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ご夫婦

ご夫婦で受診される方が結構な人数でいます。
カップルは若いご夫婦もいれば、ご高齢のご夫婦もいます。
ほとんどのカップルが、ご主人が患者さんで奥さまが付き添いです。ご主人の多くが言葉数が少なく寡黙な人で、奥さまは明るくて元気だというのが私の受ける印象です。

ご主人の病気は、慢性前立腺炎、前立腺肥大症、前立腺癌がほとんどで、患者さんに病気が暗く影を落としているという感じです。その患者さんを支えているのが明るく元気な奥さまです。私も含めて男は弱いものです。対外的には一見強い男でも、いざ自分のこととなるとからしきダメです。奥さんあってのご主人というのが私の本音です。

奥さまが患者さんで、ご主人が付き添いというカップルは、ごく少数です。ご婦人は病気になると、自分で何とかしようとご主人に頼らず、おひとりで来院されるケースが多いものと推察します。

カップルには親子もいます。お母さんやお父さんが患者さんで、付き添いが娘さんか息子さんという組み合わせのカップルです。親の苦しみを見かねたお子さんがインターネットで高橋クリニックを探し出し、来院するというパターンです。

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コメント

この記事を読んでいてまるでうちの夫婦だと思いました。
2月1日に受診させていただいた光景そのものですね。
今日月一回のホルモン注射をしました。
PSAが9.06から0.623に約2ヵ月でなりました。
アボルブとホルモン注射で治療中です。
私は船オタクなので飛鳥2に家族と乗船の予定です。
生きているうちに楽しいことを精一杯するつもりです。
先生が入院されていた時がちょうど私が生検を薦められていたその時でした。
生検を拒否しても先生の所へ行けなかったということです。
運命というものは恐ろしいものだと実感しました。
どうあがいてもなるようにしかならないのでしょうね。
自宅の傍の建仁寺という臨済宗の大本山(一休さんや道元さんがいた)を毎日歩いて先輩達の思いにふけっております。
先生のお身体が許せば京都をご案内したいと思っております。

投稿: 京都在住 | 2016/02/19 22:49

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