夢の中
【インターネットで見つけたインドの列車事情】
気が付くと、私は友人の医師と一緒に、走る列車の外にしがみついているではありませんか。その友人は臓器移植ネットワークの創設に尽力し、初代の臓器移植ネットワークの理事長に就いた山川和夫先生です。とても聡明な内科医で、同じ職場で仕事した時には公私にわたって指導を受けました。
その彼に「奥さんとの別れの辛い気持ちが、今の私にもやっと分かりました。」と言いながら、必死に走る列車にしがみついているのです。
と、その時に目が覚めました。夢の出来事だったのです。山川和夫先生は58歳の若さで惜しくも急死され、この世にはいない人です。当時は、彼が亡くなられたことを非常に残念に思いましたが、奥さまとの別れを同情はしませんでした。
しかし、私が腎不全になり、死を身近なものに感じて初めて共感できる気持ちが湧いて、夢の中で感じたのでしょう。走る列車の外にしがみついている恐怖感を死への恐怖感にシンクロさせているのかも知れません。
【インターネットで見つけたメコン川の写真】
高田馬場にある実家の勝手口を開けると、そこには向こう岸が見えないくらいの大きな河が広がっています。道着?を着用した3人と若い僧侶1人の4人1組が紐で直列に繋がれ、僧侶を最後尾につなげて泳いで行きます。同じような組み合わせのグループが次々に川に入り、向こう岸に向かって泳いで行くではありませんか。
そろそろ私の順番が回ってきて、私も道着を着て準備し、同じように泳がなければなりません。
と、ここで目が覚めました。高田馬場の実家は建て直して、すでになく、私の見た懐かしい勝手口はもう存在しません。実家のすぐ近くには歩いて20分くらいのところに確かに神田川がありましたが、大河ではありません。今はきれいですが、子供のころは「どぶ川」でした。妻にその話をしたら、「きっと三途の川よ!泳いで行かなくてよかったのよ!」と言われてしまいました。
河を渡り切った場所に崖がそびえ立っています。全体が石灰岩でできているのか真っ白の崖です。
よく見ると、その崖のスロープに点々と丸い穴が道のように並んでいます。途中から2本に分かれ、さらに上部の道が2つに分岐して、全部で3本道に見えます。道の先にはそれぞれ洞窟に連絡しているようです。
私は一番下の道を歩いています。石灰岩のくぼみのような道なので、痛くて歩きにくいかなと思いきや、普通に歩けます。洞窟にたどり着きました。そして洞窟の中を入ると・・・「!・・・?」
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