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慢性前立腺炎症状インデックスNIH-CPSI

Nihcpsi_1慢性前立腺炎症状を客観的に捉えるために、国際的にも様々な試行錯誤が行なわれています。
慢性前立腺炎症状を国際前立腺症状スコア(IPSS)で表記しても、慢性前立腺炎患者さんの症状を正確に把握することはできません。また、治療による症状の改善度も判定することが出来ません。
今月の臨床泌尿器科61巻6号417~423ページに「下部尿路症診療の最前線、慢性前立腺炎」というテーマで、慢性前立腺炎症状インデックスによる慢性前立腺炎の治療評価について、慈恵医大の清田浩助教授による掲載がありましたので、ここに紹介します。
以前にもNIH-CPSIについては、ご紹介しました。前回は紹介程度でしたが、臨床現場で慢性前立腺炎の患者さんが多くなると、患者さんの治療による改善度を客観的に評価・検討するのが難しくなってきました。

Nihcpsioriginal_2今までは、例えば「頻尿回数が15回から8回に減った」とか、「痛みの程度が半減した」などと、個々の患者さんのカルテ記載ではそれで十分だったのです。しかし、何百例と慢性前立腺炎の患者さんが増えるに従い、マスで評価する必要性が感じるようになりました。その場合、今までのような評価では、学会報告などでは客観性に欠け、また信頼性も失います。内服治療だと客観的に何点スコアが減ったとか、手術の場合は客観的に何点減ったなどということです。
実際に清田先生の報告によると、国際的な慢性前立腺炎の治療報告はあるものの、評価基準がまちまちで客観的にそれぞれの報告の比較検討ができないということです。
高橋クリニックでも、学会報告(いつのことやら)に向けて、国際的な評価に耐えうる評価基準を設けたく、このNIH-CPSIを利用しようと考えます。
慢性前立腺炎症状でお悩みの患者さんは、NIH-CPSIをクリック拡大してから、印刷され、治療の経過にお役立て下さい。
当院を慢性前立腺炎症状で来院される患者さんは、下の2番目のNIH-CPSI改変バージョンを印刷・記入しご持参下さい。

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