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「ベタニス」の作用と副作用

過活動膀胱の治療薬として、2011年9月16日やっと発売された「ベタニス」ですが、私は慢性前立腺炎や間質性膀胱炎にも効果があると考えています。
このブログの読者の中で、「ベタニス」について解説してほしいという要望が多いので、ここで私なりの考え方を解説しましょう。

「ベタニス」はβ3作動薬という範疇の薬剤です。膀胱平滑筋の細胞膜表面には、α-レセプターとβ-レセプターと呼ばれる「アドレナリン受容体」という分子スイッチが2種類存在します。
α-レセプターを刺激すると平滑筋は強く収縮します。収縮という動力装置としての平滑筋の働きです。
逆にβ-レセプターを刺激すると平滑筋は強く弛緩します。弛緩という動力装置としての平滑筋の働きです。
平滑筋を単純に「動力装置」として考えると、慢性前立腺炎や間質性膀胱炎の症状を説明することができません。

Electconection膀胱や前立腺の平滑筋は相互に電気結合で互いの情報を共有しています。1個の平滑筋の意志は、全ての平滑筋が共有しており、無数にある平滑筋全体の意志は、個々の平滑筋の意志にもなっています。そのような電気的なつながりのある平滑筋が単純に「動力装置」と思い込んでいるところに、病気の本質が見えない理由です。
実は平滑筋には「感覚装置」としての働きがあると私は考えています。

Alfabetarecepter平滑筋を「感覚装置」として考えれば、平滑筋が収縮すれば「尿意」が生じ、平滑筋の収縮が解除されれば「尿意」が消失すると考えることができます。
慢性前立腺炎や間質性膀胱炎の患者さんは、何らかの理由で、この平滑筋の収縮が止まない状態を意味します。収縮が止まないので、その情報が脊髄中枢に流れ、常に「尿意」が継続するということになるのです。
過活動膀胱の場合は、この「尿意」あるいは「尿意切迫感」が主な症状です。ところが慢性前立腺炎や間質性膀胱炎の場合は、「尿意」の他に「痛み」「しびれ」「痒み」「不快感」「違和感」などの感覚に脊髄レベルで修飾されて発現します。
ご存知のα‐ブロッカー(エブランチル・ハルナール・ユリーフ・フリバスなど)は、収縮した平滑筋をニュートラル(自然体)の状態に戻すのが役目です。つまり収縮を解除するのです。ですから慢性前立腺炎や間質性膀胱炎の患者さんの多くはα‐ブロッカーで症状が改善します。
ところが、α‐ブロッカーで症状が改善しない患者さんが10%前後存在するのも事実です。その場合、α‐ブロッカーで収縮が解除できないくらいに平滑筋が「膠着状態」に陥っていると考えられます。
では、この膠着状態をどうすれば改善できるでしょうか?ここに「ベタニス」が登場です。「ベタニス」はβ3作動薬でβ3レセプターを刺激し、平滑筋を積極的に弛緩させる薬剤です。収縮して常に情報を流し続けた平滑筋が、「ベタニス」によって無理やり弛緩させられれば、平滑筋からの情報は途絶え、症状は消失するという訳です。

Alfabetarecepter2さて、良いことばかり述べていたのでは客観的ではありませんから、ここで副作用について考えましょう。
平滑筋は過度に収縮し、さらに戻らないと平滑筋細胞が破壊され線維芽細胞に変化し、脆弱型コラーゲン線維を造り線維組織になります。この現象が過活動膀胱や間質性膀胱炎の終着駅である「委縮膀胱」です。

では、逆に平滑筋が限度を忘れて過度に弛緩するとどうなるのでしょう。当然、平滑筋は破壊され、最終的には組織に吸収されなくなります。
ネズミの実験で、過度に大量に「ベタニス」を服用させると、ネズミの前立腺と子宮が小さくなるというのは理解できます。なぜなら、過度に継続して弛緩し、破壊された平滑筋が吸収される訳ですから、平滑筋の多い臓器である前立腺や子宮が小さくなるのは当然でしょう。
逆に、前立腺肥大症や子宮筋腫の患者さんに過度の「ベタニス」を継続して服用させれば、前立腺肥大症や子宮筋腫は治るかも知れません。

イラストは、「制御装置」としての平滑筋も示しています。尿がパンパンにたまると平滑筋は引き延ばされます。そのままにしておくと、平滑筋は断裂し消滅してしまいます。そうならないために、平滑筋は見かけ上は弛緩しているように見えますが、内部では活発に収縮して断裂しないように維持します。これが平滑筋の「制御装置」としての一面です。しかし、いつまでも制御できる訳もなく、平滑筋は次第に変性し、線維芽細胞に変貌し、ついにはコラーゲン線維組織になるのです。

Betanis3ilast【備考】
右と下の2枚のイラストは「ベタニス」のパンフレットに掲載されたものです。
製薬会社や著名な大学研究者たちが解説している「ベタニス」の過活動膀胱症状軽減の理由は、上記のような私の考えと全く異なります。
平滑筋を弛緩させることで、膀胱容量が増加し、膀胱内圧が軽減するので、膀胱感覚がおさまり尿意切迫感が軽減できるというものです。とても分かりやすいですが、論理展開に無理があります。

Betanis4ilast膀胱内圧の上昇が尿意を作る訳ではありません。また、前立腺肥大症の残尿がとても多い患者さんが、常に尿意を感じている訳ではありません。膀胱水圧拡張術で膀胱容量を極端に増加させても、尿意切迫感がなくならない患者さんも多いのも不思議です。
現在の最先端の治療の基盤となる理論自体があやふやなので、患者さんの治療効果は当然不安定になり、なかなか治らない人だと、精神的におかしいと判断(誤診)されてしまうのです。
この理論だと、慢性前立腺炎や間質性膀胱炎の痛み症状には効果がないことになります。

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コメント

昨日初診で伺ったOです。
昨日はお世話になりました。
ベタニスを処方頂き、今朝一錠飲みましたが、いつもより調子が良いです。
ですが、アステラスの注意書きに生殖能力のある若い人への服用は避けるべきとあって不安です。
なぜベタニスの若い人への服用は避けるべきなのでしょうか?
ベタニスではなく、αブロッカーに変えて頂こうと思っているのですが、、、(まだαブロッカーを試していないので)
よろしくお願いします。
【回答】
ここに掲載したように、ネズミの大量投与の実験で、前立腺が小さくなったからです。
人間でしたら、1日50mg1錠のところ、1日30錠1500mg(1ヵ月分を1日で)を毎日継続して服用させたのと同じです。
あなたには、通常量の半分25mgしか処方していません。ネズミの実験の60分の1ですから心配無用です。
私を信じられないのであれば、薬は中止して下さい。

1日服用しただけで効果が認識できたということは、いかにベタニスが効果的な薬剤であるかが分かるでしょう。
また、「ベタニス」で効果が得られ、症状が完全消失したら、休薬する方法も考えられます。
理由は、追い追い解説しましょう。


投稿: O | 2011/09/17 14:40

ご回答ありがとうございます。
確かにベタニスの効果は認識しています。服用を続けていきたいと思います。
万が一不安な場合、αブロッカーに変更をお願いに伺うかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
ありがとうございました。

投稿: O | 2011/09/17 15:48

 毎回本当に分かりやすい解説と、情熱を感じる文章です。ベタニスについてよく分かります。先生は慢性前立腺炎の全患者さんの希望です。本当にずっと頑張っていただきたいです。
【回答】
ありがとうございます。

投稿: とし | 2011/09/17 19:31

毎回読ませていただいています。
αブロッカーとベタニスは併用できるのでしょうか?
【回答】
併用可能です。

投稿: mou | 2011/09/25 16:56

ブログ記事“「ベタニス」の手応えと印象”のコメントへのお返事ありがとうございます。

「感覚装置」としての平滑筋という記述を読んで、
2009年に切り抜いてずっと取っておいた「尿意感じるメカニズム解明」という新聞記事を読み返しました。

詳しい内容はこちらにありますので、よろしければお読みください↓
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2009/08/post-24.html

上記ホームページの
「膀胱の内側の膀胱上皮細胞にTRPV4 センサー(トリップ・ブイフォー)があり、膀胱に尿が溜まって膨らみ伸びることを感じていました。」
という記述からすると、
平滑筋が感覚装置であるのではなく、平滑筋の緊張に引っ張られてTRPV4センサーが活性化して尿意を感じる、
ということなのかなあと思ったのですが、
専門的過ぎてよくわかりません。
【回答】
この解説は恐らく嘘、絵空事です。
例えば、膀胱粘膜の生検(パンチバイオプシー)をする際に、無麻酔の状態でつまんで切除します。
その際に、鉗子で粘膜を引っ張るのですが、尿意を感じることはありません。痛みだけです。
もしも粘膜そのものにセンサーがあるのであれば、尿意を感じても良い筈です。
また、膀胱腫瘍の患者さんの治療でBCG膀胱内注入という方法があり、BCGの毒性で膀胱粘膜を全てはがし落す治療がありますが、その副作用・後遺症として強い膀胱刺激症状があります。
もしも膀胱粘膜がはがれ落ちてレセプターがなくなったのなら、副作用として膀胱刺激症状が発現するのはおかしいでしょう。
私が膀胱刺激症状の治療のために膀胱三角部を蒸散手術していますが、膀胱三角部は膀胱の中で一番固くて引張られない場所です。
引張られない場所の手術で問題のレセプターが活躍しているとは考えられません。』


「ATP が膀胱の感覚神経に刺激をあたえることで、膀胱に尿がたまったことを中枢神経に伝えていました。」
という記述の「感覚神経」とは、「感覚装置」としての平滑筋のことなのでしょうか?
高橋先生はどのように思われますか?
【回答】
違います。
平滑筋を感覚装置として世の中は認知していません。』

また、
「今後、このTRPV4 センサーに対する薬剤開発で、頻尿や過活動膀胱の改善が期待できます。」
という記述があり、この研究を基にした新薬に期待します。
【回答】
恐らく研究倒れになるでしょう。』

アルファブロッカーやベタニスなどで平滑筋の緊張を抑え、さらにTRPV4拮抗薬で尿意を抑えるようにすれば、
またさらに治療効果が上がるかもしれません。

新薬の情報があれば、製薬会社から高橋先生へ情報が行くはずですから、
この研究を基にした薬はまだ、臨床現場向けに販売されていないということですよね?

ネットで検索してみると、薬自体はあるようなのですが↓
http://patent.astamuse.com/ja/published/JP/No/2011529082

http://www.ekouhou.net/%EF%BC%B4%EF%BC%B2%EF%BC%B0%EF%BC%B6%EF%BC%94%E6%8B%AE%E6%8A%97%E8%96%AC/disp-A,2011-529082.html

投稿: レイニーブルー | 2012/06/27 16:54

お返事ありがとうございます。

鉗子で粘膜を引っ張るのに尿意を感じないという例を聞くと、確かに、この研究が説明しているメカニズムの信憑性を疑ってしまいます。

医師でもなんでもない私にはよくわからないのですが、BCGの毒性で膀胱粘膜を全てはがし落す治療によって、文字通り粘膜が「全て」剥がれたとすれば、
膀胱刺激症状が起こることとこの研究結果はつじつまが合わなくなりますね。

この、尿意を感じるメカニズムの研究結果について、一般泌尿器科医はどのように思っているのでしょうか?
【回答】
何の疑問も持っていないでしょう。』

そもそも一般泌尿器科医にはほとんど知られていない研究なのでしょうか?
【回答】
一部の専門的に興味のある医師だけでしょう。』

高橋先生が出席された泌尿器科学会の場での雑談などで話題に上ることなどがありましたでしょうか?
【回答】
ありません。』

この研究結果が完全に誤りでありながら、それがエビデンスとして泌尿器科医の常識になってしまうようなことがあれば、
誤った根拠を基にして治療が行われるようなことにもなりかねず、危惧します。


「本成果は文部科学省科学研究費補助金の支援を受けて行われました。」
という研究が、嘘・絵空事にすぎないのであれば、本当にお金の無駄遣いですね・・・。
【回答】
専門の学会で研究費を利用して行われる報告は数多くありますが、それが日の目を見るのはほんのわずかです。
絵空事の研究なので、報告した時点で終了、それ以上に発展せず、現実の臨床には役立たないのです。

投稿: レイニーブルー | 2012/06/27 20:37

お返事ありがとうございます。

現実の臨床に役立つような研究が出てくることを祈るしかないですね・・・。

投稿: レイニーブルー | 2012/07/01 20:20

ホーレップ手術を受ました。術後2ヶ月でも頻尿が続くのでベタニスを処方されたのですが、あまり変化がありません。術後の残尿はないのですが、ベタニスを暫く内服した方がいいのでそうか。お教え下さい。
【回答】
頻尿の原因は膀胱三角部の過敏症です。
しかし、一般的な前立腺肥大症の手術は、電気メスであってもレーザー光線であっても前立腺しか手術をしませんから、頻尿が残ることがあります。
私の場合、前立腺の手術と併用して膀胱三角部も手術をします。
とりあえず、ベタニスを服用してください。

投稿: ホーレップ手術人 | 2012/12/06 20:57

回答有難うございました。
暫く内服します。

投稿: ホーレップ手術人 | 2012/12/07 22:08

はじめまして、膀胱上皮内癌のBCG治療後の頻尿、会陰部通、血尿が持続している男性です。
BCG治療は、最初はほとんど副作用も少なかったのですが、4,5回目あたりから血尿、頻尿、排尿時通がひどくなってきて、症状が持続するようになり6回目で中止しました。幸い、尿細胞診では陰性が続いているのですが、その後、2カ月余りたっていますが、症状はやや改善されたものの、頻尿(切迫もあります)、血尿(動いていると悪化、寝ていると改善)、会陰部痛(短時間での頻尿が起こると悪化する)が続いています。
治療としては、症状が持続した初期に細菌感染、結核感染が認められないということで、抗炎症剤(セレコックス、ボルタレン座薬、ロキソニン)が処方され、後は炎症が治まってくるのを待つのみといわれています。
確かに初期よりは改善していますが、このまま様子を見るしかないのでしょうか?
慢性前立腺炎、間質性膀胱炎のような状態になっているのでしょうか?教えてください。
【回答】
BCGの炎症による膀胱刺激症状です。
一般的な薬で改善しないのであれば、α‐ブロッカー(エブランチル・ハルナール・ユリーフ・フリバスなど)やバタニスを処方します。
それでも改善しなければ、ステロイドを利用します。


投稿: | 2013/01/14 01:19

私は以前、ユリーフとベタニス、ベシケアを処方されていましたが、高橋先生のブログで抗コリン剤は排尿障害を悪化させると書かれていたので、今はユリーフだけ処方を受けています。ベタニスは、抗コリン剤よりも強く膀胱を弛緩させるなら、排尿障害を悪化させるのではないかと疑問に思いますが、何故ベタニスは高橋先生も処方されているのでしょうか?
【回答】
一般的な抗コリン剤はムスカリン受容体に作用します。
ベタニスはβ受容体に作用します。
受容体が異なるということは、平滑筋全てにそれぞれの受容体が一様に分布している事にならなくなります。
ムスカリン受容体が膀胱頚部を除く全ての膀胱に分布するのであれば、抗コリン剤で膀胱頚部を除く膀胱の緊張が緩みます。
見方を考えれば、相対的に膀胱頚部が硬くなったことになります。
つまり、排尿障害が増悪します。
ですから、抗コリン剤で尿閉などの副作用が高率に出現するのです。
β受容体が膀胱全体に一様に分布するのであれば、膀胱全体も膀胱頚部も均等に緊張が緩むので、排尿障害にはならなくなります。
ベタニスの臨床治験で、ベタニスの服用前と比較して排尿が改善した患者さんを経験しました。
それで、通常の抗コリン剤に比較して排尿障害の副作用が少ないのだろうと考えたのです。
実際にベタニスを服用して排尿障害の副作用が出現する人は、ゼロではないですが、非常に少ない印象です。

投稿: ゆのみ | 2013/10/08 12:37

過活動膀胱症で悩んでいる者です。

高橋先生の 「ベタニス」の作用と副作用 の記事を読ませて頂きました。

充分なご研究とその成果について判りやすく詳細に記述されており、目から鱗で大変参考になりました。

ところで、
私は冒頭の症状のため泌尿器科に掛かっておりまして、それまでフリバスなどを服用しておりましたが、余り効果がみられませんでした。

その後、同院でベタニスを処方され一週間服用してきましたが、この薬は大変経過が良いようです。

具体的に以前は、一時間おきに尿意を感じておりました(歩行時は10分おき位)が、現在は2~3時間おき程度に尿意を感じ無くなりました。

このように経過が良い様なので先生にその旨を話して継続して処方して頂く様にお願いす服用を続けてみようかと思っておりますが、この薬が新しく臨床実績も比較的少ないように見受けられることもあって、長期間服用した場合の副作用は無いのかと懸念しております。

できましたら、先生のご見解をメールにて頂ければ幸いです。
【回答】
まず問題ないでしょう。

投稿: モト | 2014/03/21 10:28

高橋先生いつもお世話になります。
診察券番号31356のものです。

ザルディアを処方して頂き約10日経ちました。
実感する効果を感じています。

服用初日は会陰部が張ったような不快感がありましたが、関連痛とは違い、半勃起?のような印象でした。(すみません適切な表現が見当たりませんでした)
2日目には「ん?なんだこの爽快感は?」になり、いやいやまだ分からないぞ、と考えていましたが、昨日頃から確信に変わりました。

また、ベタニスの効果も強く感じるようになりました。

散々高橋先生にはネガティブな報告を電話とコメントでしてまいりましたが、今日は違います。

現在はザルディア5mg/2日、ベタニス50m/1日を服用しています。
この組み合わせが現在は最も効果を感じています。

実感する効果とは、手足の痺れ感が5%~10%へ、時には消失。
絵陰部、鼠蹊部、睾丸痛は時々(まだ頻度は高いですが)5%~10%になりました。
これも時には消失。

本当にありがとうございます。
高橋先生のおかげで、最も早い改善への近道を選択できたと思います。

症状の完全消失まではまだ先は長いと思いますが。薬でコントロールできるんだ、とおぼろげながら自信がわいてきました。

最後に質問があります。

「ベタニスの作用と副作用」のコメントの回答欄に「ベタニスは症状が消失した時には休薬をする事も考えられます」との回答があります。
αブロッカーを休薬した場合、デメリットとして脊髄でのソフトウェアのバージョンアップが可能性としてある。と他の回答でありましたが。
ベタニスはその可能性がない、との根拠でしょうか?
もしくは長期で服用するのは他のデメリットが可能性としてあるのでしょうか?
【回答】
この病気が解明され、治療法が明確に確立している訳ではありません。
様々な患者さんの体験や経験を積み重ねて、病気の本質が見えてくるのでしょう。
色々試してください。
私の考えが常に正しいとは限りません。

投稿: 博 | 2014/05/02 23:10

ベシケアとベタニス、ウリトスとベタニスの併用について先生のご意見をお聞かせください。
【回答】
ベシケアとウリトスは抗コリン剤でベタニスはβ3刺激剤ですから、作用機序が異なるので、併用してもOKです。
ただし、抗コリン剤んぽ副作用に排尿障害がありますから、注意が必要です。

投稿: OAB | 2014/05/07 16:57

はじめまして、ペタニス錠の検索からこちらに来ました。他の掲載内容から、信頼できる先生だと思い質問させていただきます。
私は脊髄損傷で、4~5前までは残尿があり導尿で処理してましたが、現在は残尿は無く導尿はしていないのですが、2年前から頻尿になりペタニス錠を勧められました。また残尿になるのが心配です。よろしくお願いします。
【回答】
ベタニス錠の副作用として、排尿機能障害があるかもしれませんが、非常に少ないと考えます。

投稿: ピコ | 2014/06/12 11:58

ベタニスの効果を感じている場合、効果かを持続させたいので半分に割って朝と夕方に飲むことは大丈夫でしょうか?
【回答】
可能でしょう。

投稿: ベタニス | 2014/08/21 21:24

先生、お世話になります。私は診察カード30552のものです。

私は昨年9月から先生に診察をしていただいています。最初はユリーフとベタニスを服用していましたが排尿状態が悪くなりベタニスをやめてユリーフだけになり、途中からユリーフをフリパスに変え、今年5月からザルディア5mgとフリパス75㎎二分の一を服用しています。排尿状態は非常に良いのですが最近少し尿が溜まると排尿したくなるような、過活動膀胱炎のような状態になり、緊迫性なときもあります。もう一度ベタニスを試してみたいのですがザルディア5mgとベタニス5mgの兼用で大丈夫でしょうか?
もし大丈夫なようでしたら先生に電話させていただきます。
【回答】
OKです。

投稿: 啓太郎 | 2014/08/26 07:42

診察券 19765 長野市佐藤〇〇〇です
今日 お電話しましたが コメントの送り方を忘れてしまったので 送ってみました
ベタニスは 効いているのか 実感が ありません  私のように いったん症状が落ち着いていたにもかかわらず 再発?したような場合は ベタニスの効果が現れるのも 時間がかかるのでしょうか?
効果が出た患者さんで 時間のかかった人は
いますか? その人はどの位かかりましたか?
うまく コメントが届くといいな
【回答】
時間のかかった人はいます。

投稿: サトウ | 2014/09/18 16:22

診察カードNO.27862の者です。

前回のコメントがうまく送信されなかったようですが、もしも二重投稿だったらごめんなさい。

ベタニスが大分効いてきているようなのですが、まだ日によって波が結構あります。
症状が重い時は、1日2回飲んでも大丈夫でしょうか?
お忙しいとは思いますが、以上、よろしくお願いします。
【回答】
大丈夫です。

投稿: ムズ | 2014/09/19 18:17

先生、返信ありがとうございます。
薬が無くなる前にまた診察に伺います。

投稿: ムズ | 2014/09/20 11:41

昨日伺った診察券NO27862の者です。

ベタニス処方の件では、ご迷惑をお掛けして申し訳ありません(患者側は非常に助かりますが・・・)
 なるべく毎日1日1錠でいけるぐらい症状が安定することを祈るばかりです。

ところで、1日1錠3ヶ月が処方の限界、というのは、生殖器への影響or保険適用での限界、のどちらが理由なのでしょうか??(両方?) また、50mgに増量して1日1錠3ヶ月処方は可能なのでしょうか?
【回答】
保健制度上です。」

以上、宜しくお願いします。

投稿: ムズ | 2014/10/09 16:29

15年前に脊髄損傷になりベシケアを1日10mg服用していますが、尿漏れがあり最近薬が効いていないように感じます。ベシケアをやめてベタニスを服用すると改善されますでしょうか?
【回答】
試されたら良いでしょう。

投稿: | 2014/10/26 14:59

はじめまして。
85歳の母がベタニス錠50mgを服用しています。以前はベシケアを飲んでいましたが便秘がちになり変更しました。飲み方に関してのこれら二つのお薬の違いを教えていただけますか?
よろしくお願いいたします。
【回答】
ベタニスはβ3刺激剤で、ベシケアは抗コリン剤です。
平滑筋の作用するレセプターが異なる薬剤です。
抗コリン剤は排尿障害をもたらす副作用があるので、原則として私は使用しません。

投稿: | 2015/03/17 08:19

先週9/10日初診で伺ったTです。
エコー、ウロフロで排尿障害有との事でザルティアとベタニスを出していただきました。まだ、1週間ですので薬の効果ははっきりしません。ただ、昨日は亀頭部の痛みが強く、そういった際に鎮痛剤等の飲み合わせがどうなのかについて教えていただけますでしょうか?(本日は昨日より痛みは軽減しています)ロキソニンあるいは、芍薬甘草湯は併用しても大丈夫でしょうか?(芍薬甘草湯は以前痛かった時に飲み痛みが軽減しました。)
【回答】
OKです。」

その他に血圧でオルメテック、リピトール、テノーミンを服用しています。お忙しい所申し訳ありませんが宜しくお願いします。

投稿: tenten | 2015/09/17 10:52

今日受診致しました診察券番号34503のKです。
ベシケアからベタニスに変更後胃薬の効果もあってか辛かった胸焼けがなくなりました。怠さ、動悸はまだあるものの、随分と楽になりました。ありがとうございます。初受診から5日、陰部の痛みも極わずかとなり本当に感謝しております。ほんの少し、違和感が残るものの受診前の辛さからは比べようもありません。
初診時に教えて頂いたとおり、水分制限もしていますがそのせいなのか尿の量がかなり少なくなりました。1日トータルで500ml無いくらいです。回数も5回程になりました。あまりに急に少なくなったので不安です。薬の副作用や、効きすぎという事はないでしょうか?このまま服用しても大丈夫でしょうか?またご回答頂ければ幸いです。
【回答】
心配いりません。

投稿: k | 2016/04/22 20:25

ご回答ありがとうございます!やはり動悸があるのですが、これは慣れていくでしょうか?
お忙しいのに度々質問してしまい申し訳ありません。
【回答】
慣れるのを待ちましょう。

投稿: k | 2016/04/23 12:22

お休みの所ご返答本当にありがとうございます。日中かなり動悸がつらく、子供の世話をするのが辛いため薬を夜に服用しても良いでしょうか?夜までに痛み、不快感が強まればその時点で服用しようとは思うのですが…。
何度も何度も申し訳ありません…
【回答】
どうぞ。

投稿: k | 2016/04/23 20:50

診察券NO 27862 の者です。 いつもありがとうございます。 
 前回の診察でベタニスを再開し、飲み続けていますが、かなり効いている感じです。
 以前、ベタニスで調子が良くなった際には、αブロッカー系の薬も併用していたので、良くなってわりと直ぐにベタニスを止めてしまい、最近また症状が出てきました。
 今回は多目に飲み続け、きちんと治したいと考えています。
 そこで、現在50㎎を1日1回ですが・・・以前50㎎を処方してもらい頓服用に25㎎を自費で購入していた時期があるのですが、今回は自費で25㎎又は50㎎を購入して、毎日朝夕2回ベタニスを飲みたいと考えています。
ブログにもある通り、副作用を気にしないのなら増薬可能でしょうか? とりあえず3ヶ月から6ヶ月間ぐらいで考えています。
【回答】
症状が落ち着いているのであれば、増量せずに、このままでいきましょう。

投稿: eiji | 2016/08/29 23:28

初めて投稿させていただきます。50代後半の男性です。
一昨年の人間ドックでPSAが5から6を示したので生検を昨年6月に実施、ガンは見つかりませんでしたがその頃から慢性前立腺炎の症状が出たので近くの泌尿器科に行き、セルニルトン、エブランチルを処方されました。
その後、先生のブログに出会い、昨年12月からハルナール0.2mgとセルニルトン、症状が少しよくなったことと、先生のブログにセルニルトンはあまり効果がないとのことだったので、セルニルトンはやめました。
その後、症状は発症した時の痛み・不快感が10とすると5くらいの感じで推移していましたが、また、5月ごろから症状が悪化したのでハルナールのジェネリック?であるタムスロシンを1日朝夕とアボルブに変更してもらい、そしてアボルブに発がん性があると週刊誌に書かれたことから、8月からはタムスロシン2錠とベタニス50mg1錠を処方してもらっています。

ここで質問ですが、ベタニスを飲み始めてから、精液が透明になり量も少なく、おまけに勃起もちゃんと勃起しなくなり半勃起のようになりました。これは、ベタニスの副作用でしょうか?前立腺炎の症状は少し快方したように感じますが、違和感、不快感はあります。
【回答】
前立腺の症状かも知れません。
年齢的にそうなっても、おかしくはありません。」

もう一つ、泌尿器科で毎回尿を検査してますが、PH(ペーハー)が7から最高8のアルカリ性を示していましたが、今年の6月頃から5から5.5の酸性になりました。体が酸性に傾くことはあまり良くないと思いますが気にしすぎでしょうか?処方してもらっている泌尿器科ではセルニルトンをやめたからじゃないかといわれましたが・・・
お忙しいところ誠に恐縮ですがよろしくお願いします。
【回答】
体は常に変化しています。
たまたまでしょう。

投稿: いと | 2016/09/17 14:03

さっそくのご回答ありがとうございます。
勃起不全がベタニスの副作用とすると
自分としては服用をやめようと思います。
この年になっても、まだ現役でいたいので・・・

会陰部痛、陰茎痛を和らげるためベタニスに替わるものとしてタムスロシンとユリーフの併用は可能でしょうか?
【回答】
保険では併用は認められません。」

あるいは、タムスロシンとダイアモックスの併用はいかがでしょうか?
【回答】
主治医が簡単に併用してくれるかわかりません。

よろしくお願いします。

投稿: いと | 2016/09/19 19:13

ご回答ありがとうございます。
ベタニスを服用する前にはEDの症状が出ていなかったので、私にとっては今のED症状の原因はベタニスの副作用ってことですよね?
【回答】
ベタニスを休薬すれば分かることです。」

αブロッカーだけでは会陰部痛、陰茎痛の症状を抑えられてない患者にとって、副作用でEDになる可能性の低い薬・サプリはどんな選択肢があるかアドバイスがいただけたらと思います。
【回答】
ザルティアが副作用で勃起します。
よろしくお願いします。

投稿: | 2016/09/19 21:18

アドバイスありがとうございます。
ベタニスの服用をやめて様子をみます。
今後ともよろしくお願いします。
この慢性前立腺炎のもやもや、苦痛を
なんとかして和らげたいので
また、アドバイスよろしくお願いします。

投稿: いと | 2016/09/20 20:19

先生のホームページを見させていただいています。私は、排尿時に痛みがあり、慢性前立腺炎と診断され、先生からセルニルトンを処方されました。幾分か痛みは、減少したような気はしますが、この薬(セルニルトン)は、飲むにあたいしないお薬でしょうか?今は、ユリーフも処方されていて、何とか我慢できるところまで落ち着きました。
【回答】
人によりけりです。

投稿: 筒井 | 2016/10/29 22:13

お早うございます、お忙しいところお教えください。
若い頃より慢性前立腺炎で投薬してましたが、8月24日にホーレップ手術を受けましたが頻尿、尿漏れが続き、血圧が今までは110,80位でしたが150,90になりました。
11月の初旬ベタニスを試しておりますか頻尿等は少し改善たれましたが血圧が今朝は195,125有りました。
投薬を中止した方が良いでしょうか?
【回答】
一時中止がよいでしょう。」

時が経てば過活動膀胱も良くなるのでしょうか?
【回答】
他の薬剤に切り替えたらいかがでようか。」
宜しくお願い致します。

投稿: 中澤 | 2016/11/09 07:43

初めて投稿させていただきます。40代前半の男性です。数年前から寒い時期は、夜間も含めて一日15回ほどの頻尿でしたが、今年は9月末頃から1時間もたない事があり、初めて近くの泌尿器科に行きました。残尿測定検査、超音波検査で問題はなく、過活動膀胱と診断されました。
【回答】
過活動膀胱は症状病名です。
必ず原因があります。
私が超音波エコー検査すれば、必ず異常が見つかります。」

まず一日一回ベタニス錠25mg、その後一日二回ベシケアOD錠5mgをそれぞれ2週間続けましたが、全く効果が出ず、便秘・口渇の副作用が顕著でした。
【回答】
ベタニスもベシケアも、対症療法であって、根本治療になりません。」

また、閉塞隅角緑内障ではありませんが、緑内障の目薬を使う手前の状態で、できれば眼圧などへの影響を避けたいと思います。今後どのような選択肢が考えられるでしょうか?お忙しい所恐れ入りますがよろしくお願い致します。
【回答】
原因は、おそらく排尿障害ですから、それの治療が必要です。

投稿: moreso | 2016/12/21 11:36

早速のご回答ありがとうございます。近くなら高橋先生に診てもらいたいのですが、現在通っている所では原因の特定が難しいようです。根本治療が可能な病院を見つけるヒントがあれば教えて頂けないでしょうか?もしくは、骨盤底磁気刺激療法や骨盤底筋体操、サプリメントを試すのもいいのでしょうか?重ねてお手数をお掛けしますが、よろしくお願い致します。
【回答】
普通の泌尿器科医では、分からないので、理由はともかくとして、排尿障害の治療薬と頻尿治療薬を処方してもらって下さい。
お薦めは、ハルナール錠とベタニス錠です。

投稿: moreso | 2016/12/22 09:57

ご回答ありがとうございます。ベタニス錠は2週間で効果なしだったのですが、再度試してもいいということでしょうか?
【回答】
はい。」

前立腺肥大症も疑ったのですが、年齢的に考えられないと言われました。
【回答】
年齢という呪縛に縛られて、誤診することが多々あります。」

もしハルナール錠で頻尿が改善すれば、結果的に前立腺肥大症が原因だったと分かるのですね?
【回答】
はい。」

何度も恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

投稿: moreso | 2016/12/23 12:32

ご回答ありがとうございます。おかげ様で今後の方向性が見えてきました。一方的にアドバイスを頂くばかりで恐縮ですが、また何かあればよろしくお願い致します。

投稿: moreso | 2016/12/27 20:42

初めて投稿させていただきます。
50代、男性です。
ベタニスを検索していてこのブログを見つけました。
現在、頻尿に苦しんでいます。
以前は、頻尿の次に排尿困難も発症し、最初の病院では前立腺肥大の薬を処方されていました。
しかし、症状が回復せず、現在通院している病院で心因性と診断され、精神科の医師から安定剤を処方されただけで、泌尿器科の医師から薬を出されませんでした。
排尿困難は改善しましたが、頻尿は改善の感じがしません。
排尿困難の原因を、前の病院で出されたベタニスの副作用ではないか、あくまでも心因性の病気との事で泌尿器科の医師が薬を出してくれないのですが、ベタニス50mgを1回服用しただけで酷い排尿困難になるでしょうか。
手元にベタニスが多量に残っていて勝手に服用して良いものか悩んでいます。
御意見を聞かせてください。
宜しくお願いします。
【回答】
前立腺肥大症の大きさがかなり大きいと、通常の治療薬だけでは排尿障害は改善しません。
その場合、ベタニス50mgの服用で、排尿障害が強調されることがあります。
薬としては、αブロッカー(エブランチル・ハルナール・ユリーフなど)のユリーフと抗男性ホルモン剤(アボルブ・プロスタール)のアボルブとベタニスの併用になります。

投稿: hiroshi | 2017/04/20 10:43

早速の回答有難うございます。
排尿困難で受診した時、幾つかの病院でエコー検査をしたのですが、年相応で特に問題となる前立腺肥大はみとめられませんでした。
セカンドオピニオンで診ていただいた医師は、50mgではなく25mgから処方すると言われました。その時は、排尿困難で受診したのでベタニスの服用はしないようにと言われましたのですが。
前立腺肥大でなく排尿困難が収り、現在の症状が頻尿だけの場合、ベタニスの服用をしても良いでしょうか。
又、服用して良い場合、最初は25mgにしたほうが良いのでしょうか。
再度、御意見宜しくお願いします。
【回答】
年相応というのが、いい加減な診断です。
人によって、若い時の前立腺の大きさが異なりますから、年相応という判断はできません。
現在、排尿障害の症状が自覚していないというだけで、潜在化していれば、また症状は出現します。
排尿障害の治療薬を服用しなければなりません。

投稿: hiroshi | 2017/04/22 06:12

すいません、追記です。
排尿困難が収まって過程ですが、前立腺肥大の薬を処方されても改善せず、現在通院している泌尿器科の医師に、心因性の排尿困難と診断された当日から意外なほど排尿が改善されました。
それ以来、前立腺肥大の薬を含めて泌尿器系の薬は服用しなく良いと診断され、現在は安定剤のみ服用しています。
排尿については、だいぶ改善されました。
前の投稿と併せて、御意見宜しくお願いします。
【回答】
服用しなければ、なりません。

投稿: hiroshi | 2017/04/22 06:31

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