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2チャンネルを読んで

前回のブログの内容について、2チャンネルで下記のようなコメントが掲載されていました。
もう少し具体的なデータを添えましょう。(※が私の書いたデータです。)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
たしかに、経費(スタッフや医療機器)・時間・労力がどのくらいなのかは書かれていませんね。

ただ、ブログ執筆やコメント返信やメール・電話の無料相談と臨床業務とで 一日最低8~9時間労働していると仮定して、1344万円じゃあペイしないだろうなあとは想像できますね。
(※午前・午後の診療と昼の休憩時間を利用して月に25件~30件の手術をこなしています。膀胱頚部硬化症の内視鏡手術は年間で15件程度で、その他の手術は前立腺肥大症・神経因性膀胱・粉瘤・アテローマ・傍尿道口嚢胞・尖圭コンジローマ・包茎手術・パイプカット・修正手術・膀胱腫瘍・陥入爪手術などです。つまり泌尿器科医がたずさわる手術のほとんどを行っています。開業医ですから悪性疾患は極力手を付けていませんが。その隙間時間を利用して、無料の電話相談・ブログのコメント回答、地域医師会や製薬会社の講演会の講師、地元中学校の校医として健康診断も行っています。)

看護士(?)事務員(?)さんにかかる人件費で年間200万円(2・3人で午前中までで仕事が終わってる様子)、 医院の医療機器のリース料や設備費で年間100万円と仮定して、 手取りは1044万円となります。
単純に経済的な面だけを見ても、ベテラン開業医としては多くない収入でしょう。
(※人件費はそんなに安くはありません。3人の人件費がを午前午後合わせて年間で600万円越え、医療機器リース料や備品薬剤諸経費で年間600万円越え、建物の借金2億4千万円の返済が年間1200万円超えですから、再診料+処方料の1344万円だけでは1千万円以上の赤字です。)

また、先述のブログ更新や無料相談に費やす労力はなかなかの負担でしょう。

そうすると、採算が合わないというのもわかる気がします。
(※採算やコストパフォーマンスのことだけ考えれば、非効率ですが、悩んでいる人を助けるという意味ではグッジョブです。)

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コメント

先生お世話になります、経費にびっくりですがもちろんそのくらいはかかりますね!先生の数字が真実ですから、2チャンネルブログや炎上ブログの数字など想定だとしても無知な数字ですね。

投稿: けんじ | 2014/05/25 10:42

失礼します。
先生のビジネスモデルをみていたら 月に20件?
慢性前立腺炎症の頸部硬化症手術をされていると理解しましたが
ブログを拝見したら慢性前立腺炎症の頸部硬化症手術は年間15件程度だと思ってましたが間違いでしょうか?
【回答】
なるべく内視鏡手術はしないようにしていますから、年間15件程度です。
月に20件と言ったのは、2チャンネルの投稿者が、私が膀胱頚部硬化症の内視鏡手術しかしていないと誤解してのことです。

投稿: YM | 2014/06/08 02:43

「大田区の高橋クリニックで膀胱頸部硬化の診断されました
高橋先生は薬を飲んでも効かないんでしょう、もう来ないでくださいと言われました。
評判がいい病院を教えてください。
いつも水分制限してます=悪化中です」

管理人さんのブログでこういう記述を見かけました。
先生は身に覚えがありますでしょうか??

日頃、先生にお世話になっている患者としてとても信じる事が出来ません。
【回答】
決して嘘ではありません。
本当です。
何人かいるでしょう。
私も人間ですから、全ての患者さんに適応することは出来ません。
特に患者さんの個性で強く影響を受けます。
慇懃(いんぎん)無礼だったり、ご自分一人だけが不幸であることを声高に強調したり、薬剤を一定期間服用しなければ効果は分からないと事前に説明しているのにかかわらず偏執的に頻繁に電話をかけてきたり、ご自分の理論・常識に固執するなど原因はいろいろです。
医師は患者さんを選べませんが、患者さんは医師を選べることができます。
少なくても泌尿器科専門医は日本に9千人余り存在します。
気に入った医師を選んで主治医にすれば良いと考えます。
その方が結果的には患者さんの幸せでしょう。
私は頑固で短気で偏屈な医師です。
決して思いやりのある、誰にでもやさしい医師ではありません。

投稿: 匿名捜査員 | 2014/06/26 22:42

なるほど、そういうことだったのですね。
先生の性格をよく存じておりますから、納得しました。
一方的に書かれてしまっては先生もたまったものじゃ無いですね。
【回答】
そんなことはありません。
私のネガティブ情報が流れれば、患者さんは少なくなり、患者さん一人当たりの診察時間を十分に掛けることができます。
本来の私の得意な時間の流れで診察が出来ます。
私の治療にも限界があることを知ってもらえれば、患者さんも多大な期待を私に寄せないでしょう。」

いつからか、管理人さんのブログが思わぬ方向へ行き2ch化している様に思えます。
この病気で悩む患者の皆さんにとって情報交換の場として、とても素敵な場所だったのが最近は誹謗中傷的な書き込みや炎上するほどの対立が目立つ様になりました。
やはりそれも、この病気が作り出す多彩な症状としか思えませんね。
【回答】
治療しても思うような経過が取れないので、誰かに当たりたい気持ちは分かります。
また、体験上、治療結果が良かった医師を名医と考えるのも至極当たり前のことですし、そのような医師を見つけることが出来たというのも幸せです。

投稿: 匿名捜査員 | 2014/06/27 17:45

「他人に優しく自分に厳しく」
なんて言葉がありますね。

これは嘘です。

自分に厳しい人は他人にも厳しいんです。
他人に優しい人は自分にも優しい(甘い)んです。

真の優しさとは患者さんを自立させてくれる医師です。

だから高橋先生は厳しいんです。
これぐらいの事分からないんですか?

と言いたくなりました。

高橋クリニックの患者より。

投稿: | 2014/06/27 23:32

ハルナールからザルティアに変え大分症状が軽減しており、少し前に3か月処方して頂いていたものです。
(この2日間くらい具合が悪くてまた少しブルーになっていますが)

私は3年以上通っていますが、僕のイメージでは高橋先生は怖いどころか、これ以上無いくらい非常に優しい先生です。
(保険絡みの事で一度だけ叱られたことはありますが(笑)、その時も厳しさの中に大きな優しさを感じました)

また先生の雑談が面白いので、他の患者さんにも申し訳ないのですが、毎回長話してしまいます。

ただ、先生も認識していますが、治療だけで中々治りづらいため、我々患者にも努力や柔軟に考えることが要求されます。
一部の患者にはそれが厳しさに映るのかもしれません。

投稿: 患者番号25005 | 2014/06/30 19:58

高橋先生

明日、診察にお伺いしたいと考えております。
その前に症状をお伝えしたくメール致しました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

1、症状
現在の酷い症状は、
①常に腰の上の方が重い 
②普通に座ると5分ほどで会陰部が痺れ、座ることができない 
の二つです。


2、経過
5月14日に左の睾丸が痛くなり5月17日に足が痺れだし、以後、会陰部の痺れ、排尿時の軽い痛み、射精後の痛み、ちんちんの先の痛みがあります。

4月22日に血尿がでて(病院で異常なしの診断)、5月10日に腰の激痛で病院に行き、尿管結石と診断されました。以後、結石が自然排出された6月21まで、急に大量の水を摂取するようになりました。

6月5日のCT検査で、医師から「膀胱に結石が落ちている」「前立腺か前立腺近くの尿道に結石らしきものがありそう」「痛みとは関係ないが、左の腎臓に影があり、水疱かもしれない」と診断されました。
21日石が出たため、6月23日に石を持って病院に行きレントゲンを撮りました。結果、結石が出たとのことでした。
上記の痛みや痺れは、尿管結石が原因との診断でしたが、排出後も全く症状がなくなりませんでした。医師からは、とりあえず様子を見ましょうとエビプロスタットを処方いただきましたが、症状が全く改善されません。

ちんちんの先や横が痛くて仕方のない時期がありましたが、射精を控えることで、あまり症状は出ていません。
現在は、6月10日頃からの腰痛と、座ると痺れる会陰部の痺れです。
排尿時の違和感(軽い灼熱感)や、ちんちんの違和感、睾丸の痛みが若干あります。

腰は、整形外科の可能性もあるかと思い、先週MRIを行いましたが、異常なしとのことでした(CD-Rあり)

慢性前立腺炎はクラミジアが原因との説があったため、6月9日にクラミジアの血液検査を行いましたが、大丈夫でした。

トイレの回数は、尿管結石前から非常に多いです。平均で日中15回位、夜1回位行っていました。
尿管結石時は、水を大量接収していたので、1時間おきに行っていました。現在は、以前と同じくらいです。ただ、高橋先生の水分の摂取を控える旨の記述を拝見したため、できるだけ水分摂取と排尿が減るよう心がけています。

処方していただいた薬が切れるため、今週、再度病院に行こうと考えておりましたが、前回の診断で「慢性前立腺炎は精神的なもの」「気のせい」とお話しされていたことから、適切な処置は望めないとの不安から、すがる思いで先生にメールいたしました。
明日、診察にお伺いしたいと考えております。助けていただけますでしょうか。準備する物やアドバイス等ございましたら、その前にご連絡いただきたくお願い申し上げます。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

【回答】
超音波エコー検査と尿流量測定検査(ウロフロメトリー)を行いますから、尿をためた状態でお越しください。

投稿: 山羊 | 2014/07/09 12:14

先生
なかなか内視鏡手術でも治らない患者さんで 膀胱頸部を逆行性射精してもかまわずに大きく処置した場合改善する可能性はあがりますか?
【回答】
改善する可能性はありますが、結果が期待できなかった患者さんも存在します。

投稿: | 2014/08/07 23:21

高橋先生いつもお世話になります、
31356です。先生の処方で元気に仕事しております、ありがとうございます。

一つ前の質問に関してなのですが。
つまり、患者さんの訴える不定愁訴の出発点がどこなのか、という事でしょうか?

三角部なのか、膀胱内部なのか、両方なのか。
三角部が過敏であればいくら前立腺を削っても改善しないでしょうし。

内視鏡手術で改善に至らない患者さんは三角部以外にも症状を出現させる部位が残っているか、もしくは神経回路がかなり強力に残存しているか、このどちらかしかないのではないでしょうか。
【回答】
症状を形成している「トリガーポイント」がどこにあるかを断定するのは難しいのが現状です。
経験的に膀胱三角部と膀胱出口(膀胱頚部)が最小公約数だと考えて手術を実施しています。
しかし、人によってはトリガーポイントが前立腺全体だったり、膀胱の何処かだったりすることがあるかも知れません。

投稿: | 2014/08/08 20:59

先生なかなか痛みなど薬や内視鏡手術で改善しない場合
慢性疼痛としての治療 トリプタノールなど心療内科が効果があるという投稿も見受けられますが 心療内科の併用も検討すべきでしょうか?
【回答】
人によっては効果的でしょう。

投稿: 匿名 | 2014/08/09 22:48

上記質問後、診察にお伺いしました山羊です。先日はお世話になりました。

次回診察は3ヶ月後と言うことで、経過をご報告させて頂きます。

まだ、会陰部の違和感はありますが、会社でも電車でも座る生活が出来るようになっています。
手足の痺れ、チンチンの痛み、射精痛、排尿痛、足の付け根の痛み、頻尿もほぼなくなりました。

この病気になって、不安になり、先生の所へ駆け込んでくる自分のような患者はこれからも多くいると存じます。
先生の診断の通り、この病気は、膀胱、または膀胱付近の筋肉がおかしくなっているのだと思います。実際、肛門に力を入れる作業が、当時3秒も出来なかったんです。おかしなものでチカラが入らなかったんです。
以後、毎日訓練すると、いまは普通に出来るようになりました。鍛えられているのだと思います。同時に慢性前立腺炎の症状も良くなってきました。

この病気の原因は分かりませんし、今後、自分の症状がどうなるかも分かりませんが、一応病気体験者の良くなった体験としてご報告させて頂きます。

次回診察も、宜しくお願い申し上げます。
【回答】
改善傾向で良かったですね。

投稿: 山羊 | 2014/10/01 16:30

83歳 大阪在住 前立腺肥大症と言われ、8年前から継続して
エビプロスタット服用 昨年秋頃から、太腿に神経痛状が出て、整形などで受診したが不明、その後睾丸の左の鼠蹊部
痒みが頻発 以前はエリザルベなど塗って、過ごしていたが
今回は痛み、入浴時42度で入ると痛くなる、40度なら可能
以前は入れたに、今は不可、椅子に座ると痛みあり、違和感が鼠蹊部や会陰の睾丸裏迄に及ぶ ハルナールを服用2ミリ、二日後 動悸や懈怠感が酷く中止、1ミリなら可能か?
【回答】
半減にするか、フリバスに変更するかしてみたら良いでしょう。

投稿: 高〇〇〇〇博 | 2015/01/11 21:51

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