カテゴリー「患者さんからのレポート」の記事

患者さんからのお便りコメント

Img_0368「カウザルギー」という原因不明の慢性疼痛で苦しんでいた患者さんが、慢性前立腺炎の治療をしたところ、改善しました。実は、関連痛だったのです。2011年に掲載した症例報告の患者さんから、久しぶりにコメントがありました。
ここに、ご紹介します。

★★★

高橋先生

ご無沙汰です、実は翌年、手の麻痺で脳梗塞診断、それより怖い右頸動脈閉塞(100%)となり神奈川区から出るなの医師命令?でも神経内科医もかかりつけ医師も水分2リットル及び汗相当ぶん摂取と先生同様の指示でした、以後カウザルギーも出なくなり、先生の事今も不思議な神様かと思う時が有ります、唯癌や脳梗塞、心筋梗塞等は自業自得の病と思う歳になり、現在知人ALS患者様の意思伝達装置製作に励んでおります。
手の麻痺は血管腫で一昨年除去致しましたが、非定型との事でフォローして居ます。
御礼もせず申し訳ない気持ちですが、お許し下さいませ。
膀胱癌のフォローも、PSA検査受けてしまった診療所にて受けてます、(前立腺癌否定するつもりだったとの事?)(^。^)。
☪️回答
お元気で良かったですね。
これからも、人生をエンジョイしてください。

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不定愁訴満載の患者さんからのレポート#52

Bns30751sy様々な不定愁訴があり、慢性前立腺炎の診断で当院を平成25年11月に初診した患者さんです。
それまでの症状は、
下半身の強度の冷え・背部痛・腰痛・手足の疼痛・尿臭・ドライアイ・目の疲れ・口角の切れ・口内炎など不定愁訴がてんこ盛りの状態でした。
インターネットで私のブログを読み水分摂取を控えたところ、症状は劇的に軽減しましたが、更なるQOL向上のため当院を受診したのです。

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患者さんからのレポート#51

高橋先生、

診察番号・・・30番、アメリカ在住の〇〇です。8月末の内視鏡手術の際にはお世話になり、ありがとうございました。
先生のプロフェッショナルな姿勢は患者として、また研究者として見習うところが多くありました。

手術後は暫く順調に回復していたのですが、5週目あたりからまた再硬化の症状が現れました。
エブランチルとベタニスで対応していたのですが、なかなか好転しないため色々と心配になりました。
そこで地の利を活かして様々なサプリメントを試したところ、L-シトルリン(750mgを朝晩1錠ずつ)とアグリコン型イソフラボンを併用することで不快な症状が消えました。L-シトルリンにも平滑筋の緊張を緩和する作用があるようです。他にもアルカリイオン水、野菜ジュース(カリウムイオンの作用?)、ビーポーレン、プロポリス(抗炎作用と自律神経の調律?)で一時的に排尿時の違和感、痛みが緩和しました。

以上の経験から、症状の好転しない患者さんにはL-シトルリンとアグリコン型イソフラボンをまず一週間ほど試してもらうことをおすすめします。排尿痛がある場合はアルカリイオン水を併用すると効果的かもしれません。先生の研究・治療の一助となれば幸いです。
先生の益々のご活躍をお祈りいたします。

〇〇

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他院で手術された患者さん

昨年4月に診察していただいた 〇〇〇〇県〇〇〇〇市の〇〇〇〇(診察券no・・813)でございます。

ブログ毎回見ております。目の具合はいかがでしょうか。案じております。


あれから高橋先生の診察所見およびエコー画像、そして99回泌尿器学会のブログ内容を持ち友人医師の紹介により〇〇〇〇病院で手術いたしました。
友人医師(内科)は高橋先生の内容をよく理解してくれたのですが、執刀医師はやはり簡単な切開手術で(やはり高橋先生の診察どおり柵形成しておりました)5時7時を切開しました。
6時の部分が残っていますねと申しましたら高橋先生のように6時を切開すると狭窄が起きますといわれ、ああやっぱりこの先生も駄目かと。
(オペしていただけでありがたいと思わなければいけないのでしょうが、こんなのは病気じゃないと言われたのはショックでした。ガン以外は病気じゃないように思っておられるようです)

手術後半年間の苦痛悶絶から昨年11月から突然症状が好転、不快症状もほぼなくなり尿線も非常に太くこのまま良くなってほしいと思っておりましたが、やはりこの5月連休から突然悪くなりました。
痛み、不快感、間断のない頻尿感、なにより辛いのは尿線細くスムースに出せなくなったことで毎日地獄です。

やはり先生に診察、場合によっては手術していただきたいのですが、目のお具合等からオペは控えておられるのでしょうか?

よろしくお願いします。  

〇〇〇〇県〇〇〇〇市 〇〇〇〇(クリニックで先生と撮った写真を待ち受け画面にしております) 

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お礼のメール

高橋知宏 先生

先日は驚愕の診察をして頂き、誠にありがとうございました。
5日経過しましたので、お礼かたがた近況のご報告をさせて頂きます。

今まで35年間で30人以上の泌尿器科の先生に診察して頂いて数え切れないほどのお薬を飲みましたが全く効果がありませんでした。
殆ど諦めておりましたがインターネットのブログで先生の事を知り、南九州から伺わせて頂きました。

私の間質性膀胱炎は、50歳代までは頻尿による不快感は有るものの我慢出来ぬ程ではありませんでした。しかし60歳になってから急に潜伏進行していた病魔が満を持したように一斉攻撃で全身に襲いかかってきました。

眠りたくても1時間ごとにトイレのために目が覚めて、熟睡が出来ない、過敏性腸症候群で一日中ガスがお腹に発生する、足先の激冷え、難聴、腰痛、原因不明の舌先の激痛等です。

この病気を経験した人にしか分からぬ、のたうちまわるような悶絶の苦痛でした。阿鼻叫喚の地獄です。
しかし先生の処方して下さった、「たった2粒のお薬で」私はこの底なし沼の地獄から救出されました。とても調子がいいです。付随していた周辺の不定愁訴にまでです。そこに驚愕しています。

それは例えて言えば、猛獣ライオンが入った檻にマジシャンが黒布を掛けて、ポール・モーリア・オーケストラのBGMよろしくそのワゴンを1回転させ、次の瞬間に猛獣ライオンを檻の中から消し去っているかのごとき驚きです。

先生のブログに、外科医は100種類の薬を知悉して使いこなせねば一人前とは言えぬ、そして内科医は200種類だ。と仰っていた事が思い出されます。
先生の手術の凄さをブログで拝見したのですが、手術ばかりではなく先生はお薬の処方でも驚異的だったのですね。嬉しい悲鳴です。
まさに、「高橋クリニックの真骨頂ここにあり!」ですね。

あれから5日間経ったというのに(過去の辛かった事を思い出すと)、今起こっていることが、いまだに夢のようです。いや、夢なのでしょうね。それでもいいんです。こんな幸福な夢なんて決して誰でも見れる夢ではないのですから。

高橋知宏先生、本当にありがとうございました。重ね重ねお礼を申し上げます。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

〇〇〇〇

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患者さんからのレポート#50

ご無沙汰しております。術前、術後と色々と有難うございました。
栃木県〇〇〇〇市のカルテ番号・・169の〇〇〇〇です。
いつも、先生のご活躍を、インターネットを通して拝見させて頂き、大変感動しております。

5年半あけて、昨年の10月24日に膀胱頚部硬化症の4回目の手術をして頂きまして有難うございました。
術後の経過を、報告させて頂きます。

今回はまた前回の手術よりも広く、深く、また、前立腺の一部も少し切ったせいか、術後の出血がなかなか止まらなくて、3週間くらい続きました。
日が経過するにつれ、排尿の勢いはだんだん良くなり、腹圧をかけずに楽に排尿でき、出始めるまでの時間も早くなってきました。ただ、頻尿や残尿感などの膀胱刺激症状がなかなか良くならずに、術後1ヶ月で高橋先生に診察していただき、デパスとロキソニンを飲み経過観察をしていました。

1~2時間に1回の頻尿と、軽い尿意が常にあり、すっきりしない毎日を、術後の傷がなかなか治らないのだと信じ我慢しておりましたら、ふと4ヶ月経過した頃から、刺激症状がだんだん気にならなくなり、6ヶ月経過した現在では、おしっこの事が頭から離れてほとんど気にならなくなりました。今は3~4時間に1回の排尿で、軽い尿意は全く感じません。たまにおしっこが近いなあって感じる事があるぐらいです。薬も何も服用しておりません。

排尿の勢いと出始めるまでの時間は、術後の狭窄のせいか、少し悪くなったような気がします。
それから、今回の手術が前回までと明らかに違う症状は、逆向性射精になってしまい、自分としての感覚は、80~90%が膀胱に逆流して、かろうじて10~20%が外に出る感じです。でも言い換えれば、膀胱頚部が開いた状態で治り、尿路は確保されていると言うことだと思います。4回目ですし、自分もパイプカットもしておりましたので、排尿障害を改善させることを最優先にして、思い切って、前立腺の方まで広く切っていただきたいと先生に頼みましたから、今の状態に大変満足しております。逆向性射精になっても射精感はありますので、全然問題ありません。

色々とありましたが、とにかく今、自分が何とかここまでやってこれたのは、間違いなく高橋先生に出会えたからだと思います。
頭のどこかに、辛ければ先生に相談してみようとか、薬をもらおうとか、駄目ならまた手術をお願いしようとか、心のよりどころになっていました。
本当に有難うございました。

先生の理論は分かりやすいですし、実際に自分が手術を4回も受けて、実感として改善がはかれました。でも、再狭窄の具合で、また元に戻ってしまうことも分かりました。ただ、回を重ねる度に、前よりは次、前よりは次へと徐々に改善されることも体感しました。

私も、この状態が続く事を願いながら、前向きに生活していきたいと思います。何かありましたらまた先生のところに伺いますので、今後ともよろしくお願いします。

先生もくれぐれもお身体は大事になさって、これからも悩める膀胱頚部硬化症の皆さんのためにご活躍なされる事、心よりお祈り申し上げます。
本当に有難うございました。

この文面をレポートに掲載しても結構ですので。

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吉報

何時もお世話になっております。
診察券No〇〇〇30
〇〇〇県〇〇〇市在住の〇〇〇〇と申します。

数か月に一度の診察で、それ以外の時は電話での投薬治療をお願いしています。
先程もクリニックにお電話を致しまして、ベタニスとハルナールの手配を事務の方にお願いしました。
ベタニスが終わるのですが、ハルナールもあと1週間分で終わってしまう為、今回少し早いですがハルナールも併せて同時に手配して頂く事になりました。
有難うございます。

それから前回の診察時に少しお話させて頂いたのですが、私の妻が先日2720gの男の子を無事出産しました。
妻と知り合う前に病気に掛かり、地元の泌尿器科に掛かるも相手にされず、高橋先生にお世話になり、薬を処方して頂きました。
最初は精神的にもおかしくなっていたのだと思います。
常にノイローゼの様な状態で、先生の言うことを守らず、薬を飲まない時も有り、先生には何度か叱って頂きました。
その後きちんと薬を服用するようになりましたが、結婚後も病状は安定せず、妻との関係もギクシャクしだし、今後どうなってしまうのだろうと思いながら毎日不安に生活していました。
幸い結婚半年~1年した辺りから病状が少し安定してくれましたが、精液検査の結果、私の精子の運動率が少し低く妻と相談した後不妊治療を開始し、人工受精を何度か失敗し少し休もう、と妻と相談していたさなか幸運にも自然に子宝を授かることが出来ました。

病気になった後、そのまま高橋先生に診て頂いていなかったら、子供はおろか結婚生活も私自身もどうなっていたか分かりません。
高橋先生には本当に感謝しています。
本当に有難うございました。
これからもお世話になるかと思いますが、どうか宜しくお願い致します。

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患者さんのブログ

Bokunoblog以前にもご紹介した患者さんのブログが装いも新たになりました。
慢性前立腺炎の病気は、患者さん本人にしか分からないものです。そういう意味で様々な方の経験・体験を知るのは、病気と闘うあるいは仲よくする上で必要なことでしょう。
医師として治療者として人間として応援します。
【http://mannseiburogu.blog.fc2.com/】

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患者さんからのレポート#49

術後の経過報告が少ないというコメントを読まれた患者さんから、以下のメールが届きましたのでご紹介します。

★★★★★★★★

カルテNO. 〇〇891の〇〇です。

高橋先生大変お久しぶりです。ご無沙汰いたしております。その節は大変ありがとうございました。
ご連絡は取っておりませんでしたが、ブログの方はほぼ毎日楽しみに拝見いたしております。

最近高橋先生が目が加齢黄斑?患われている。月日も経ち体力も衰えられているだろうとのことから患者さんの一部に「高橋先生現役引退した時は患者はどうしたらよいのだろう」
「OP後の患者のレポートが少ない」との不安のコメントを見て、長期の患者として重い腰を上げ今回メール作成した次第です。
約3年前の3Dエコー導入された頃に3回目の膀胱頸部硬化症のOPをしていただいた患者の一人です。
近年は再診に伺う時間もなかったので、近況報告も伸び伸びになり本日報告となりました。

私事ですが、最後のOPの時までは宮崎県在住でした。医療従事者にもかかわらず、勤め先院長が病気も理解してくれないとの理由等もあり、宮崎の職場を離れ単身で北海道に移住しました。
ご承知の通りこの病気には寒さはよくないとはわかっておりましたが、職が見つからないこともあり北海道に縁があり行くところがみつかり定住して約3年が過ぎました。落ち着いたこともあり近況報告いたします。

現在フリバス75ミリ服用続けております。OP後もこれだけを飲み続けるだけでかなり軽快していますと言いたいところですが、最後のOPの後、職場とのトラブル等色々ありIBS便秘型が以前からあった上に、多大なストレスから身体表現性疼痛障害も発症してしまいました。発症から上記の薬に加えパキシル、リボトリール、ハルシオン等である程度痛みが軽快してきました。

3回の膀胱頸部硬化症のOPである程度軽快いたしましたが、痛みが残るたちでした。
最近の高橋先生がブログで仰る通り、αブロッカーは不可逆性ではなく飲み続けることで、膀胱頸部に対し可逆性がありOPの補完的な要素があるのが実感です。壊れたシャッターは壊して開くことができるが元のきちんとした開閉はできないと思っておりましが、OPでシャッターを壊し、αブロッカーを飲み続けつ事で頸部にある程度柔軟さが出てくるのだろうと、私も思います。
早期の膀胱頸部硬化症であればOPなしでもαブロッカーの投与で軽快するのもうなずけます。
また膀胱三角部刺激症状が脳に過剰に刺激信号を送り続け、仕事トラブル等のストレスもさらにプラスされ、脳内異常興奮混信状態の結果、身体表現性疼痛障害も発症したと考えます。
歯痛、舌痛、大後頭神経痛、腰痛などありとあらゆる痛みに悩まされ、身体表現性疼痛障害と診断受けてから、投薬受けて仕事環境を大きく変えるのと、ある程度時間はかかりましたが、かなり症状が軽快し、寒い北海道でもやっていけている状態です。

私なりの解釈なんですが、膀胱三角部からの刺激症状による脳異常興奮による関連痛はパキシルが有効だと実感します。現在はパキシルは服用しておりませんが、痛みの増幅回路を立つ手段の一つだと考えます。
痛みゼロを目指すため、新薬ベタニスも試してみたいところですが、発症初期の痛みから考えるとかなり軽快しているので現在の服薬フリバス。リボトリール、眠剤、IBS治療薬でそこそこ安定です。大豆イソフラボンも気になります。ただαブロッカーを一生飲み続ければならないと考えると憂鬱ですが、可逆性があると見えてきたので、仕方ないかと・・・・

慢性前立腺症状の膀胱頸部硬化症でお悩みの皆様、高橋先生を信じて不安はありませんよ。
未だに他医院の泌尿器科医はエピデンスが確立していないからと言って否定的な医師が多いのが事実です。
高橋先生を信じて治療受けてきた一人として感謝いたしております。大変ありがとうございます。

体力の続く限り発信しつづけてくださいませ。長文おつきあいありがとうございました。
機会探して再診と思いますのでその時はまたよろしくお願いいたします。

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α-ブロッカーとベタニスの併用

高橋先生いつも大変お世話になります。
NO.〇〇634 大分市の〇〇〇〇です。
ハルナール単体及び、ベタニス単体では、殆んど痛みへの効果が無かったのですが、両者を約4週間併用したところ
1、臀部の圧迫痛 30%軽減
2、それより上部の腰痛 50%軽減
3、背筋部両サイド痛 20%軽減
明らかに楽になっているのが、感じられます。ただ、いつも一定の調子でキープできないので四苦八苦しております。
また、ベタニスを処方して頂きますので電話いたします。    
よろしくお願い致します。

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