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CPAP奮闘記

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CPAPを始めて10日経過しました。マスクをしながら入眠するのは、慣れるまでまだまだ時間がかかりそうです。マスクの装着をいい加減にすると、マスクの隙間から空気が漏れてしまい、その漏れる音で目が覚めてしまいます。
鼻マスクが合わないのではないかと、鼻と口を含めたフェイスマスクに変えてみましたが、逆に漏れがひどいようで、やはり鼻マスクに戻したりしています。
Mask02
今私が使用しているのが、フリップス・レスピロニクス社製の機械とマスクですが、今度マスクだけはレスメド社製のモノを試そうと思っています。
試してみると、鼻の周囲のあたりがソフトでいい感じです。さすが最初にCPAP を開発したレスメドです。

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CPAPを使用している人のブログ

私も興味を持って始めた睡眠時無呼吸症候群のCPAP治療ですが、世の中にはたくさんの方が実践していて、下記のブログに掲載しています。

CPAP使用記

CPAP治療の3年間

ぼくと睡眠時無呼吸症候群

きらく堂日記

睡眠時無呼吸症候群をCPAPで治療 確定診断~完治するまで

私は睡眠時無呼吸症候群

真のさまざまブログ

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SAS簡易検査の実例

Sasextt以前に睡眠時無呼吸症候群SASの検査で、簡易検査について解説しました。
実際に私が被験者となって、このSAS簡易検査を受け、その結果をここで解説します。

この表は私の検査結果です。私は睡眠1時間当たり平均10回も無呼吸か低呼吸であることが判明しました。つまり無呼吸低呼吸指数AHI(apnea hypopnea index)=10ということになります。そして長い時で76秒間も呼吸が止まっていたのです!私はこんなに質の悪い睡眠をとっていたのです。

しかし、AHI=10では、睡眠時無呼吸症候群SASの重症度からいうと「軽症」と判定されてしまいます。軽症ではCPAP療法の保険適応にはなりません。

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「いびき」と病気

これまで「いびき」にまつわる解説をいろいろとしましたが、一歩踏み込んで病気との関連を説明しましょう。

①高血圧
睡眠中は体全体が休息を取ります。その状態は副交感神経が優位の状態です。この状態では血管の緊張も緩み、血圧は下がります。ところが、「いびき」や無呼吸症候群に陥ると、低酸素状態になるので交感神経が興奮し、副交感神経よりも優位になります。その状態は血管を収縮させますから血圧が上がります。つまり、寝ている間に高血圧が作られるのです。最近では早朝血圧が重要視され、医師は早朝高血圧を治すことを目標にしています。早朝高血圧の治療の為に、就寝前に降圧薬を服用するのが一般的ですが、降圧薬で治療してもなかなか血圧が下がらない患者さんの場合、無呼吸症候群を疑います。

②動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞・狭心症・解離性動脈瘤・脳動脈瘤・くも膜下出血)
高血圧を維持するためには、交感神経が興奮し血管が収縮し続けなければなりません。エネルギーが必要な現象です。生体は、定常状態を維持するためにはエネルギーの必要のない手段を選択します。つまり、血管を硬くすれば、交感神経が興奮して血管を収縮させる無駄な手順が省ける訳です。これが動脈硬化です。
動脈硬化の原因としてLDLコレステロールが有名ですが、この分子量の小さいコレステロールは血管壁に取り込まれます。取り込まれたLDLコレステロールは、血管壁に侵入した血液中のモノサイト単球というリンパ球によって貪食されます。モノサイトの貪食作用のある姿をマクロファージと言い、そのマクロファージがお腹いっぱいになると泡沫細胞になります。これが動脈硬化の本質です。さらに動脈硬化が進むと血管壁の平滑筋が興奮移動し、マクロファージに変身してLDLコレステロールを貪食します。そして平滑筋も泡沫細胞になります。
Asstage3
興奮した平滑筋は不安定なコラーゲン線維5型を形成し、ここで動脈硬化で有名なプラークの完成です。
不安定なコラーゲン線維で形成されたプラークは破綻しやすいので、血管内に剥がれると血栓が作られ心筋梗塞や脳梗塞になります。プラークが剥がれても血栓が形成しなければ、血行は戻りますから、臨床的に狭心症や一過性脳虚血発作TIAと診断されます。
プラークが血管壁に裂けて進行すれば、血管壁に空間ができ、それが解離性動脈瘤になります。
血管壁に伸展性がなくなり、外壁が裂けると、そこから血管内膜中膜が血管の外に露出し膨らみます。それが脳動脈瘤になり、破裂するとくも膜下出血になります。

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「いびき」と体質

「いびき」やその究極形である睡眠時無呼吸症候群SASに共通した体質や性格があると言われています。

Inemuri①日中我慢できないほど眠くなる。
例えば、昼食後に眠くなるのも、その範疇でしょう。また、電車の中で多く見かける居眠りをしている乗客も、単純に疲れているからだけではなく、もしかするとSASかも知れません。

②朝起きた時に頭が痛い。
酸素不足の影響で脳圧が上昇するためらしいとのことです。二日酔いのせいだと思っていると大変なことになりますね?

③夜間頻尿。
前立腺肥大症の症状で夜中に何回もトイレに起きるという症状があります。私のような泌尿器科医であれば、まず前立腺肥大症を疑って治療を始めますが、「いびき」や睡眠時無呼吸症候群SASが原因で夜間頻尿になるとは・・・。専門書には次のような理由が掲げられています。無呼吸による努力呼吸が胸腔内を過度に陰圧にします。すると、心臓に戻ってくる静脈環流が増加し、その刺激で心臓の心房から心房性ナトリウム利尿ペプチドという物質が分泌され尿量が増えるのです。もう一つの理由として、血液中の低酸素が交感神経を異常興奮させ、その結果、心拍出量の増加と腎血流量の増加を促し尿量が増えるというものです。私はもう一つの理由も考えたいと思います。脳血流内の酸素低下により、脳下垂体後葉から抗利尿ホルモンの分泌が低下して、その結果利尿作用が起きるというものです。

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いびき(鼾)の功罪

Ibiki【図:大阪がん循環器病予防センターHPから】
私も昔から「いびき」がひどくて、妻が一緒に寝てくれなくなりました。子どもたちは私の「いびき」を子守唄として聞いていたので、スヤスヤと寝入ってくれました。
高が「いびき」と思っていたのですが、最近、考え方を改めるようになりました。よく寝たつもりなのですが、日中も何となく眠くなることがあります。昼食後、ソファで横になると短時間で意識がなくなるのです。
そこで睡眠時無呼吸症候群SASなる病気に興味を持ち始め、ブログに知識を蓄積しているのです。

「いびき」は、寝ている状態で喉の奥、つまり舌根が後方に落ち込んで気道を不完全に閉塞して、睡眠時に振動することから発生する呼吸障害です。
気道抵抗が高く呼吸を誘発出来ずに停止した状態が「睡眠時無呼吸症候群SAS」になります。無呼吸の状態にならない状態であっても、呼吸するために努力呼吸をしていることにもなります。
どちらにしろ呼吸状態の悪化で、血液中の酸素濃度が低下します。酸素欠乏状態は交感神経を睡眠中も興奮させ、高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病の原因になっているとも言われています。睡眠中にもかかわらず交感神経が興奮している状態=睡眠中に戦闘態勢に入っていることと同じです。つまり睡眠中に体全体が休息を取っていないのです。
欧米の睡眠障害のデータでは、睡眠時無呼吸症候群の患者さんのリスクは、健常人に比較して高血圧が2倍、狭心症が3倍、心筋梗塞や脳梗塞が4倍にもなるそうです。
日本のデータでも、睡眠時無呼吸症候群SASの40%が糖尿病患者だそうです。

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睡眠時無呼吸症候群SASのスクリーニング検査

Sas2100睡眠時無呼吸症候群SAS(Sleep Apnea Syndrome)の状態を評価するためには、それなりの検査が必要になります。
本当に精度の高い検査には、病院に1泊2日入院して評価してもらわなければなりません。胸郭の筋電図、心電図、呼吸状態、血中酸素濃度など体に様々なコードを装着して検査するのです。ところが忙しい人にとっては、なかなかハードルが高い検査になります。

そこで、自宅でも検査可能な簡易検査が登場です。


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