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患者さんからのレポート#46

高橋先生
 
平成22年1月18日に膀胱頚部硬化症の手術をしていただいたカルテ番号23812の滋賀県の〇〇〇〇です。先日の半年経過した際のご診察有難うございます。そのときご依頼がありました患者レポートをお送りいたします。
途中までしか打てていない段階のものを先日誤って送信してしまっていて申し訳ありません。


1.手術までの経緯
①症状の履歴(思い当たる前兆症状)
若い頃から 尿線が細く排尿に時間がかかる。
射精後、足の裏がよく引きつる。
5年前(2005年)6月 足の裏の痛み
10月~翌年春まで 強い坐骨神経痛・足を温めても強い冷感がある。

②痛みの発症の経過
平成21年 9/29 陰茎の火照るような痛み
10/10頃から 会陰部疼痛・鼠径部や内股の痛み・坐骨神経痛の順に痛みが広がり、一進一退しながら日替わりで痛みの症状を変えながら徐々に痛みが強まるとともに、精神症状もきつくなる。時に歩行がつらいときもあった。
11/15頃から リボトリールを一時服用したが、それを契機に筋肉のピクつきが広がる。
高橋クリニックを受診するまでに泌尿器科3院受診(クラビット、セルニルトン、ハルナールの順に処方)
そこで言われたことは、「わからない」・「気のせい」・「痛いと思うから痛い」・「自分の体に自信を持て」・「手術したらかえって悪化する」
神経内科受診、腰椎・骨盤のMRI(特に異常なし)
鍼治療、低周波通電鍼治療も試みたが、かえって悪化した。
前途見えず、不安が強まり、精神的にこわばり、自律神経の変調がますますひどくなり、耐え難いものになる。
 
・排尿
1日数回、1回あたり50~100cc程度 夜間1回 
尿線が細く、2本に分裂することがしばしばある。
・関連痛と思われる症状
会陰部・陰部の疼痛・引きつった痛み・冷感……座位・車の運転時が特につらい。
両大腿部裏の強い痛み(特に左)……長時間の立位が困難
手の指のこわばり(就寝時・起床時)
両内股・鼠径部・足の裏・ふくらはぎの痛み
陰毛の生え際のチクチクした痛み
へそを中心としたあたりの神経痛様の痛み
腕のしびれ感・硬直した感じ/背中・肩・頸の凝り
全身に神経が露頭したような痛み
耳鳴り/めまい
射精困難
痛みは日替わりで変化
朝はそれほど痛まないが、時間が経つにつれて次第に強く痛み始める。
入浴後は一層痛むことが多い。

・その他の症状
筋肉のピクつき(両脚、会陰部、腕、手、肩、頸、胸)  
胸が詰まる感じ、過緊張、不眠、動悸、寝汗、抑鬱感、震え・微熱・強い凝り
ひどいときは夜間にパニック障害(これが一番つらい) 
アレルギー性蕁麻疹(ハウスダスト・ダニ)・乾燥肌
胸内痛

3.術後の経過
手術当日(平成22年1月18日)
夜 あまり出血はない。尿量1.4ℓ。気が楽になり、リラックス。
翌日
カテーテルを蓋式に交換。陰部先端部痛増す。排尿後、バルーンがあたりとても痛い。尿量減少。
2日後
カテーテル抜去。尿意あるものの出にくい。排尿時の痛みがひどい。関連痛が出る。(坐骨、足裏、内股)就寝前に血塊が出る。大量の寝汗・悪寒。
3日後
あまり尿出ず。あちこち痛み。
4日後
朝からほとんど尿が出ない。滋賀に帰ることになった。まごめ薬局で突然尿意、急によく尿が出た。新幹線の微振動がつらく帰宅後血尿。
3週間後まで
一進一退。尿は80~200mlを1日10回あまり。尿線割れ、残尿感。陰部先端痛、会陰部痛、坐骨・大腿部・足裏・陰毛の痛み。顔がざらざら。かゆみ。手指のこわばり。女性化乳房。3週間経ってようやく回復してきている実感。
2月11日に3ミリ角の血塊が出る。血尿。血塊はこの一度だけ。
3ヶ月後
時に排尿後にツーンとした痛み。日の経過とともに徐々にましになる。
全身のかゆみに悩まされる。
12月以来インポテンスだったが3月にようやく射精。前に出る。特に痛まず。しかし思いっきり早漏。

6ヶ月経過して
痛みについて

【手術前と変化ないもの】
足の裏痛・内股痛・手の指のこわばり・尿線割れ・体の硬さや痛み・耳鳴り
【術後改善したもの】
パニック障害的なもの(100%)・過緊張(70%)・坐骨神経痛(70%)・ペニスの先端痛(50%)会陰部痛(50%)・尿線(ほぼ倍の太さ)
【手術後発生したもの】
舌痛・陰毛の脱毛・女性化乳房
【最近起こり始めたこと】
ふと息苦しくなること・睾丸の熱感

【その他】
五十肩(3月末にマッサージに行って以来)
アレルギーは薬をアレロックからタリオンに変更して改善してきた。

細かく書き出すとキリがなく、大雑把に書くとただの列挙になり、大したレポートになりませんでしたが、こんなところです。なかなか上手く書けず、遅くなりました。

先生には、お元気にて益々ご活躍ください。
失礼します。

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コメント

この患者さんは内視鏡手術をしても手術後改善しない例でしょうか?
【回答】
改善しなければ、症状全てが術前と同じか悪くなる筈でしょう。

投稿: | 2013/02/19 12:33

先生この患者さんは新しい手術後症状も出ていますから 差し引き改善してないと判断できますよね?

投稿: | 2013/04/11 13:16

手術を受けた当人です。4年が経過し、かつての自分のレポートを読み返しました。有難いことに、以来徐々に改善し、今では、過緊張や不眠を主とする自律神経失調がちょっと困る程度で、あとは生活に支障のないレベルに戻りました。有難うございました。
【回答】
その後の経過の報告をありがとうございます。

投稿: | 2014/01/25 16:21

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