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傷と前兆

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前回の転倒事故による頭の傷は、20日経過した今日、塞がりました。
緊急入院の際に転倒事故の事も主治医に話しましたから、頭部CT検査も追加し、硬膜下血腫がないことも確認済みです。
前回の転倒事故も、この2ヶ月の体調の悪さも、今回の緊急入院の前兆だったかも知れません。
前兆という言葉は、人間の通常の判定能力では、事前に予想出来ない場合に使われる言葉です。健康面で言えば、通常の診察検査では予想外、想定外の出来事です。神様が致死性の病気で、例えば、ガン、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などの人を殺そうとする時に使う手段です。

人を苦しめる手段として、原因の見えない病気の数々があります。例えば、慢性前立腺炎、慢性膀胱炎、間質性膀胱炎、心因性頻尿、膀胱疼痛症、過活動膀胱、慢性尿道炎、座骨神経痛など非致死性の病気です。通常の診察検査では、原因を特定出来ずに患者さんを精神的に苦しめようとする神様の試練の手段です。

試練には他のカテゴリーもあります。人間関係、経済的、容姿、能力、身分などいろいろです。神様は一見イタズラ好きです。振り回されないようにしなければなりません。

これらの試練を乗り越えることが出来れば、神様が希望する強い人間が誕生するのです。試練を与えられた人間は、ある意味、神様から選ばれし人間かも知れません。

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コメント

高橋先生、ご無沙汰しております。
毎日、HP拝見しております。
傷跡が痛々しく、また、今現在も苦しい状況にいらっしゃるのかと思うと、かける言葉が見つかりません。
今まで数えきれないほどの患者さんを救い続けてこられたのですから、今回は先生が救われる番だと信じています。
どうか一日でも早く穏やかな日々が戻ってきますように。

投稿: 千葉の女性患者 | 2017/02/23 05:49

先生のお苦しい状況を毎日注視しております。
クレージーキャッツの「ほんだら節」の「ひとつ山越しゃほんだらったホイホイ、もしとつ越してもほんだらったホイホイ越しても越してもほんだらったホイホイ、だから越さずにほんだらったホイホイ」
これは山頭火の詩のようでもあり、仏教の根本を言っているようにも取れます。
植木等さんは三重県のお寺の息子さんです。
もし山が越えられないときは、そのままにされているのが一番だと思います。
諸行無常、諸法無我からは抜けられませんが先生の状態から違う景色が見えるかもしれません。


投稿: 京都在住 | 2017/02/23 08:47

教えをいただきました。
ありがとうございます。
必ず乗り越えます。

投稿: カボスワイン | 2017/02/23 13:47

あまのじゃくな私は神様から選ばれなくていいから、この病気から解放されたいと強く思っています。

何年もの闘病生活で諦めた夢もあり出来なかった事もたくさん経験したつもりです。

もうこれくらいで許してもらえないか?
許されるためには自分は何をしたら良いか?

日々考えています。

仏教は苦を説いていると思います。
生きる事はままならない事の連続で生きる事は苦である
と教えています。

苦から解放される手立てはないのでしょうか

高橋先生、私が死んでも困るのは家族くらいですが
高橋先生にもしもの事があったら何万人という人間が
困る事でしょう。

高橋先生、どうか、生き続けて下さいね。


投稿: | 2017/02/23 21:40

先生とクリニックのスタッフの方々には薬でお世話になっております。先生の回復を祈念してやみません。

投稿: じんぱち | 2017/02/24 08:39

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