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六根清浄

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山岳信仰の行者が、道無き道の険しい山を登る時に、「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」を大きな声を出しながら登っていきます。私たちが思わず口にする「どっこいしょ」の語源とされています。
六根の「根」とは、下記を意味します。
眼根(視覚)
耳根(聴覚)
鼻根(嗅覚)
舌根(味覚)
身根(触覚)
意根(意識)
五感ではなく、六感です。私たちは、この六感で惑わされて、欲が生じて無欲になれないのです。苦しい時ほど、この六感が修行を惑わせるのです。

今、私は箱根にいて、朝のウオーキングで一番坂を登っている時に「どっこいしょ」と思わず口にしながら、二本のトレッキングポールを突きながら登りました。その際、「六根清浄」だと思いながら登りました。

六根清浄と聞くと、六道転生輪廻を連想します。六根とは、実は「六魂」ではないのでしょうか?生まれ変わって、人生の行いに応じて天界、人間界、畜生界、餓鬼界、鬼界、地獄界に魂が蘇た時に、例え地獄に落ちたとしても魂が清浄になりますようにという思いがあるのかも知れません。どんなに一生懸命に注意深く生きても、何らかの過ちはするものです。その過ちを閻魔さまの判断で地獄に落ちるかも知れません。てすから、どんな世界に魂が行っても清浄で有りますようにと祈るのです。

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コメント

今佐藤愛子さんの「人間の欲望」という本を読んでいます。
その中にご自分が北海道で経験された霊体験が書いてあります。詳しくは「私の遺言」という著書により詳しく書かれているそうです。佐藤さんは確信をもって魂の存在を信じておられます。人から馬鹿にされようともご自分の体験からくる確信がおありです。信じない人には議論をせずにそのままにされています。彼女が嘘をついているとはとても思えません。あの世のことを疑いなく存在するとおっしゃっています。
一度先生も是非お読みになってください。
私も今、甲状腺の検査をして考えることがどうしてもネガティブになってしまいます。
今月先生の診察に行こうと計画していたのですが、少し先のことになりそうです。

投稿: 京都在住 | 2017/05/01 09:52

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