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第96噺(145噺中) 「AGEsとは」

Ages
糖尿病の世界では、AGEsという物質が問題になっています。
AGEsとは最終糖化生成物の略で、過剰なブドウ糖とタンパク質が結合した物質です。
では、血糖が高いと何故体に良くないのでしょう。
消費されないで血液中にさまよっている糖分は、AGEs(最終糖化生成物)に変化して、身体の隅々に付着します。イラストはAGEsが身体に影響する状況を示しています。つまり動脈の細部に至るまで動脈硬化を起こすのです。その結果、高血圧・脳梗塞・心筋梗塞・動脈閉塞症・糸球体腎炎・脳軟化症など、およそ血管に関係するあらゆる病気を併発するのです。

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動脈は、血管の振動、脈波によって絶えずストレスが掛かっています。1回のドッキンという脈波で血管壁の内皮細胞には70回の過速度のストレスが掛かります。1日に10万回の心拍数がありますから、毎日700万回のストレスが血管の内皮細胞に掛かることになります。当然、ダメになる内皮細胞が出てきます。骨髄は、その内皮細胞を補充するために、単球などの細胞を供給します。傷害を受けた場所には接着分子なるものが単球を補足して、内皮細胞に仕立てたり、マクロファージに仕立てて動脈硬化の成分にします。
糖尿病によって生じたこのAGEs(最終糖化生成物)は、内皮細胞になるための接着分子をブロックして、動脈硬化の成分であるマクロファージの接着分子だけになるので、動脈硬化がドンドン進むのでしょう。

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今までの治療では、このAGEsを直接抑える方法はありませんでした。インスリンや血糖降下剤や血糖排泄促進剤や糖吸収阻害剤などで、血糖を下げ、AGEsを産生を間接的に抑える手段しかありませんでした。
ところが、最近、このAGEsを直接下げてくれる新しいサプリメントが登場しました。それが「黒ガリンガル」というサプリです。
イラストのグラフを見て分かるように、ウコンや生姜にもAGEsを低下させる作用がありますが、黒ガリンガルはごく少量でAGEsを半分に低下させる効力を持っています。ウコンや生姜に比較してもダントツです。

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上のグラフは、一般の人には分かりにくいので、私が見方を変えて作ったのが、このグラフです。
中国産の土生姜の効果を基準に、他の生薬と比較してみました。黒ガリンガルは、土生姜の8.7倍の効能があります。

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この黒ガリンガルは東南アジアの山岳地帯で栽培されているウコン系の作物です。これを毎日食している山岳地帯の人たちの平均寿命が驚くべきものです。東南アジアの平均寿命は55歳~58歳なのですが、黒ガリンガルを毎日食している山岳地帯の平均寿命は何と85歳~88歳です。

詳細は、株式会社レーネ電話03-6206-1485 にお問い合わせください。

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コメント

糖尿病では無い人がこのサプリを摂取することで、血糖値の上昇を防ぎ、太りにくくなる効果が期待できるしょうか??
【回答】
血糖が高くなった副産物としてのAGEsの分解を促進するものであって、血糖を下げる効果はないでしょう。

投稿: ほえほえ | 2016/08/03 20:24

そうなんですね、残念。
回答ありがとうございました。

投稿: ほえほえ | 2016/08/06 12:54

横から失礼します。
糖尿病で飲まれた方は血糖値だけでなくHbA1cも下がっています。

投稿: | 2017/01/31 16:21

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