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第28噺 (145噺中) 「注射針」

Hariinj注射の針は写真でご覧のようにとても鋭利な針です。
鋭利には理由があります。硬い皮膚を切って、さらに血管を切って採血や薬剤注入をしなければならないからです。

Harisinkyu鍼灸(しんきゅう)の鍼は、注射の針に比較すれば痛くありません。
なぜなら、写真のように鋭利ではなく、放物線を描いた先端だからです。組織を切ることなく分け入る感じです。血管や神経の傍を針先が通っても、血管や神経が放物線の形状で避けてくれるので、出血も痛みも少ないのです。

Harika2自然界には痛くない針を持った生き物がいます。
蚊は針状の口を利用して吸血行為しますが、その際に痛みは感じません。蚊の口はイラストのように複雑な形状をしています。吸引吸血するための細い針が真ん中にあり、その両側にまるで鋸(ノコギリ)のような道具が装着されています。

Harikaこの鋸のような道具が左右前後に小刻みに振動して、細い針が深部に侵入できるよう仕掛けなのです。このギザギザの鋸のお陰で、人は痛みを感じないらしいのです。

Haridmこの蚊の針をヒントにした針が作られています。
糖尿病の血糖測定の時に、大人も子供も1滴の血液が必要になります。皮膚にチクッと刺すのですが、大人でも嫌なものです。子どもなら尚更嫌がります。もしも痛くない針があればどんなに嬉しいことでしょう。それが蚊の口をヒントに作られたギザギザの形状の針なのです。この商品は子供にも大人にも大評判のようです。

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