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嬉しかったこと、悲しかったこと、解決したこと、怒られたこと

Bookgakui3
今日はいろいろなことがありました。
昼休みにレターパックが届き、書籍が3冊入っていました。5年前に私が内視鏡手術した患者さん(脳神経外科医)の著述の書籍でした。書籍は3部構成で、第1巻「慢性前立腺炎」、第2巻「線維筋痛症」、第3巻「顎関節症」です。第1巻「慢性前立腺炎」には、私の考えや内視鏡手術を受けた感想や結果が詳細に記述されています。これが嬉しかったことです。

私が何度も内視鏡手術した患者さんが、インターネットの中で私のことについてのネガティブ記述を見つけました。手術をすると症状が軽快するので、自殺企図もあり患者さんに請われるままに何度も何度も手術をしました。その都度、感謝感激されていたにもかかわらずです。最近、再度手術の申し出がありましたが、私も慢性腎不全で闘病中でもあり今手術の予定が一杯なので9月まで様子をみて欲しいと告げました。すると膀胱を取りたいからから紹介状を書けと言ってきたので、断ると、その結果が・・・。これが悲しかったことです。

平成22年に刑務所から診療情報提供書を求められました。実は平成20年に内視鏡手術をして慢性前立腺炎症状が軽快した患者さんが刑務所に服役していていたのです。刑務所の環境が合わなかったのか?再び慢性前立腺炎症状が再発して、刑務所で私の内視鏡手術を受けたいと要望を出したのでした。さすがに刑務所はこれを却下し、患者さんは悶々と症状に耐え忍び刑期を終え無事出所しました。そして先日待望の内視鏡手術を受け、本日膀胱留置カテーテルが抜け、自己排尿が可能となりました。これが解決したことです。

3か月に1度、中野駅前にある歯医者さんに歯のケアで通院しています。新宿で山手線から総武線に乗り換えた時に、乗ってすぐ中学生の男の子に座席を譲ってくれたのです。はじめはピンときませんでした。なぜなら、いつもは私が立ち上がる方でしたからです。『エッ私?』とビックリしました。丁重にお断りして、何度も感謝しました。その話を自宅に帰って妻子に話したら、怒られてしまいました。その男の子の気持ちを考えたら座席に座るべきだった・・・、他人の気持ちがわからない人だ・・・と、これが怒られたことです。


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コメント

患者さんブログみました 19回も内視鏡手術を受けて改善しないとは、、 よほどひどい症状なのでしょうか 19回もする途中で何か手がうてなかったのでしょうか
【回答】
手術する毎に痛み症状と自律神経症状が劇的に改善したので、手術を行いました。
患者さんが症状が強いと自殺企図が出るので、なるべく便宜を図り、休日などにも手術を実施しました。
手術をするたびに、感謝感激され、「神の手」とまで持ち上げられたのも、私の油断でした。
私も腎不全で、いろいろな手術の予定をこなすので精いっぱいのところ、9月まで待ってと言ったところ、今回の顛末になりました。

投稿: 慢性前立腺炎 | 2015/08/01 01:23

高橋先生にお世話になっている患者です。

上記のコメントに少しイラッと。
なぜ素人の出どころのわからない言葉や記事を信じて、高橋先生の言う事を理解できないのか?
私には理解不能です。

その一方、皆が高橋先生に殺到したら私は困るので、逆にありがたい現象です。

投稿: | 2015/08/01 10:28

プラズマ中、診察室から高橋先生と患者さんの会話が聞こえてくる事があります。自分の診察の時より、はるかに、はるかに高橋先生の患者さんを真剣に思う気持ちが伝わってきて、私もこのように真剣に診てもらっているのだなぁ‥‥と、改めて感謝の気持ちが湧きます。

遠くから飛行機や新幹線でいらしている患者さんに遭遇すると私同様に皆さんも藁をもつかみたいお気持ちなのだと強く感じます。

「僕は藁か?」と、笑っていらっしゃった高橋先生。
先生も人間ですから心折れそうな日もあると思います。が、お身体に気をつけながら頑張って下さい。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: | 2015/08/01 19:15

「タクシーの運転手さんって大変なんだよ。激務で早死にする人、多いんだよ。」

わざわざご家族の分とは別に購入されたド—ナツを差し入れされてからタクシーを降りたという話を聞かせてもらい本当に驚きました。
何故なら世の中の医師たちは百円、二百円の物をやり取りするはずもなく、むしろ、そんな安い物なんてバカにしていると思っていたからです。

「ド—ナツで泣けるあなたって‥‥。」
高橋先生に呆れられた?私。
ド—ナツに思いを込め、それを渡せた高橋先生の一般人的なお人柄がとても羨ましかったのです。

投稿: | 2015/08/01 19:55

患者さんブログみました
なかなか大変ですね 先生の答えとしては人工膀胱の紹介状をかいてあげるということでしょうか?
【回答】
そうですね。

投稿: 慢性前立腺炎 | 2015/08/02 12:01

高橋先生お世話になります。

患者さんのブログ読みました。医師と言う仕事の難しさを垣間見た気がします。
特に高橋先生に置かれては教科書に書いてない治療方針を行っているだけに、自分を信じて身を任せる患者さんに強い責任感があったのだろうとお察しします。
 患者さんの気持ちもわからなくも無い気がします、高橋先生もいろんな思いが有ると思います。
しかし、一つだけ真理なのは信頼関係が崩壊した時は付き合いを放棄する時だと思います。
医療にかかわらずすべての分野で。
 

投稿: | 2015/08/03 18:25

「やれやれ。」「さてさて。」と、
よく口にされる高橋先生。

真の人格者たちは上に行けば行くほど
親しみやすく礼儀正しく威張ったところが少しもなく、だから人が寄ってきやすく‥‥というのが私の印象です。

高橋先生を例えば駅で、例えばデパートでお見かけしても高度な技術をお持ちの医師だなんて何人の人が思うだろう‥‥?

職場で昇進した人が急に自分の力を知らしめようとしたり急に態度を変えたりするのを見るにつけ、なんてかわいそうな人なのだろう‥‥と、思う。そんな立ち振る舞いをしていたら足元すくわれるだけなのに、と、思う。

人格的にすぐれた人というのは藤の花のようにコウベをたれるもの。
藤の花と高橋先生が重なって見えるのは私だけではないと思います。

投稿: | 2015/08/09 18:35

「人間はあたたかい気持ちがほしいもの。人間は良い言葉を聞きたいもの。それはいつの時代も同じ。どんなにITが発達しようと変わらない。何故ならば人間は動物だから。」と、私に話して下さったのは今、働かせてもらっている会社の会長。

一日でも早く治りたい。一日でも早く普通の生活を送れるようになりたい。と、その一心で高橋先生のところに通わせてもらって、ちょうど一年経ちました。
笑いあり涙ありの一年でした。
一年間、先生はもちろんの事、スタッフの皆様にも本当に良くしていただき折れそうな心を支えてもらいました。
馬込まで通う必要がなくなる日を心待ちにする反面、通う必要がなくなったら、どっと寂しくなるんだろうな‥‥と、思います。

先生とスタッフの皆様にお会いする度、会長の言葉を噛みしめている私です。

皆様、良い夏休みを。

投稿: | 2015/08/13 16:33

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