拾った命?
退院日の午前2時23分頃、病室のベッドでグッスリと寝ていた時、枕の右上から「はい!」と妻の声がしました。右上を振り返ると、目の前に箸を持った白い手があり、小さな「葉っぱ」のようなものをつかんでいます。
その小さな「葉っぱ」のようなものを私が右手の親指と人差し指で摘まんで、左側の夜間照明の下で確認しましたが、何も見えません。『妻から命を拾ってもらった?』と、そんな気がしたので、指で摘まんだものを口に含む仕草をして、そばにあったお茶で流し込みました。
当然、その場に妻はいる筈もなく、明らかに夢だったのですが、縁起をかついで、そんな行動をしました。退院の迎えの車の中で、このエピソードを妻と娘に話したら、「パパの命は葉っぱなの?」と笑われてしまいました。藁をも掴みたい私の気持ちの現れでしょう。
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コメント
先生、お世話になります、退院おめでとうございます、夢での葉っぱは薬草では?と思いました、夢も現実です奥様のお力の現れだと思います、本当に良かったです
投稿: けんじ | 2015/02/08 10:57
診察中、日本全国から先生にお電話がじゃんじゃんかかって来て
「皆さん私と同じで藁をもつかみたいお気持ちなのですね。」と、言った私に
「僕は藁か?」と、笑っていらっしゃいました。
人間は誰しも弱い者。
しかし、誰しも弱くも強い者であると私は思っています。
目には見えなくとも日本全国からの皆さんの思いが先生に届き、きっときっと
大きな力を生み出す事と思っています。
投稿: く | 2015/02/09 10:24
診療を再開された先生のお顔を拝見でき、とても安心しました。
入院直前の先生よりはるかにお元気になられたご様子にとても驚きました。(医学の力というのは凄いですね。)
ある時、直木賞作家がTVで
「世の中、本当の大金持ちや飛び抜けた美人という者は嫌味がない。」と、話していたのを覚えています。
先生と話させてもらっていると突き抜けてある域まで行かれた崇高な方というのは威張ったところが微塵もなく逆に親しみやすいのだなあ・・・・と、いつも思います。
私自身、病気になってしまった事は不幸かもしれないけれど
やっている事は不幸ではないと思っています。
先生、どうぞ無理なさらないで下さい。
お疲れ様でした。
投稿: | 2015/02/09 20:43