香りの薬理作用
生きた植物の種子には、これから発芽して成長して、皆が知る植物になります。
これまでは、その種子に秘められた生命力やエネルギーを抽出することは出来ませんでした。その種子を生で食しても、料理して食しても健康になったと言う情報はほとんどありません。
ある代替医療の会合に出席し、私が症例報告をしました。その後の懇親会で以前から付き合いのある、代替医療で超有名な藤沼先生と談笑しました。その際に、話題が私の血液透析の話しになりました。私の血管シャントの皮膚の瘢痕様の汚さを見て、新しい治療法で薬理作用のある植物の種子から抽出した香りのエキス水溶液を渡してくれました。
帰宅して、頂いたエキスを瘢痕様の傷に塗りました。数日続けると、傷が綺麗になり血管の硬さも柔らかくなりました。これを機会にアロマエキスを購入して、自分の体を利用して臨床試験をしました。
人間の一生を観察すると、このグラフの通り、誕生の際が一番エネルギー・オーラが多く、思春期を過ぎてから、年とともに=経年変化で次第にエネルギー・オーラが減少し、同時に病気が増え、最終的には老衰や病気で亡くなります。その状態はエネルギー・ロスそのものです。では、そのエネルギーは何なのでしょうか?
栄養素でしょうか?栄養価でしょうか?炭水化物でしょうか?タンパク質でしょうか?アミノ酸でしょうか?カロリーでしょうか?ビタミンでしょうか?ミネラルでしょうか?薬でしょうか?運動でしょうか?スポーツでしょうか?筋肉量でしょうか?水でしょうか?口腔内の衛生でしょうか?知識でしょうか?芸能でしょうか?喜びでしょうか?SEXでしょうか?どの分野・どのカテゴリーの最先端の人たちも、皆んな必ずエネルギーが減衰するのです。
それら食事や筋トレ・有酸素運動を行っても、エネルギーは少なくなってしまいます。このグラフで示すように、健康のための様々な実践に呼応せずに、生命エネルギーは下回ってしまうのです。下回ったギャップが大きければ大きいほど病気や癌や老衰が進むのです。
そのギャップを矯正するのが発見されました。ある最先端テクニックで、生きた種子から香り成分だけを抽出すると、その種子を植えても芽が出ないそうです。つまり、香り成分は、生命力に等しいのかも知れません。もしそうだとすると、香りの成分を利用して治療に活かせるかも知れないのです。グラフで示すように、人間は生命エネルギーを使い果たして、病気になり、老衰で亡くなるのです。食事や筋トレや有酸素運動では、生命エネルギーを増やすことが出来ないのです。もしも香り成分=生命エネルギーだとしたら、香り成分を取り入れることで、一時的でも生命エネルギーを増やし、このグラフの下降曲線を少しでも、なだらかに出来るかも知れません。
私は50代の後半ごろに白内障が判明しました。その後、地元の大学病院で白内障の手術を両眼行いました。それからが大変でした。術後から網膜が浮腫み視野が歪み、何回も目玉にステロイドを注射しました。糖尿病性網膜症による眼底出血予防のために、眼底毛細血管をレーザー光でそれぞれ100ヶ所以上も焼かれました。さらに緑内障になり、左眼の水晶体を丸ごと吸収され、人工液体成分と置換されました。その後遺症として左眼の網膜が1/2の厚さになりました。その結果、左眼の視野が完全に歪み治りません。その後、右眼は緑内障の手術をされました。しかし、右眼の緑内障は治らずに視野はだんだん狭くなりました。健常な人の視野は180度以上の広さですが、私の視野は90度程度しかありません。
1月になって、香りのエキスの点眼と内服しました。すると、何と1週間で視野が少し広がり、異常な眩しさが軽快し、目ヤニが減りました。視力の低下で、そろそろ内視鏡手術や外科手術を断念しようかと考えていた矢先でしたから、またやる気が湧いてきました。
私は慢性腎不全で治療中に、透析用のシャント血管が硬くなり、一定期間毎に血管拡張をしなければならないと言われていました。そのシャント血管に香りエキスを毎日塗りました。すると、血管周囲の硬さがなくなり、血管に柔軟性が感じられるようになりました。
私も含め病気で苦しむ人間は、既知の現代医療以外に新たな治療法を模索します。この香りの治療もその流れです。
友人の医師が眼の具合が悪くなり、香りのエキスを点眼したら、驚くことが起きました。それまで原因不明の嗅覚障害で、好きなワインを飲んでも、香りがないので、ワインの味を楽しめないでいました。ところが、香りのエキスを点眼して数日後、何とワインの香りが感じるようになったのです。理由を考えてみたら分かったのです。眼に点眼した香りのエキスが涙小管という管を通って鼻腔内に侵入したのです。そして、香りのエキスが嗅覚を治してくれたのです。
私のクリニックには、前立腺癌をはじめ様々な病気や癌で悩まれて訪れる患者さんが多いのです。色々な香りエキスを試しながら、患者さんの悩みを解決できたならと思っています。
| 固定リンク
コメント
とてもわかりやすく香りの効用について教えてくださり、ありがとうがざいました。私はアロマトリートメントのセラピストとして、自身でも精油を20年使っており、その素晴らしさは実感していますが、このように科学者の目で解説していただくと、感覚的にわかっていた事が言葉でも理解できます。もちろんこれ以外のテーマについても興味深く読ませていただきました。
1月14日に先生にご挨拶させていただきましたが、先生はとても謙遜されていて、このようなブログを書かれていることは知りませんでした。これからも読ませていただきます。
★回答
ありがとうございます。
投稿: 前 〇〇 | 2018/01/26 17:11
香の薬理作用についてのお話をありがとうございました。
このお話と奇跡の香りのお話をFBでシェアさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
一人でも多くの方に、もしもの時の選択肢の一つとして知っていただけるようにと、試飲会活動を行っています。
そのお知らせに先生のブログをご紹介させていただきたいのです。
ご承認いただけるととてもありがたく思います。よろしくお願いいたします。
★回答
どうぞ。
投稿: 山川〇〇 | 2018/01/27 22:38
20年前にボストンにてアロマと出会い発見と驚きの連続です。先生の直感の通り、生命の根源は香りだと確信しています。人間も死ぬと香りの振動が止まり死臭になってしまいます。警察犬が犯人の尾行が出来るのは匂いではなく、香りの振動を聞き追いかける事が出来ます。
死ぬと判別出来なくなると警察犬の訓練師から聞きました。人間は嗅覚が全くありません❗️全ての生命体は嗅覚が敏感あります。NK細胞も自己と非自己を何故見分けるのでしょう?きっと嗅覚で判別していると思います。
精子が卵子に向かって真っ直ぐに方向性を持って向かうのも、嗅覚としか考えられません。
この世界の究極は振動の世界です!
通夜にお参りする時に、お香典を持参することに、昔の人の叡智に思いを馳せます。
昔の人は香りが生命の根源であるを知っていたとしか思えません。
今月18日浅草橋で、香りの講演会に伺います。
タイミングが合えば是非お越し下さい。
ご縁ありがとうございます。
★回答
原野社長さん、今後も人の幸せと健康ために頑張ってください。応援いたします。
私の出来ることは、この世に無尽蔵に存在する知識の中から、本質を示すドラマを見出すことです。
18日は、スポーツ・ドクター資格更新のための講習会に参加しなければならず、残念ながら失礼いたします。
香りに関しては、知識が全くなかったので、前回の集まりに参加して知識欲が湧きました。
経済的には、何の役にも立たない医師ですが、私の観点からご協力したいと思っています。
投稿: バイオアロマ 原野 | 2018/02/03 18:17