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お答えしましょう。#2

727 :病弱名無しさん:2007/08/06(月) 22:19:19 ID:l9iMNv0D0
>713
>私は排尿障害が原因だと思いますが、なぜ膀胱頸部が硬化するのかが疑問です
>Tクリのブログの説明でもその点は納得できません。
>もちろん生まれつきや、成長過程の不具合などもあると思いますが、それにしては人数が多い気がします。
なんで硬化するんだろうね。自分もこれは不思議に思う。
成長過程で硬化するような原因があるんだろうか?
排尿という生物にとって大事な行為でこういう症状が起こるのは本当に勘弁してほしい。

【高橋クリニックからの回答】
例えば、「ペンだこ」ができて、「何故ペンだこが出来たのだろう?」と思いませんよね?
空手家のこぶしに「たこ」が出来ているのは当たり前ですよね?
お神輿をかつぐのが大好きな人は、肩に「神輿だこ」が出来ています。
窮屈な靴を履いたのをきっかけに、「魚の目」「たこ」が出来ることがあるのは日常的です。
皮膚組織に関してだけの例えですが、臓器を含めて動きのある組織に慢性的で無理な物理的刺激があれば、「たこ=組織の硬化」は発生するのです。

ある製薬会社と学会が共同で大規模な統計発表をしています。それによると、40歳以上の日本人男女のうち800万人に「オシッコの悩み」があることが分かりました。
もしこの統計対象を20歳まで下げて実施したら、恐らく1千万人は超えるでしょう。日本人の10人に1人は「オシッコの悩み」があることになります。並みの数字ではありません。
「人数が多い気がします」と言われますが、事実、上記の統計のように膨大な人数になるのです。

話が違うけど、小さいときに盲腸手術などで下半身麻酔している人に排尿障害の人が
多いとブログ゛に書いてあったね。
ちなみに、自分はそんな経験ありません。

【高橋クリニックからの回答】
慢性前立腺炎症状で来院する4人~5人に1人が虫垂炎手術や脊椎麻酔の既往があるということです。
虫垂炎手術は、日本では15人に1人の割合ですから、慢性前立腺炎患者さんは異常に多いことになります。
ただ、言い換えれば慢性前立腺炎患者さんの75%~80%は虫垂炎手術は受けていません。虫垂炎手術を受けているということは、十分条件ではありますが、必要条件ではありません。

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コメント

先生に教えていただきたいです。

ペンや魚の目の例えはよくわかりました。

>つまり、組織に慢性的で無理な物理的刺激があれ
>ば、「たこ=組織の硬化」は発生するのです。

とありますが、排尿に関しては膀胱頸部の周りの
筋肉や細胞等が排尿という行為によって硬くなりやすい人はなり、ならない人はならないと考えて一種の体質みたいなものなのでしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
膀胱頚部機能低下症(機能性膀胱頚部硬化症)で膀胱が十分に開かないので、排尿時に膀胱出口が振動します。つまり物理的な刺激を受ける訳です。
それが膀胱出口が硬化する理由です。

排尿のしすぎは慢性的な刺激を膀胱に与えることになるので、排尿回数を少なくしたほうがいいのかな・・?と思いましたが、それは間違いでしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
膀胱頚部機能低下症がなく、普通に膀胱出口が開放できる人であれば、排尿回数を考える必要はありません。
もしも膀胱頚部機能低下症の人であっても、排尿回数を減らすような姑息的手段をとっても病気の進行には大した差はないでしょう。

投稿: | 2007/08/07 22:04

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