コア・マッスル
病後で筋力が低下して、日常の生活の中で動作や動きに安定感を感じません。
毎日ウォーキングしても筋力は今ひとつです。以前から持っていた鉄アレイで上半身を鍛えても、二の腕と胸の筋肉が多少鍛えられるだけで、体の安定性に結びつきません。
体の安定性を確保するためには、コア・マッスルやインナー・マッスルを鍛えなければならないことが分かりました。コアマッスルは、定義が定かではありませんが、骨盤や背骨に付着する筋肉群、例えば、腹横筋、多裂筋、菱形筋、広背筋、腸腰筋、脊柱起立筋など普段では筋肉として認識できない部分です。
そのコアマッスルを鍛えるのに有効なのが、ケトル型鉄アレイです。ロシアで考案されたトレーニング器具です。おそらく、ヤカン(ケトル)に水をいっぱいに入れ振り回していたのが、始まりでしょう。ケトル型の鉄アレイは重さがいくつかあり、4kg、8kg、12kg、16kg、24kgなどです。
私は初心者なので8kgのケトルを購入しました。
この重い鉄の球を両手で持ち、背筋を伸ばして前後にブンブン振るのです。
鉄の球の遠心力に負けないようにするためには、全身の筋肉をバランス良く使用しなければなりません。これでコアマッスルが鍛えられるのです。
10回の動作を5セットが基本らしいのですが、私には当分無理でしょう。動作はとても単純ですが、遠心力に振り回されて、「オットト」という感じになります。単調な動作に飽きっぽい私が続けられるか疑問です。
医師で健康オタクの私が、慢性腎不全になり、このようなトレーニングをしなければならないとは、運動嫌いの私が情けない・・・トホホです。
【後述談】
始めてから1週間過ぎましたが、大分体が安定しました。続けるべきですね。
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