第86噺(145噺中) 「サイボーグ」
サイボーグとは、サイバネティック・オーガニズム(CYBernetic ORGanism)の略です。自動制御系の技術(CYBernetic)と生命体(ORGan)を融合させたものを指すそうです。
生命維持の為に、臓器や組織を人工的なモノに代替えさせた人体・生命体を意味します。私が少年の頃に愛読した石ノ森章太郎の漫画サイボーグ009 が有名です。その後、仮面ライダーやロボコップなども「サイボーグ」の範疇に当たります。
最近つらつら思うに、私はサイボーグ?と思うようになりました。なぜなら、私は白内障で視覚障害を来したので、アクリル製の人工レンズを埋め込みました。今回は慢性腎不全になり命の危険が迫ったので、腹膜透析のためのカニューレ(カテーテル)を留置したのです。快適な私の生命維持の為には人工物が必要になったのです。これはまさにサイボーグです。サイボーグ009ほど超人ではありませんが、普通に生きるためにサイボーグ化したのです。ある意味、私は最先端の未来型人間になったのかも知れません。
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