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慢性前立腺炎の症状#13 「陰茎根元の痛み」

会陰部痛に続いて比較的多いのが、陰茎根元の痛みです。
今回、79歳男性で陰茎根元の痛みで来院された慢性前立腺炎の患者さんを内視鏡手術しました。ご紹介しましょう。
5年前から立っていると、陰茎根元が引張られるようにピーンと痛く、地元のメディカル・センター、大学病院、○○会○○病院、医院など4軒の泌尿器科を渡り歩きましたが改善せずに、今年の3月に高橋クリニックを受診しました。
1日の排尿回数は5回で夜間は起きません。
Bns21830m793初診時の尿流量測定ウロフロメトリー検査は、右のように前立腺肥大症と同じ排尿曲線です。要するに排尿障害を認めます。
前立腺の大きさは18ccで正常範囲内でず。大きさからいえば前立腺肥大症ではありません。

Bns21830m793D画像では、膀胱出口の6時前後が硬化組織になっています。
患者さんの強い希望で、内視鏡手術になりました。トリガー・ポイント手術です。6時の位置を電気メスで切除すると、陰茎根元の痛みが誘発されました!膀胱出口の他の部分の切開では陰茎の痛みは誘発されませんでした。

Bns21830m792手術後の膀胱出口の3D画像です。6時の位置の硬化組織がなくなっています。
患者さんも陰茎根元の痛みが消失し満足しています。

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コメント

自分は34歳なんですが昨年9月に慢性前立腺炎と診断されてクラビットの投薬を指示されて飲んだり止めたりしてました。
酷い下痢をしても医師にクラビットを指示されて飲んでました。
症状は全く改善せずも何とか耐えて来ました。
3ヶ月前に病院を変えてからセルニルトンを処方されてクラビットとの併用で飲んでます。
最近 医師から症状が長く続いてるなら前立腺癌を疑わないとと言われてしまいましてPSA検査と尿細胞診を今結果待ち中です。
症状は腰周りの痛みと頻尿、排尿痛、尿道の違和感です。

排尿痛は少し軽快して来た感じがします。
やはり前立腺癌を気にしないといけないのでしょうか?
そんな事ばかり考えて鬱になりそうです…
【高橋クリニックからの回答】
治りが悪いと、悪いものを考えるというのは、医師の思考パターンです。気にしないことです。

投稿: 春 | 2008/06/18 21:06

ありがとうございました。
30代でも前立腺癌は有るのでしょうか?
最初に行った医師は有り得ないとは言ってました。
先生も若い方にもPSA検査を勧めてるのでしょうか?
怖くて本当に辛いです(>_<)
【高橋クリニックからの回答】
まず有り得ません。
仮にあったとしても、潜伏癌です。その場合、無症状です。ですから、あなたが前立腺癌である根拠がありません。
肺結核の治りが悪いは、肺癌の疑いがあるからだというようなものです。
無智な医師の論理の暴走に負けないように・・・。

投稿: 春 | 2008/06/19 11:09

慢性前立腺炎で消毒液を尿道に入れる事で
改善された人がいるようです。仮に細菌の有無は別として、消毒液による炎症部位への効果どうなんでしょうか?イソジンを10倍に薄めてカテーテルで注射器を使って
入れるそうです。粘膜はイソジン程度ではいかれないとしても、うまく炎症部位に到達するのですかね?この本の作者は先生の手術を受けているようです。受けた結果術後の改善がなくこの方法に踏み切ったと
書かれていました。先生の手術は当然完全なものでありませんから不完全さは残って
当然と思います。でもこんな簡単な方法で
改善するならばやってみたいと思うのです。どうか意見をお聞かせ下さい。

【高橋クリニックからの回答】
慢性尿道炎の治療として古くから行われている方法です。
消毒薬などを尿道から逆向性に注入する方法です。しかし効果は今ひとつで、次第に廃れて行きました。
慢性前立腺炎に効くかどうかは不明です。
「この本の作者は先生の手術を受けて・・・」本とは、どういう意味でしょう?

投稿: ラビット | 2008/06/19 12:07

慢性前立腺炎これで楽になったという本が出版されていまして、この本を買ったところ作者が手術の件をいっていました。広げる手術と記載があった為先生の手術かと
思って書いたのであります。まー全摘出ではないので先生の手術と思いこんでいるかも知れません。いずれにしろ良くなったと
書いてありました。文面足らずですいませんね。しかしペニス根元に痛みというか
不快感というか何なんでしょうかこの病気は、何もしたくなくなります。
再発して1年になりますが、もっと重度な人はいるのですか?私は陰部鈍痛・足の付け根の痛み・臍の下の鈍痛です。不快です
。どうしょうもなく不快です。
【高橋クリニックからの回答】
主治医にα-ブロッカーを処方していただいていますか?
そうでないのなら、是非、α-ブロッカーを服用して下さい。
それから水分の取りすぎは禁物です。

投稿: ラビット | 2008/06/19 12:45

α-ブロッカー(ハルナール・フリバス・アビショット・ユリーフ)を飲みましたが改善されませんでした。あー悩みます。。。
人生破壊までありますねこの病気は。。。
ちょいと勉強したのですが、しみる(痛い)部分はペニス付け根の括約筋付近で、
カウバー線のところが痛むような気がします。まー物理的痛みと炎症部位は異なるとは思いますがもー耐えられません。
何とかなりませんか???
【高橋クリニックからの回答】
保存的治療として仙骨神経ブロックがあります。
地元のペインクリニックを受診して下さい。

投稿: ラビット | 2008/06/19 14:53

ありがとうございます。別の質問ですが、カウバー線の括約筋部分の痛みが主なのですが、ここに仮に細菌付着があった場合は
当然尿検査で培養すれば細菌感染反応は出ますよね?何か細菌にはバイオフィルムを形成する力があって、一旦バイオフィルムが形成されていまうと細菌検査にもひっかかからないし、抗生剤ももとより効かないという学説を見ました。先生のお考えの基本概念とは異なりますが、この学説のご意見を聞かせて下さい。もとよりこの学説で
本の著者は尿道消毒を考え付いたそうです。バイオフィルム形成の細菌が前立腺をむしばんでいるという考え方だそうです。

【高橋クリニックからの回答】
バイオフィルムという考え方は、数年前からちらほらと文献的に出ている考え方です。
確かに、バイオフィルムは存在するのでしょうが、難治性炎症の原因究明のために祭り上げられた自然界の現象と思えてなりません。複数のまったく異なる細菌同士が共同で一つのコロニーを形成し、宿主を慢性的に本当に攻撃できるのか?また、人工培地で、そのようなバイオフィルムを容易に作ることが出来るのか?バイオフィルム内の細菌は周囲から栄養素は吸収し増殖するが、なぜ抗生剤のみを吸収しないのか?疑問は多数あります。
慢性前立腺炎で何十年間にバイオプシーされた患者さんは多数存在するでしょう。その結果、そのような特徴的な細菌のコロニーが存在するのならば、バイオフィルムという言葉を知らないまでも、先を争って報告していたでしょう。

投稿: ラビット | 2008/06/20 09:57

私も前立腺炎を患っています。過去いくつかの泌尿器科の診察を受けましたが、どこも口を揃えて「水分を大量に摂取するように」と言います。水で菌を洗い流すようなニュアンスで言われるのです。それに対し高橋先生は水分摂取を控えるように言われますが先生のお考えをお聞きできればと思います。

【高橋クリニックからの回答】
下記に理由を掲載しています。
http://hinyoukika.cocolog-nifty.com/cp/2007/05/post_8bb6.html

http://hinyoukika.cocolog-nifty.com/cc/cat7068916/index.html

投稿: ヒデ | 2008/06/20 15:18

バイオフィルムの件は分かったようで疑問です。抗生剤は効く非細菌性もあれば効かない非細菌性があるので疑問だったのです。これは仮に先生の定説を軽んじるわけではないのですが、仮に細菌性だった場合抗生剤が効く場合と
効かない場合を理屈に当てはめるならば、バイオフィルムの理論は十分に説得力があるんですよ。あー考えれば考えるほど苦しい。
仮にバイオフィルムだったならば、何故消毒液が効くのですかね??本の作者は本当に効いたと言っていました。少しだけ聞かせてください
【高橋クリニックからの回答】
残念ながら、私にも分かりません。
私の考えは、細菌の存在が慢性前立腺炎症状に多少の影響を与えているかも知れないが、その程度でしょう。
バイオフィルムも存在するかも知れませんが、難治性の慢性前立腺炎症状の本質ではないでしょう。

投稿: ラビット | 2008/06/21 18:04

①排尿障害に起因する乱流による、糸こんにゃくの様な尿路の表面。

②膀胱内の肉柱。

主な原因は細菌でなく高橋先生の提唱する(隠れ)排尿障害のような気がします・・・。


患者サイドのスタンスとして まずはおしっこがスムーズに流れるようになること、それで治らなかったら神経回路、それで治らなかったらペインクリニック。でよいかと思いますが。。。

勇気をもってチャレンジする医師が高橋先生を筆頭にもっと増えればと願うばかりです。
先生のように膀胱出口の硬化に医師達はもっと目を向けて頂きたい。

投稿: 高橋クリニック患者 | 2008/06/22 19:50

慢性前立腺炎は最初は細菌性だったとして、抗生剤で細菌を除去した後痛みや症状が残るのは前立腺の炎症痕だけ残るという
理論はどうでしょうか?炎症痕は硬くなり
神経を圧迫します。その圧迫が痛みになり
前立腺炎の長い苦しみの始まりとなります。抗生剤が効くような感じになるのは
炎症痕跡がやわらかくなる時に少し効くという理論です。要するに細菌性ではないが
炎症痕を除去あるいはやわらかくすれば
治る気がするのですがいかがでしょうか?
ご意見聞かせて下さい。
【高橋クリニックからの回答】
前立腺は腺組織で、スポンジのような柔らかい組織です。神経線維は腺組織の間質組織に縦横に走っています。
炎症の結果、硬い組織が出来上がったとしても、スポンジのような腺組織と間質組織のため、圧力は全方向(360度×360度=129600方向)に逃げ、神経を一点集中的に圧迫するようなことはありません。
貴方のイメージは、椎間板ヘルニアの神経根圧迫現象による坐骨神経痛発現のマクロ的なイメージです。前立腺組織内のミクロ的なイメージではありません。

投稿: ラビット | 2008/06/24 10:36

これは前立腺マッサージをしている最中に
医師がかなりの付着があるのと硬化を指摘したための質問でした。当然先生が言われるとおり前立腺はスポンジのような組織ではありますが、確かに硬くなっているのは前立腺マッサージをやられていてわかったのです。
しかも足つぼマッサージや針きゅうや漢方等で改善している方の情報を推察すると、細菌ではないにしろ前立腺の硬化現象があるように思えてなりません。

【高橋クリニックからの回答】
前立腺の触診において、実際に硬化部を押しても、一般的に痛みは出現しません。貴方はどうでしたか?ですから、前立腺内の硬化組織があったとしても、前立腺の痛みと連想できないのです。
また、前立腺肥大症で間質線維性肥大型の場合は、前立腺全体が硬く触診できますが、排尿障害を強く訴えるのみで、痛みを訴える患者さんはいません。
前立腺が硬くなる病気として有名なのが、前立腺癌です。触診で、まるで石を触れているように硬いので「石様硬:せきようこう」と表現されます。石の様に硬いのにもかかわらず、前立腺の痛みは皆無です。しかし、前立腺癌が膀胱に浸潤したり骨に転移すると痛み症状が出現します。私たち泌尿器科医は前立腺が硬いのは無痛で、前立腺が軟らかい(急性前立腺炎など)時に、前立腺を痛がると経験的に認識しています。


僕の場合に関して言えば、前に尿道消毒を
した時に、前立腺の前の括約筋付近で消毒液を流したたらかなりの痛みがあったのです。内視鏡をやられているときに古い炎症痕跡は見つかりますか?それが私の持論では前立腺の硬化現象と思うわけです。
内視鏡時には括約筋のそばはうまく見れませんかね?(素人考えですいません)
仮にその古い炎症痕跡を外科的措置で取り除いたら良くなりませんか?

【高橋クリニックからの回答】
内視鏡手術の際に、粘膜のハッキリした所見は、排尿障害による所見しか認めません。前立腺・尿道粘膜の石灰、イソギンチャクのようなポリープ、血管増生などです。

投稿: ラビット | 2008/06/24 14:13

突然失礼します。慢性前立腺炎と診断されて悩んでいる26歳の男です。ホームページ拝見しメール相談させてもらいたく俺の携帯では何故かメールが接続エラーで送信できなかったため、記入させて頂きました。
今の治療としては約三か月半前から漢方薬治療をしています。飲んでいる薬は下部尿路一帯の炎症を静熱する薬、膀胱の知覚を和らげ補腎するくすり、おケツを破血して強力にとる薬、気の流れを調節して自律神経を整える薬、免疫力を上げる薬です。症状としては頻尿、残尿感、左ソケイ部不快感、左足のくるぶしと膀胱周辺が繋った感覚で足が尿意を感じたりムズムズしたりする感覚、排尿後尿道ムズムズ感などです。今まで病院では、お決まりのセルニルトン、レフトーゼ、白血球が自然検尿中に含まれた時だけ抗生物質で治療しましたが、まっったく効果なく、大学病院を受診しましたが、尿検査をしただけで精神科に回されました。今の漢方薬の先生は漢方薬を40年勉強した先生です。今まで前立腺炎を三人診て三人治していますが、自分の場合は今改善傾向はややみられるものの手こずっています。去年の最悪なときを10とすると今は5.5ぐらいです。
今その先生に高橋先生のホームページも参考に読んで貰っ

【高橋クリニックからの回答】
難治性の慢性前立腺炎は微細で慢性的な排尿障害が本当の原因だと、私は信じています。
ですから、排尿障害を治さない限り慢性前立腺炎症状の完治はないものと考えます。

投稿: ゆう | 2008/06/30 12:32

そうですか。漢方薬では排尿障害は治療できませんか?前治った人は漢方薬治療で何かの拍子に排尿障害が治ったからなんでしょうか?しかも最近になって慢性前立腺炎かどうか確定診断が分からないんです。最初の医者は前立腺に充実感がないからそうだと言いましたが、痛みなどがなくえいん部に不快感などがないこと、射精痛がないこと、マッサージをしても、圧通がないことから診断があいまいになりました。尿中に二回白血球が5~9個一年の間に出たことがあるのですが、細菌感染の可能性はないですか?最近大学病院の糞医者は検尿しただけで異常ないからあほみたいに精神科にいとも簡単に回します。そもそも前立腺炎は日本ではどうやって診断するんですか?慢性の場合普通前立腺は炎症で硬くなるんですよね?それとも前立腺の硬さは前立腺炎となんの関係もないんでしょうか?今の硬さはやや柔らかい程度です。
【高橋クリニックからの回答】
尿路感染症の適応がある漢方薬は、通常利尿作用を持っていますから、排尿障害の患者さんには逆効果です。
急性前立腺炎以外に細菌の有無は意味がないと私は考えます。
慢性前立腺炎の患者さんで、触診上、硬く触れる人は経験上ほとんどいません。
貴方が受けた診察・検査・治療が泌尿器科の慢性前立腺炎に冠する一般的な方法でしょう。

投稿: ゆう | 2008/06/30 18:45

連投失礼します。追記なんですが今の症状は残尿感、突発的に起こる頻尿。足のくるぶし周辺のぴりぴりしたりムズムズしたりする不快感です。漢方薬で下部一帯が治療されれば排尿障害は治ることは考えられませんか?
後エコーで残尿がないことは確認ずみです。排尿痛はありません。漢方薬の先生しかまともに話を聞いてくれる人がいません。お忙しいとは思いますが相談に乗ってください。

投稿: ゆう | 2008/06/30 18:53

尿路感染というよりもそのあたり(膀胱、尿道、前立腺あたり)
一帯を腎ととらえて全部同時に治していってるみたいですよ。
では前立腺炎だと一体どうやって診断するんですか??自覚症状だけですか?
前立腺炎でない人にも排尿障害がないとは限りませんよね?
【高橋クリニックからの回答】
本来、中国漢方も日本漢方も臓器という考え方はありません。西洋医学の影響で、現在の中医では臓器を特定していますが・・・。
漢方では、腎といっても現在の解剖学的腎臓を示すものではなく、尿に関する機能を示す言葉です。過ぎた玄白の考案した日本の臓器名を中国が逆輸入し使用しているくらいです。当然、漢方には前立腺という概念はありません。現在の漢方で前立腺の病気に関しては、後世の人間が付け足した概念でしかありません。
ですから、慢性前立腺炎に使用される漢方薬は、尿一般に関する薬剤であって、初めから慢性前立腺炎を治療する薬ではありません。
慢性前立腺炎症状のない人で、排尿障害がある場合(本人も気がついていない場合)は、慢性前立腺炎に関して未病の状態です。ゆくゆくは慢性前立腺炎症状が出現するのでしょう。
前立腺炎の診断に関しては、教科書的に記載された通りです。
あくまでも、分類分けにしか過ぎないでしょう。

投稿: ゆう | 2008/07/01 11:44

そうですか。確かに漢方薬の先生も前立腺炎でも膀胱炎でも病名は参考にするけれどなんでもいいと言ってました。腰や免疫系も腎に入るらしいですよ。
免疫が上がると病気にはならないらしいです。今免疫を上げる薬も飲んでます。
にしても、教科書に記載されている診断をして治らないと経験上もう分かっているだろうに同じ治療ばかり繰り返しあげくのはてにすぐに精神科に回す…泌尿器科医って一体なんなんですか?特に大学病院の医者なんか検尿だけして精神科いけですよ?
セルニルトン抗生物質だけなら泌尿器科医なんかいりません。
自分で内科に頼んで普通に貰えます。

【高橋クリニックからの回答】
泌尿器科に限らず、どの科の医師も同じです。
胸が痛く心電図をとっても異常がなく、心臓専門病院に紹介された患者さんが、そのこの循環器の医師に「何しに来たの?」「気のせい」と言われて腹が立った人を知っています。
前回の「慢性前立腺炎で原因不明の胃痛」の患者さんも内科医にほとんど気のせいとされていました。
人間の体は未知な部分がほとんどです。解明されたと思われる病気ですら、表面的なつじつま合わせに過ぎない程度の「解明」です。

投稿: ゆう | 2008/07/01 19:55

ただ漢方薬に前立腺の概念がないから前立腺炎が治療出来ないとは限りませんよ。中医学の文献に前立腺炎の治療としての薬は載ってますし、改善、完治例も多いですよ。

【高橋クリニックからの回答】
中国漢方で有名な文献が、「傷寒論」です。約1千年前に編纂された漢方の教科書です。日本の漢方もこの文献を土台にしています。流派によっては違いますが・・・。
「傷寒論」は表記された字の如く、ケガと感冒(インフルエンザ)について論じたものです。大昔の中国では、ケガやインフルエンザで命を落とすことが多く、平均寿命はとても短かったのです。恐らく30歳~40歳でしょう。ですから、当時としては慢性疾患は稀で、慢性前立腺炎などの概念はありません。ですから当時確立して現代にも存続している漢方薬は、ほとんどが急性疾患のための薬です。現在、慢性疾患に利用されている薬は、症状が似ていることを根拠に、急性疾患の薬を慢性疾患の治療のために転用しているに過ぎません。
百年足らずの中医学は、解剖学的短所を西洋医学から取り入れた漢方もどきになります。前立腺と認識した時点で漢方ではなく、単なる西洋医学です。西洋医学でも細菌感染による慢性前立腺炎は治るわけですから、裏に西洋医学が流れている中医学で治っても不思議ではありません。

投稿: ゆう | 2008/07/01 21:06

色々長々と失礼しました。正直な感想を申しますと高橋先生は治せないと分かってる治療を馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返す他の医者(大学病院の教授を含む)よりは、自分で慢前の独自の理論を考え、治療研究している分ずっと上だと思います。真実でも分からないうちは周りから叩かれるもので、周りから叩かれたからといってそれが真実ではないとは限らないと思います。ただまだ俺は高橋先生についていこうという段階には至っていません。自分の身体の事ですし、手術などを行なうことに対してはかなり不安もあります。幸い今の漢方薬は排尿障害を含めた全ての俺の症状に対応してるらしいので(膠原病や小脳脊髄変性症まで治した40年研究している先生なので間違いは恐らくないと信じています。)今は漢方薬の先生に自分の身を任せてみようと思います。ただブログは時々拝見させて頂き気になることがあればコメントさせて頂きたいと思います。

【高橋クリニックからの回答】
漢方についていろいろ論議しましたが、漢方を私は否定している訳ではありません。漢方の名医であれば微妙なさじ加減や生薬の組合せにより、効果的な治療もできるでしょう。貴方がそのような名医に遭遇して本当によかったですね。
また、私の考え方が正しいとも限りません。私の妄想かも知れません。しかし、慢性前立腺炎に関する今までの一方向しかない見方(原因不明の感染症あるいは炎症)に疑問を感じ、ブログの中でアウトロー的な考え方を披露しているだけです。慢性前立腺炎に一石を投じていることだけでも、私のブログの存在価値はあるでしょう。

投稿: ゆう | 2008/07/02 10:44

いえその先生が治したのは細菌性ではなく、慢性無菌性前立腺炎と診断された人です。
あれ、高橋先生は慢性前立腺炎には細菌関与はあまり関係ないと考えているんですよね?えいん部が痛く座ってられなかった人ですよ。

【高橋クリニックからの回答】
ブログの中で解説しているように、排尿障害が慢性前立腺炎の原因ですが、細菌の存在や物理的刺激による炎症も慢性前立腺炎の症状をある程度修飾します。ですから抗生剤によって細菌が減少しても、抗炎症作用のある漢方薬でも、症状の軽減はみられます。症状が軽減しても本質(排尿障害)を治さなければ、症状は必ず再燃します。

投稿: ゆう | 2008/07/02 16:44

議論させて下さい。
漢方薬が急性疾患適応であるかどうかとかの詳細は次に薬を貰いにいったら聞いておきます。今まで聞いた話からすると漢方薬は病気そのものを叩くというよりその人の体質を改善することにより症状を改善するらしいですよ。たしかに急性のものには素早く効くらしいですが、症状が似ているからというよりも慢性化した病態にも漢方薬は効果があるんじゃないでしょうか?ただ慢性の場合は身体自体を立て直すのに時間がかかるから急性みたいにすぐにはいかないとは思うのですが。大体、病名で漢方薬を処方すること自体が間違いらしいですよ。日本の西洋医は間違えた漢方薬の使い方をしていると中国では有名らしいです。
ですから西洋医学とは治し方自体が全く違うと思いますし学問的にも全く違うと思うのですが。

【高橋クリニックからの回答】
漢方と西洋医学では、病気に関する考え方の体系が全く異なるので、西洋医学の病名で漢方薬を処方するのは間違いです。
病名が同じで、症状が同じでも、身体が「実」の場合もあれば「虚」の場合もあります。同じ人間でも時間の経過と共に「実」から「虚」に移行する場合もあります。
ですから漢方にとって「慢性前立腺炎」という言葉そのものが無意味です。しかし、保険診療は「保険病名」で成立するので、その病名にそって処方するしかありません。
漢方は本来「急性疾患」が治療目的でしたが、ご存知のように「急性疾患」の治療は西洋医学が凌駕してしまい、明治になって漢方薬の存在価値がなくなってしまいました。寿命が延びるのにしたがい西洋医学でもなかなか治らない「慢性疾患」が残り、その治療に漢方が飛びついた形になります。西洋医学でも治らない「慢性疾患」ですから、経過が長くなるのは当たり前の話で、「体質改善」という概念が生み出されたのです。

なぜこんなに詳しいかというと、「東洋医学の名医134人」という書籍に私が選ばれるほど漢方にどっぷりだからです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E6%96%B0-%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%8C%BB134%E4%BA%BA%E5%BE%B9%E5%BA%95%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E2%80%95%E6%B2%BB%E7%99%82%E5%88%86%E9%87%8E%E5%88%A5%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%83%BB%E6%B2%BB%E7%99%82%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%97%AD%E4%B8%98-%E5%85%89%E5%BF%97/dp/440859198X
しかし、漢方治療を行なっても慢性前立腺炎はなかなか治りません。そこで非常識な考え方に私は走ったのです。

投稿: ゆう | 2008/07/02 16:59

なるほど高橋先生は東洋医学にも詳しい先生でしたか。おっしゃる通り慢性前立腺炎は漢方薬を用いる東洋医学でも難治です。しかし難治は不治ではないと今の先生はおっしゃっています。正直今一般の泌尿器科医の存在価値は慢性前立腺炎や慢性膀胱炎、間質性膀胱炎にはほぼ皆無だと思います。なぜ治す為に研究しようとしないのか?検尿だけして異常なしで症状があればすぐ精神科へ。
患者からすればあまりに腹立たしいです。
先生に高橋先生のホームページをしっかり読んで貰いました。その上で俺の症状に対応してるという返事を今日頂きました。今の先生は本場中国の北京で漢方薬を修め、40年間勉強した先生で、まだ今も勉強中で中国のロン中医の息子がその先生の意見を尊重したりしています。また中国の先生にも相談してくれています。近所にこんな先生がいて非常に幸運でした。舌学でおケツも大分とれ水湿も改善し、非常に綺麗な舌に近付きつつあり体質の改善を実感しています。何においても信頼関係が一番だと考えるので今はこの先生にまさに全てを任せたいと思います。症状もじわりじわりではありますが最初より楽な時間が増えて来ているように思います。何もしないそこらの無能な一般泌尿器科よりはよほど頼りになります。

投稿: ゆう | 2008/07/02 22:32

先生の排尿障害説が正しいとしましょう。膀胱頸部硬化組織と脊髄回路が連絡していて頸部が振動した際にそのエネルギーで他の身体の感覚神経と脊髄で混線を生じ関連痛が生じるんですよね。膀胱頸部の硬化というのはおケツに当たると思うのですがおケツを水快放でかっ血、破血しています。神経回路と脊髄回路が断たれればその症状は改善するのであればかっ血薬を飲み続け、補腎し、膀胱の知覚を緩和し、尿路の水をさばく薬、免疫を上げる薬を飲み続ければ再燃しない気がするのですが…。特に東洋医学では何よりも免疫が重要なファクターで免疫が落ちるといろんな病気になるらしいですが、免疫をあげ続ければそう再燃はしないと思うのですが、今のところその人も何年もたちますが再燃はないそうです。

【高橋クリニックからの回答】
瘀血(おけつ)は、血液の流れが円滑でないことを示します。西洋医学では、うっ血・充血・静脈瘤などが、それに相当します。
漢方では、瘀血という概念で片付けますが、ではなぜ瘀血になるのでしょうか?そこが判然としません。瘀血になる理由が分からないのに、瘀血を治そうとするから切れの悪い治療になるのだと考えます。瘀血になった理由が必ずある筈です。
例えば、下肢の静脈瘤は下肢静脈の弁作用の低下が原因です。食道静脈瘤は、肝硬変が原因です。痔は便秘や排便時の怒積や肝硬変が原因です。精索静脈瘤は左腎臓癌が原因のことがあります。地震後の決壊が危惧される河川の自然ダムも崖崩れの土砂が原因です。流れが悪くなる状態には、それを引き起こす原因が必ずあります。漢方でいう瘀血も然りです。瘀血だけが自然に生じる訳ではありません。
瘀血(おけつ)が膀胱頚部硬化症を作るのではありません。膀胱頚部硬化症の排尿障害が前立腺・膀胱の静脈瘤=瘀血を作るのです。つまり膀胱頚部硬化症が原因で、瘀血はその結果です。
膀胱頚部硬化症の原因は、膀胱出口の開放不良です。その原因は、膀胱出口の発育不全か脊椎麻酔の後遺症です。

慢性前立腺炎の症状は、免疫システムの暴走です。免疫が低下しているのではなく、過敏に反応しているから起きる現象です。高齢者の前立腺肥大症の病理組織検査では、必ず慢性前立腺炎の組織像を呈しています。しかし、ほとんど前立腺肥大症の患者さんは、慢性前立腺炎の症状がありません。なぜなら免疫が低下していて症状が発現するほどの反応ができないからです。
皆さんは免疫が関与する病気は、免疫が低下していると思い込んでいます。花粉症は免疫の過敏です。風邪も免疫の興奮です。風邪すらも引いたことがない元気な人は、癌になりやすくなります。なぜなら風邪のウィルスが体内に侵入しても免疫が興奮(風邪症状の発現)しないからです。免疫が興奮しない人は、癌細胞を抑えることができません。逆に風邪を引きやすい人は、癌にはなりにくいのです。
高齢者が風邪をこじらせて肺炎になることがあります。風邪のウィルスを殺すのは免疫抗体ですが、細菌を殺す白血球が暴れて肺炎を併発したために起こる現象です。要するに免疫抗体と白血球のアンバランスが病気を作るのです。

投稿: ゆう | 2008/07/02 22:48

同じ文を二回書いてしまいすみません。頸部の硬化組織が排尿障害から来たものだとして、それを漢方薬で強力にかっ血=破血すれば良いものと悪いものの引っ張り合い(排尿障害と破血薬の引っ張り合い)となるんですね。その引っ張り合いが起こっても硬化組織がなくなり脊髄回路と断線されて症状の改善が期待できるものなのかどうかそのあたりを今度聞いてきます。もし本当に漢方薬で改善効果が期待できるなら補助的にでもいいから高橋先生にも漢方薬を使って欲しい、この病気は本当に苦しいですから。俺だけでなく沢山の人が本当に苦しみ、困っている。治る見込みのある事はなんでもしてあげて欲しい。教授になったからといって高い金貰って偉そうにしてる場合じゃないでしょう。そんな暇があるなら良心があるなら本当にこの病気の研究をして欲しいです。

投稿: ゆう | 2008/07/03 09:16

ですがおケツの症状は病気から来ていてもその結果としておケツになる訳ですよね。それは可逆反応とは考えることはできませんか?病態⇒おケツ
おケツを治す⇒病態がなくなる。

つまりそのおケツをとりおケツを作りにくい体質に改善すれば病気は治るのではないでしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
排尿障害が下部尿路の静脈圧を上げて、膀胱・前立腺の静脈瘤
作りますが、静脈瘤そのものが症状を作るわけではありません。超音波エコー検査で膀胱・前立腺に静脈瘤の所見が得られるだけで、それが慢性前立腺炎の症状を作っているのかどうか疑問です。少なくとも血精液症の原因にはなるでしょうが・・・。
ですから、私の考えでは、瘀血(おけつ)を作らない身体にすることが、症状改善に直接結び付くという根拠を持っていません。

例えばアトピー性皮膚炎で酷くなると皮膚が堅くなる現象があります。これはおケツをとると実際に改善してますよ。
【高橋クリニックからの回答】
皮膚が硬くなるのは、皮膚の慢性的な炎症が原因です。その炎症はアレルギー反応を含めた免疫システムの暴走が原因です。恐らく瘀血治療に使用される漢方薬は、抗炎症作用があるのでしょう。

硬化組織という病態がおケツを延々と作り出すとすればいくら破血しても舌学的にも舌に現れるおケツの所見は全くとれないことになります。
【高橋クリニックからの回答】
膀胱頚部硬化症の硬化組織は、病理学的に線維組織や膀胱・前立腺の平滑筋の過形成です。アトピー性皮膚炎の炎症とは異なります。

ですが飲み出した頃と比べて明らかにおケツが減ってるということは逆からさかのぼって体質を改善してその病態をつくらない体質に変えていってるのではないでしょうか?
病態があるのに、おケツだけなくなるということはないですよね。病態とおケツは共存していないとおかしいです。
おそらく逆に逆上っておケツがなくなると病態がなくなるという考え方なのではないでしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
瘀血(おけつ)が病態の本質であれば、貴方の主張のとおりでしょう。しかし、病態の本質が違う所にあって、関連症状として瘀血(おけつ)が存在するのならば、瘀血を治しても病態の本質は治っていないことになります。

免疫については調査の上詳細を追って書きますが、その考えによると免疫を上げるよりも逆に免疫を下げる薬を飲めば症状が改善する方向に向うということでしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
臓器移植で免疫抑制剤を使用するのは、他人の臓器に対する免疫の拒絶反応(発熱・敗血症・全身倦怠)を回避するためです。拒絶反応を慢性前立腺炎症状と考えれば、免疫抑制剤も選択肢として可能でしょう。しかしそのために癌になってしまったら本末転倒ですから、お薦めしません。

風邪になるのは免疫力が低下しており細菌を殺しきれない時に風邪になるものではないのですか?事実風邪を引いた時は前立腺炎に限らずその人が持っている悪いところに影響が及ぶということはよくありますよ。
【高橋クリニックからの回答】
風邪症状は白血球の暴走行為の結果ですから、交感神経優位の状態になり全身の知覚閾値が下がり、感覚過敏になります。周囲の情報を得ようとする体の反応です。慢性前立腺炎の各種症状もその余波を受け感覚過敏になり症状は増悪します。

投稿: ゆう | 2008/07/03 10:49

肥大症に前立腺炎の症状がないのは免疫うんぬんではなく、高橋先生の説によると前立腺の炎症がその症状を作り出してないからではありませんでしたか?

投稿: ゆう | 2008/07/03 11:07

肥大症で前立腺炎症状がないのは高橋先生の説によると免疫うんぬんではなく、前立腺炎の症状は前立腺の炎症とは関係がないからではありませんでしたか?
【高橋クリニックからの回答】
そうです。前立腺肥大症の患者さんに、本当の組織学的慢性前立腺炎が存在していても、慢性前立腺炎の症状はないのです。ですから、慢性前立腺炎症状がある人に、本当の慢性前立腺炎があるのか?と疑わざるを得ません。

肥大症の人は排尿困難にはなっても排尿障害ではないからですよね?
【高橋クリニックからの回答】
排尿困難は排尿障害のひどい状態を意味します。若い人が膀胱出口の慢性的な排尿障害で慢性前立腺炎症状を来たしますが、前立腺肥大症の場合、膀胱出口より下部の前立腺の閉塞で排尿障害を来たしますから、同じ排尿障害でも性格が異なります。

俺は最近普段風邪などほとんどひきませんが症状があります。発言したとき非常に仕事で疲れていました。おそらく免疫は下がった状態です。
ちなみに今では仕事がこの症状が酷くて出来なくなり首になりました。
免疫に関して矛盾してませんか?
【高橋クリニックからの回答】
貴方が自覚するであろう風邪症状は、白血球の暴走現象です。それは高熱・咽頭炎・気管支炎という形で発現します。風邪ウィルスを撃退するのは免疫抗体ですから、微熱・関節痛という形で発現します。微熱があるときにだるい・疲れやすいというのは、免疫抗体活性が上昇している場合に起きます。疲れた=免疫の低下ではありません。疲れた=免疫の上昇です。元気な運動選手の免疫が低下するという事実からも、免疫上昇=元気ではありません。

投稿: ゆう | 2008/07/03 11:23

そういう意味ではありません。風邪のウイルスが浸透したら自己免疫が働き白血球が働いて風邪症状が発現するのは分かっています。俺が言っているのはその前のことです。
免疫の働きが強ければウイルスが身体に浸透する前に自己免疫で退治でき風邪症状が出ないのではないかということです。
【高橋クリニックからの回答】
風邪のウィルスの型は無数にあるとされています。ですから風邪ウィルスが浸入した時点では、初めて遭遇したウィルスを攻撃する特異的な免疫抗体は身体の中には事前に存在しません。免疫抗体がないのでウィルス浸入と同時に退治することはできないのです。特異的な免疫抗体を作るまでの3日~4日までのタイムラグの間に、白血球が出動して風邪症状を作るのです。風邪を引かない人は、この白血球の出動がないことになります。

疲れにも2種類あると思います。精神的疲れと肉体的疲れです。運動して身体が活性かした疲れは免疫に+要因だと思いますが、俺は精神的な疲れが免疫を下げるのではないか?という疑問があるわけです。よく癌の患者さんが落語など笑いを与えたら免疫が上昇する話は聞きますが。
【高橋クリニックからの回答】
精神的にも肉体的にも疲れていると、身体を守るために白血球の防御が高まります。つまり白血球が興奮しやすくなるのです。それが、風邪ウィルスが浸入した時に、白血球による風邪症状を作り、肺炎や髄膜炎などの風邪をこじらせる結果となるのです。
「笑い」は副交感神経を亢進させ、交感神経を抑えます。副交感神経の働きで、癌細胞を抑える免疫抗体の産生を促します。交感神経が抑えられることで、白血球の働きが低下し、風邪症状が軽度になります。

投稿: ゆう | 2008/07/03 12:26

肥大症と炎のことは良く分かりますね。肥大は膀胱頸部や三角部とは関係なくホルモンが原因でまさに前立腺が肥大しているだけだから、尿が物理的なもので出にくいだけの排尿状態になるだけで膀胱頸部と関係がないから炎症所見があっても、前立腺炎症状が出ないということですね。
そう考えると前立腺症も説明がつきますね。前立腺症も膀胱頸部硬化で本質的に前立腺炎と変わらないということですね。

【高橋クリニックからの回答】
ピンポン!その通りです。
とにかく、慢性前立腺炎の原因が何であろうと、貴方の現在受けている漢方が、貴方の慢性前立腺炎にドンピシャであれば、それは幸せなことです。お大事に。

投稿: ゆう | 2008/07/03 12:34

いやアトピーと硬化組織が同じだというよりも、アトピーで硬化した皮膚の結果現われたおケツがおケツを改善することでアトピーが治ったという意味です。つまり結果であるおケツをかっ血して病態が治ったという一例です。アトピーの本質もおケツにはないと思いますが…ということを言いたかった訳です。

投稿: ゆう | 2008/07/03 12:42

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