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睡眠時無呼吸症候群SASのスクリーニング検査

Sas2100睡眠時無呼吸症候群SAS(Sleep Apnea Syndrome)の状態を評価するためには、それなりの検査が必要になります。
本当に精度の高い検査には、病院に1泊2日入院して評価してもらわなければなりません。胸郭の筋電図、心電図、呼吸状態、血中酸素濃度など体に様々なコードを装着して検査するのです。ところが忙しい人にとっては、なかなかハードルが高い検査になります。

そこで、自宅でも検査可能な簡易検査が登場です。


図で示しているのは帝人が提供しているSAS2100という簡易検査装置です。
手首に、血中酸素濃度、心拍数、呼吸数を測定して記録します。指には酸素濃度モニターセンサーを、鼻には呼吸状態をモニターするカニューレを装着します。

呼吸が止まると呼吸モニターに表示されなくなります。つまり「無呼吸」と判定されます。また血中酸素濃度が低下します。心拍数も減少します。
呼吸が持続していても、呼吸が浅ければ、血中酸素濃度は低下しますから「低呼吸」と判定されます。

無呼吸数+低呼吸数が毎時間40以上の場合、無呼吸低呼吸指数AHI(Apnea Hypopunea Index)が40以上と判定されて、「睡眠時無呼吸症候群」と判定されます。

【参考】
帝人ファーマHP

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