きれいなお姉さん二人
久しぶりに手術のない日曜日だったので、近くの映画館(品川シネマ)に行きました。
映画を見た帰りに乗車したタクシーの運転手さんとの会話です。
私が慢性腎不全で透析をしていることを話していたら、運転手さんも過去に腎臓を傷めたことがあると話されました。実は過去におおきな交通事故に遭遇した結果だったということでした。
50ccバイク(運転手さんの言葉で原チャリ)に乗って走っていたら、車にぶつかり、はね飛ばされ、反対車線の車に轢かれたそうです。運転手さんが36歳の時のことです。
フッと気づくと、目の前に二人の女性がいます。そして、次のような事を言われたそうです。
「これから私たち二人が、あなた様のお世話をいたします。」と。
絶世の美女と言う訳でもなく、都会で眼にする、27歳〜28歳の小奇麗な「お姉さん」という感じの二人の女性だったそうです。
しばらく、その世界を案内され、会話を楽しみました。そして気がつくと、病院のベッド上に寝ていました。
交通事故で肝臓破裂、腎臓破裂の重体で緊急手術になり、何とか一命を取り留めたそうです。
それ以来、死んでもあの世があると思えるようになったそうです。
二人のきれいなお姉さんは、誰だったのでしょうか?
【写真:MIKA☆RIKAより】
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コメント
貴重なお話ですね。
私は運転手さんが臨死体験をされたのだと思います。
臨死体験は古くは「今昔物語」や柳田国男さんの「遠野物語」にも実体験として出てきます。
私の義母や知り合いからも聞きました。
以前京大のカールベッカー先生の研究室を訪ねてお話をお聞きしたことがあります。
先生は道元の「正法眼蔵」を全巻揃えて研究されるほど日本人以上に禅についての見識がおありです。
先生は間違いなく来世を信じておられるように感じました。
私はまだ半信半疑で立花隆さんの脳と臨死体験の関係の感覚が理解できます。
まだまだ脳については未開のことが多いのでこれからが楽しみです。
玄侑宗久さんにもこのことを尋ねたのですが、あの世については釈尊は「無機」とだけおしゃっていると言われました。
「無機」とは「わからない」か「ノーコメント」かどちらですかと聞いたら、「ノーコメント」ですとおっしゃっていました。
投稿: 京都在住 | 2016/03/28 08:39