て、久々に品川プリンスシネマに一人で映画を見に行きました。
今一番の「美女と野獣」を観ました。
主役のベルが以前に見たことのある女優さんと思って、プログラムを見たら、ハリーポッターに出演していた女の子でした。

心無い王子を懲らしめるために、魔女が王子とその使用人すべてに魔法をかけ、王子は醜い野獣に、使用人は家具調度品に変身させられたというお話です。その醜い野獣を心から愛する女性が出現しないと魔法は解けないのです。

これを観ていた私は、自分にかかった魔法は、死ぬまで消えないと思えてしまいました。週3回透析ベッドに4時間縛られ、食事制限と水分制限を受け、行動範囲も狭められ、物は歪んで見え、平衡感覚が不安定のためステッキを離せないという数々の不自由な生活を強いられている、この環境を悪意に満ちた魔法と考えても不思議ではありません。

これまでに、中学生の頃見た古いフランス映画、その後のディズニーのアニメ、劇団四季、ニューヨークのブロードウェイ、最近ではBSで新しいフランス映画と、今回で6回目の鑑賞になります。内容も充分に承知していましたが、今回ほど「こころ」を動かされたことはありませんでした。鑑賞する者の環境や置かれた立場によって、変わるものですね。

Bb
イケメンの王子が醜い野獣になったという状況と、泌尿器科医の私が腎臓を病んで腎不全なったことを考えると、野獣と自分が重なり、私は何を頑張れば、この物語のように魔法が解けるのだろうか?と思いました。野獣がベルを好きになり、ベルが野獣のことを愛してもらえる可能性はほとんどないと自虐的なり、自暴自棄の心情に野獣はなるのです。この時の野獣の気持ちと、私の気持ちはシンクロし、目がウルウルしていました。

魔法を解くために野獣や周りの家具調度品たちが努力したように、私も自分に課せられた仕事を頑張るだけです。

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