犬の想像妊娠
妻が、2匹の飼い犬のココとルルを連れて朝の散歩をしていると、いつも一匹の飼い犬(ダックスフンド)を連れて歩いている主婦の方が、新しく仔犬含め2匹を連れて歩いていました。
「新しくお買いになったんですね?」と声を掛けたら、「仕方がなく買ったんです。」と返事が返ってきました。
妻は「???」と思いましたが、その主婦は次のようにお話になったそうです。
最近、ダックスの乳首が大きくなり、お乳らしきもの分泌し、お腹が大きくなりました。当然、病気になったと思い、すぐに獣医さんに診察を受けました。「想像妊娠ですね。」と説明されたそうです。自宅で飼っていて、妊娠のチャンスはありませんでした。雌犬は生理の度に人間と同じように黄体ホルモンが分泌されます。その分泌が長期間に渡ると、乳腺が発達し、子宮内膜が肥厚して妊娠と同じ状態になるのだそうです。そうならないためには、本当に妊娠させるか、去勢するしか方法はないそうです。
ところが、その獣医の先生は、「仔犬を飼うと良いでしょう」とアドバイスされたのです。そこで、近くのペットショップで子犬をを購入しました。犬種はダックスフンドはありませんでしたが、二人を合わせると、ダックスフンドは嬉々として仔犬に近づきました。
紙箱にバスタオルを敷き詰めたら、仔犬を連れて直ぐに入り、母子の雰囲気を醸し出しているではありませんか!仔犬も目の前の乳首を吸い始めたのです。まるで本当の親子のようです。
女性ホルモンは、本当に母性本能を増幅させる証明ですネ。
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