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下部尿路の不定愁訴の治療

❶下部尿路症、例えば、慢性膀胱炎、慢性前立腺炎、間質性膀胱炎、過活動膀胱、膀胱疼痛症などの患者さんは、メインの症状,主症状の他に、不定愁訴(ふていしゅうそ)がいくつもあります。例えば、痛み、痒み、痺れ、ひきつれ感、膣の痛み・痒み、睾丸の痛み・痒み、尿もれ感、尿道のムズムズ感・痛みなどなどですしかし、そのことを主治医に一生懸命に告げても、理解してもらえず、気のせいと判断されてしまいます。患者さんの訴えは、常に正確で正しいと思わなければ、医師は務まりません。肝に命じることです。

❷これは、決して気のせいではなく、本当に感じている症状の感覚なのです。この感覚は、実は膀胱三角部の過敏さが、作っている感覚なのです。前回解説した「膀胱の魚の目」が作る感覚なのです。膀胱三角部の感覚は、一般的に頻尿や残尿感ですが、刺激が強いと違う感覚に置き換わって、多彩な不定愁訴になるのです。

❸そこで、それらの不定愁訴を治療するためには、一般的な頻尿治療薬で対処できます。
代表的な薬剤が、ベタニス、ベシケア、ウリトス、トビエースなどがあります。ただし一発で効くとは限りませんから、いろいろ試さなければならないこともあります。

❹同時に、αブロッカーのユリーフやハルナールを併用したり、あるいは、前立腺肥大症の治療薬てあるアボルブやザルティアを併用すると、効果が倍増することもあります。これは、私の秘策です。どうぞ、お試しください。ただしご婦人の場合、自費診療になるので、少しお高いですが・・・。

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コメント

ザルディア、ハルナールを飲んでいます。
女性でもアボルブを飲むという選択肢はあるのでしょうか?
【回答】
アボルブは男性ホルモンを部分的に抑える作用があります。
女性にも、更年期を過ぎると、女性ホルモンが低下して男性ホルモンが優位になるので、アボルブでホルモンバランスが正常化して、症状が軽快するかも知れません。

投稿: | 2017/04/18 16:01

49歳、まだ月経ありますが、どうでしょうか?
【回答】
生理があっても更年期のど真ん中です。

投稿: | 2017/04/18 17:54

ご回答ありがとうございます。

投稿: | 2017/04/19 10:44

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