今日手術した患者さんの経歴が驚くものでした。
ご両親がお医者さんで、ご本人は灘高校卒業で、現役で慶応大学医学部に入学しました。ご両親は大喜びだったそうです。
ところが、彼には夢があり、どうしても鉄道の運転手さんになりたく、慶応大学を3年生で中退し、JRの就職試験を受け、晴れてJR山手線の運転手さんになったそうです。当時、JRの試験官は彼の履歴書を見て驚いたそうです。「本当に大学をやめるのですか?」と念を押されたそうです。
ご両親の落胆は想像できます。しかし、親の反対を押し切って、自分の夢を貫き通した信念には、本当に頭が下がる思いです。
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