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第62噺(145噺中) 「治る病気」と「治らない病気」

患者さんとお話ししていると、病気が全て治るのが当たり前だと誤解されています。
では、確実に治る病気には何があるでしょうか?
一般の人がかかる病気で一番多いのが風邪、感冒、急性感染症でしょう。これにはインフルエンザも腎盂腎炎も性行為感染症も入ります。
次に多いのが外傷です。打撲、捻挫、骨折などがあげられます。それ以外の病気で確実に治る病気は存在しません。例えば、高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、甲状腺炎などは一生お付き合いしなければなりません。
日本人の死因のトップが癌である事から考えれば、癌も不治の病ということになるでしょう。癌から生還している人が存在しているのは事実ですが、マスコミで癌の告知をしていた有名人が、その後ことごとく亡くなられた報道を見るにつけ、生還する人はごく少数であることが分かります。
例えば前立腺ガンのように比較的予後が良い癌に関しては、そっとしておくのが良策の場合もあります。しかし、癌がコントロールされているからといって油断は出来ません。長く治療する覚悟が必要になります。

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