手術をしないで11年
代替医療の臨床をを長く経験すると、代替医療のみで延命効果が著しい方がおられます。
【写真】のご婦人は乳癌の患者さんです。平成6年に某大学病院でバイオプシー(biopsy 組織生検)を2回行い、2回とも右乳癌の診断でした。一般的には、もちろん乳房切除手術か部分切除手術の適応ですが、このご婦人は手術を拒否なされ代替医療を選択されました。
初めに選んだ治療はヨードを使用したMMK療法です。この治療で右乳房にできたゴツゴツしたしこりは、平らに小さくなりました。ところが大量のヨード摂取のために、甲状腺炎を併発して中止せざるを得ませんでした。その後選んだのが「サメの軟骨・ベターシャーク」でした。当院に来院したのが、平成13年3月からで現在(平成16年12月)に至るまで、定期的にサメの軟骨を購入しに来院されます。左乳房にも「しこり」ができ、左肩が痛く、ご本人は「転移かな?」と気楽にお話なさいます。
患者さんに許可を得て、カメラで撮影して掲載していますが、乳癌になって11年経過した乳房に見えないでしょう?
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