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第60噺(145噺中) 「腸内フローラ(腸内細菌叢)」

Flola腸内細菌を調べてみると、健康な人の腸内細菌叢では、まるでお花畑のように種類の事なる細菌が整然と存在しているそうです。その様子を表現するために腸内フローラと呼びます。ちなみにフローラとは、ギリシャ神話に登場する花の女神で春の豊穣の神様てす。

現実の腸内フローラには1000種類、100兆個の細菌が存在すると言われています。人間の細胞はたった60兆個ですから、腸内フローラを軽視することは出来ません。ある意味、一つの臓器、宇宙を形成していると考えることも出来ます。

さて、私たちの腸管は細菌が生息しやすい環境を準備しています。準備しているにも関わらず、食生活の乱れなどで腸内フローラの環境を台無しにすることで健康を害しているのかも知れません。

Bactflola腸内フローラの細菌は乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌と大腸菌などの悪玉菌の他に、どちらとも言えない嫌気性菌などの日和見菌が存在します。腸内の菌の割合は、善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1が理想的と言われています。しかし、加齢とともに善玉菌の割合が減り、悪玉菌の割合が増えるそうです。すると日和見菌が悪玉菌に味方するので、腸内バランスは極端に悪くなるというのが通説です。加齢とともに腸内細菌のバランスが悪くなり、それに呼応するかのようにいろいろな病気が出てきます。したがって腸内フローラの改善が病気予防、あるいは健康高齢者になるヒントがあるのかも知れません。
【図】Gakken Hit Mook 腸内フローラ健康法より

腸内フローラを健全な状態にするために、食生活に気を配らなくてはなりません。食物繊維のものを多く撮る、乳酸菌食品や発酵食品を積極的に摂る、オリゴ糖などの甘味料も摂取するなどです。食物繊維は善玉菌のエサになります。オリゴ糖も善玉菌の栄養になります。ヨーグルトなどの乳酸菌食品には乳酸菌やビフィズス菌が豊富に含まれています。「ウンコ」がモノ言う時代になりました。健全なうんこが健康のカナメです。

【参考】
嫌気性菌は、我々好気性生命体の以前から存在する太古の生命体である。
生命発達の歴史から言えば、嫌気性菌の方が我々人間よりもはるかに先輩に当たる。

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