人の顔
開業医になった1990年から2013年の今年4月までの24年間に29700人の新患患者を診察、治療した。
これだけ沢山の人の顔を観察すると、人の顔の中に時々「人でない物」が見えて来ることがある。それは犬だったり、ロバだったり、鳥だったり、リスだったり、いろいろな生き物である。
話しは飛躍するが、仏教の六道転生輪廻の世界観に応じて、人は悠久の過去から何回も生まれ変わるとされる。
仏教の開祖である釈迦は、人間として生まれる前は、飢えた人間に自らを食べさせたウサギであったり、また、群れのために自らを犠牲にした大鹿の前世であったともされる。
その考え方を発展させ、人間に生まれる直前の前世の生き物の顔が、現世の顔に色濃く出て来ると考えると面白い。
そう思って人の顔を観察すると、哺乳類は勿論のこと、昆虫、鳥、魚、爬虫類など色々な顔が見えてくる。
釈迦は直前の前世が大鹿とされているから、差し詰め鹿男(鹿顔)だったに違いない。
他の生き物の顔に見えない、つまり人間の顔以外に見えない人は、転生輪廻で人間に生まれた回数が多いと考える。
自分の大学のある内科教授は鳥のオームだったし、外科系の教授は犬のブルドッグであった。
ちなみに私の顔は、野性味に欠けた白クマである。
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コメント
輪廻転生があるなら面白いと思います。生まれ変わりがあれば楽しいと思います 先生は影が薄いとか分かるので霊感が強いのでしょうか?
先生の前世は野性味のない?白クマ?
つまり動物園の白クマでしょうか?笑
病気に苦しみ人生に苦しみますがまた来世も人間に生まれ変わりたいです
投稿: 慢性前立腺炎患者 | 2013/05/23 15:25
今日はありがとうございました。
娘に『先生に伝えてきたよ!』と言うと、
『えっ〜ホントに言ったの〜恥ずかしいんだけど』
と言いながらも満足気でした!!
(うちではよくしゃべり、お兄ちゃんより強いのです)
そしてブログに載っている先生の写真をじっと見ては
喜んでいます(^O^)
娘曰く、『先生のお顔はカンガルー』・・・とのことです(笑)
先生には不思議な能力がいっぱいですね☆
【回答】
カンガルーとは・・・私もまだまだまだ修行が足りないようです。
投稿: k | 2013/05/24 23:42