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バグ

単純なコンピュータブログラムソフトにはバグは出ないが、複雑なソフトになればなるほどは必ずバグが出る。
一つのブログラムソフトが製品として完成するまでには、たくさんのバグを修正処理しなければならない。
バグには、プログラム論理が未熟な論理的バグと、人為的ミスである誤記バグに分けられる。どちらにしても、そのままではプログラムは完成しない。
人間も含め動物の脳はタンパク質で出来たプログラムソフトである。コンピュータのようにプログラム言語ではないが、ニューロン(神経単位)同士がシナプス結合でネットワークを構築したハイブリッドプログラムである。
スーパーコンピュータを凌ぐ高度な脳のプログラムソフトから生じる筈のバグは、どのようにして修正処理されるのであろう。人工的に作られたプログラムではないから、バグを修正する存在はない。
バグが修正されていないとするなら、未処理のバグはどうなるのか?
もしかすると、発育の段階で脳の中で未処理のバグが集まり、「心」を形成すると考えたら面白い。そして、その後の脳や脊髄中枢に出て来たバグは「病気」の原因になっているのかも知れない。
治療者としては、バグをコンピュータのように簡単に書き直しや消去する事は出来ない訳だが、不愉快なバグを抑え込むプログラムソフトを作るように治療法や治療タイミングを考案すれば良い事に気付く。

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コメント

バグで慢性前立腺炎においては不快な痛み系や頻尿などを押さえ込むプログラムソフトをつくるような手術や薬治療が本質なのでしょうが。なかなか私みたいな素人には難しいですが 高橋先生はそのような視点からいろいろな本質的治療を考えているのでしょうか?
【回答】
はい。』

なにか慢性前立腺炎においても脳のプログラムエラーから多彩な症状が出ているように感じています 病気と脳と心はイコールに近い密接な関係があるように思えてなりません。

投稿: 慢性前立腺炎患者 | 2013/05/21 21:26

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