ガンの代替医療
ガンが浸潤したり転移したりしている患者さんは、手術はできませんから、基本は抗がん剤治療です。しかし抗がん剤の効果はそこそこです。
もしも抗がん剤の効き目が効果的なら、手術をする訳がありません。抗がん剤は生物を殺す薬剤ですから、正常の細胞とガン細胞との微妙な差を考慮して投与するのですが、それほど格差が無ければ、正常の細胞もダメージを受けるのです。
ガン細胞は酸素呼吸はしないで鉄呼吸を行い生きています。その鉄は赤血球を破壊してヘモグロビンから鉄を吸収するのです。鉄原子Fe2+を利用してFe3+に変化させてエネルギーe-を獲得して生きるのです。ですからガンの患者さんは、ひどい貧血になるのです。
❶プラズマ治療ては、大量のマイナス電子e-ををガン細胞に放射するのです。マイナス電子e-が鉄原子に当たると、Fe2+→Fe1+になり、Fe2+が少なくなります。ガン細胞はFe2+を利用しエネルギーを供給して生きているので、Fe2+が無くなると死んでしまいます。
❷体内の酸素ガスO2にプラズマ治療によって大量の⁻電子を供給すると、酸素ガスが分解して酸素イオンO-になります。この酸素イオンが他のl酸素分子と結合してオゾンO3になります。オゾンは多少結合しながら体内を移動します。通常の細胞は細胞膜がしっかりしていますから、オゾンに触れても問題がありません。ところがガン細胞の細胞膜は正常ではないので、オゾンが触れると分解して酸化の強い酸素イオンが放出され、癌細胞の細胞膜が変性します。それまで一見して正常の細胞と誤解されていたガン細胞が、異常細胞と白血球やマクロファージに認識されて、癌細胞が喰われて(貪食)しまうのです。
❸プラズマ治療によって血液中に含まれる窒素ガスN2と酸素ガスO2が窒素イオンと酸素イオンに分解します。両者のイオンが結合して一酸化窒素NOになります。一酸化窒素はさまざまな生理的作用があります。
①血管の平滑筋の緊張を緩めて血流を良くします。血流の改善で、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞の予防に、インポテンスを改善してくれます。
②血小板の凝集を抑えて血栓が作られないようにします。血栓ができにくくなりますから、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞の予防になります。
③免疫のマクロファージ細胞内に存在して、バイ菌とウィルスを殺菌してくれます。
④一酸化窒素が鉄イオンと結合して酸化鉄(FeO・Fe2O3)を合成します。 ガン細胞は鉄呼吸で生きているので、鉄イオンが一酸化窒素NOと結合して酸化鉄になると、呼吸ができなくなり死滅します。またガン細胞の細胞膜が正常でないと、一酸化窒素によって酸化され変性します。免疫の白血球とマクロファージが異常細胞と認識して、ガン細胞が食べられてしまうのです。
いろいろな意味で、ガン細胞の代替医療で、プラズマ治療はある程度有効と思われます。