プラズマ療法研究会 第五回
入院前から依頼があり、11月28日土曜日に、東京駅八重洲口近くの会議室でプラズマ療法研究会の講師を務めました。
私に与えられた時間は20分で、簡潔に解説するように、入院中の病室でパソコンを持ち込みせっせとスライドを作成していました。
内容は、前半がプラズマ療法による子宮頸がんの予防対策について、後半がプラズマ療法による壊死組織再生促進作用について解説しました。
プラズマ療法は電子パッドから大量の電子を体に照射し、体内の水分中の色々な分子を強制的に電離させます。この状態をプラズマ状態といいます。プラズマ状態になった酸素O2や窒素N2が一時的に一酸化窒素NOになります。一酸化窒素はウィルスに対して毒性を持ちます。反面、血管に対しては弛緩させるので血流が改善します。
この作用を利用してヒトパピローマウィルスが病気の原因である子宮頸がんを予防し、血流改善によって組織再生力を促進出来た症例をプレゼンテーションしました。評判は上々で懇親会では名刺交換と質問責めに会い、ひと段落したところでビュッフェで食事しようと思った時点では、食べ物は何も残っていませんでした。
仕方なく、会がお開きになってからタクシーで帝国ホテルに行き、レストランでコンソメスープと帝国ホテルオリジナルのシャリアピンステーキを食べました。久しぶりのシャリアピンステーキが美味しかった!
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コメント
記事が更新されていると、とてもうれしく心から安心します。
便利な世の中になりました。
こうして瞬時に人々と会話する事が出来るのですから。
しかし、でもやっぱり私はメールよりも電話よりも手紙よりも何よりも人というのは目を見て話す生きものだと思っています。
仕事で疲れると高橋クリニックに行きたくなります。
その理由がわかりました。
やっぱり人間は目を見て話して、あたたかい気持ちが欲しい生きものなんじゃないかな?って事です。
先生が一日も長く現役の医師でいて下さるよう祈る毎日です。
投稿: | 2015/12/08 21:24