子宮筋腫へのプラズマ療法の試み
超音波エコー検査で観察する限りにおいて、どこまでが子宮筋腫か子宮なのかは判別できません。
超音波エコーの届く境界線ぎりぎりまで臓器(子宮)陰影が確認できます。
患者さんの希望で、プラズマ療法を開始しました。プラズマ療法はまだ確立した治療法ではないため、子宮筋腫に効果があるか分かりませんが、毎週1回のペースで治療に通院していただくことになりました。経過はおいおい解説します。
プラズマ療法して3か月経過した患者さんの外見です。
パンパンに硬かった子宮が、柔軟性を帯び、患者さんの感覚でも、触診でも明らかに張りがなくなりました。
患者さんが言うには、お通じの調子もよくなったそうです。
超音波エコー検査の所見でも変化が認められます。
液体部分が出現し、それを取り囲むように線維化と思われる白い陰影が広がっています。
また、超音波エコーの到達するギリギリの境界線に子宮の陰影が確認できたのですが、その子宮陰影が境界線より縮小後退しています。
| 固定リンク
コメント
プラズマ療法で、 肥大した前立腺も 縮小するのでしょうか?
【回答】
分かりません。
投稿: 田舎者 | 2016/12/16 10:15