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マナーズサウンド#2 「宇宙は世界は細胞は踊る」

Mannerselectroncloud
原子は中心に原子核が存在し、その周りを電子がある一定の距離で飛んでいます。
電子が飛んでいるといっても、人工衛星のように一定の軌道を一定の速度で動いている訳でもなく、速度を変化させ軌道を変化させて移動しています。
量子力学の世界では、電子の位置と速度を同時に定めることは出来ないとされています。位置が判明すれば速度は確定できず、速度が確定した時には位置が判明しないという訳の分からない現象が、極微の世界では起きているのです。
この電子の軌道を化学では雲のように見ています。原子核から一定の距離にあるまとまった雲が電子の存在・移動する場所なのです。ですから、電子は振動しているようです。

すべての元素の原子が同じ状態であり、原子核の周囲の雲が一部重なる程度の距離で、付いたり離れたりして分子を形成します。
分子は一定の法則で集合し、ミネラル・アミノ酸・タンパク質・酵素・ビタミン・ホルモン・細胞・組織・臓器・器官を形作り、集合体になって生命、人間が出来上がるのです。したがって、人間は髪の毛の一本に至るまで認識できないような振動の渦の中に存在するのです。

Mannersonsa
理科の実験で二つの音叉を離し、片方を鳴らすと、空気中を音叉の振動が伝搬し、もう片方の音叉が鳴り出します。この現象を共鳴といいます。両方の音叉が同じ形をしているから起きる現象です。音叉の形が異なれば起きない現象です。

人間の細胞・組織・臓器・器官は、人間の本来持っている「巧みな仕組み」によってコントロールされています。
それは、神経、免疫、ミネラル、ホルモン、血液、リンパ液、体液などです。

ところが人間は病気になります。
病気になるということは、これら既成の「巧みな仕組み」ではコントロールできなくなってしまったということになります。医療は、この「巧みな仕組み」を応用して、その作用を増強させたり抑制したり薬を投与したりしてコントロールしようと努力します。しかし、本来の「巧みな仕組み」でコントロールできなかったものを偽物の仕組みで治すには限界があるのは容易に想像できるでしょう。

そこで考えられるのが、「巧みな仕組み」とは全く次元の異なる刺激を利用しようとする考え方です。放射線治療、レーザー治療、高周波治療、磁気治療、温熱治療などがありますが、どれも破壊的(特に前者のグループ)です。現代医学の欠点は目に見えないものに価値を求める傾向にあります。
組織や細胞の形態には、その形 になるべく必ず理由がある筈です。現代医学は、そのようなものに興味を示さないのです。
一例を上げれば、私は泌尿器科医なので前立腺肥大症について解説しましょう。前立腺肥大症は組織病名です。しかし、「肥大症」という病名に固執するあまり、前立腺が大きくないと前立腺肥大症と診断されない現状が、臨床の現場ではたびたび遭遇します。前立腺がたとえ小さくても、前立腺肥大症組織が前立腺内に局在すれば排尿障害を症状として持っても不思議ではありません。そのような患者さんは慢性前立腺炎や神経因性膀胱などと誤診され、間違った治療法で何年も辛い思いを経験されています。超音波エコー検査で、前立腺の大きさではなく「形状の異常」から容易に診断でき、適切な治療できます。このような誤診や誤解は、英語の病名「前立腺過形成」を「前立腺肥大症」と誤訳したことに起因するのです。

臓器や組織や細胞には本来特有の形態があり、その形態を無視した機能のみに集中するような現代医療には限界が出てきます。組織や細胞構造に直接影響を与えるような治療法は、ある意味革新的であるともいえます。音響システムと共鳴現象を利用して、臓器、組織、細胞の一個一個に至るまで振動させて刺激するという治療法は、生体の「巧みな仕組み」とは次元の異なる、生体も初めて受けるであろう新鮮な刺激になると思います。

Mannersliversobotta【人体組織学図表】
この図は肝臓の組織構造です。
顕微鏡で観察すると、お花畑のように規則正しく整然ときれいに見えます。
この組織と同じ構造の物体から音が発生すれば、肝臓の組織構造は共鳴するに違いありません。

Mannershamon【マナーズサウンド音の世界から】
この波紋はマナーズサウンドで作り出された音の波紋です。
この音響波紋が肝臓組織に極微の世界からマクロの世界に至るまで共鳴を起こして肝臓の組織に今までにない刺激を与えても不思議ではないでしょう。

Mannerskidneysobotta【人体組織学図表】
この図は腎臓の組織構造です。
この組織と同じ構造の物体から音が発生すれば、腎臓の組織構造は共鳴するに違いありません。

Mannershamon4【マナーズサウンド音の世界から】
この波紋はマナーズサウンドで作り出された音の波紋です。
この波紋の音響が腎臓組織に共鳴を起こしても不思議ではないでしょう。共鳴振動を起こしたことがない腎臓組織はビックリして病気があって機能が停滞していたのなら復活するかもしれません。

Mannersneuronnet
この図は神経ニューロンのネットワーク構造です。
このネットワーク構造と同じ構造の物体から音が発生すれば、神経ニューロン構造は共鳴するに違いありません。

Mannershamon2【マナーズサウンド音の世界から】
この波紋はマナーズサウンドで作り出された音の波紋です。
この音響の波紋が神経ネットワークに新鮮な刺激を与えてくれるに違いありません。
神経ニューロンはシナプス結合で甘い結合でネットワークしています。共鳴刺激で神経はさぞかし驚くでしょう。

Mannersbone
これはマナーズサウンドの音響波紋ではありません。
人間の骨から採取した骨の顕微鏡像です。
左側の写真は偏光顕微鏡で観察しています。
まるでマナーズサウンドそのものの音響波紋に思えませんか?

人体の組織や細胞に効果が得られるかも知れないテクニックや技術を自分のものとして習得できる・・・ワクワク、ドキドキしませんか?現在、マナーズサウンド・セラピーの技術習得を目指している貴方!頑張ってください。

マナーズサウンド#3 「細胞は楽器」

【注意】
この記事の掲載内容は、私の仮説や勝手な解釈や思い込みも含まれています。
マナーズサウンドの正統な主催者であるマナーズインターナショナル株式会社さんの意図しない解説も含まれているかも知れません。あらかじめご了承ください。
高橋クリニック 高橋知宏

【参考文献】
マナーズサウンド音の世界 平田小百合 著
Sobotta人体組織学図表 医学書院
組織細胞生物学 南江堂

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