患者さんからのレポート#26
早速ですがレポートを書き込みましたので送ります。ワードに書いた文章をコピーして先生の下へ送ります。
日時や数値、誤字脱字はないと思いますがありましたら訂正をお願いします。
2006年10月・・日に膀胱頸部硬化症で手術を受けた○○○○5・歳の男性です。術後2ヵ月半が経ちましたが、経過報告と言う事で投稿させていただきます。手術をする事に不安を抱いてる方、もしくは決断されててもまだ手術前の方たちの参考になればと思い、高橋先生に「投稿しても良いですか?」と聞いたところ「どうぞどうぞ」の返事をいただきました。
私の投稿は皆さんの患者さんのレポートのように客観的な観点からではなく主観が入った投稿になると思いますがどうか高橋先生に対してはご容赦の程を。決して批評とか批判とかではない事をご理解ください。
症状経過は2004年の秋に、排尿後に違和感を感じました。その後何回かあった排尿後に下腹部が引っ張られるような痛みがあり直ぐにかかりつけの内科医へ行き検査をしてもらいました。尿検査では何の異常もなしでした。それからしばらく様子を見てましたが月に4~5回排尿後に数秒から数十秒間の痛みを感じ、知人がインターネットを調べてくれ高橋先生の元を訪れました。
【初診時の尿流量測定ウロフロメトリー検査】
検査はウロフロとエコーの検査で「排尿障害」との診断でした。残尿が60cc程あるとのこと。ウロフロのグラフも小さい山が連続しており、無意識のうちに腹圧をかけての排尿なんだなあと自覚しました。
半年間ほどハルナールを処方され飲んでいましたが、多少良くなってるのかなあ程度でした。その当時はパソコンもなくこのサイトもわからず、皆様の苦労や悩みを後で読んで理解できました。今思うと私の自覚症状は本当に軽い症状で手術の必要が無かったのかとも思えましたが、それはあくまでも自覚症状と言う点だけで、ハッキリとしたグラフやエコーの結果を見せられれば、正常ではないんだなあと思わざるを得ませんでした。
それ以後はおしっこの出始めや排尿に何秒かかるか数えたり、尿線が割れたりするのを、より自覚するようになっておりました。それまでは、息張っておしっこを出す。妻にトイレを汚さないで。等余り意識してなかったのですが、1年ほど前にパソコン購入して以後、色々と読むにつけ排尿を意識しだすようになりました。
話を戻しますと半年後過ぎに2005年9月30日に手術予約をしました。手術を決心してから不安もありいろいろ聞きたい疑問点もありましたので先生に質問をぶつけましたが、どう誤解されたのか先生から「そんなに不安なら手術はしないほうがいい!」と
キャンセルになりました。また先生の言われた言葉で印象に残ってる言葉がいくつかあるうちの一つがこの時に言われた言葉です。「どんなに愛し合ってる夫婦でも別れることはあるんだ。あなたが私をどんなに信用してると言ってもそんなに不安を持たれたら手術は出来ない」。けっこう激しく怒られました。上手く言えませんが、また言い訳がましくなりますが、手術に対して不安のない患者はいないと思いますし、質問事項は今にして思えば誤解されてるなあと。
質問事項は手術時間がどのくらいかかるのか?麻酔って?・・・またあの時の私の質問の聞き方が失礼でしたらこの場を借りて先生に謝りたいとずっと思っていました。「あの節は大変失礼しました。」
キャンセル以後ハルナールを飲み続けておりましたが、ある日偶然に薬局で、手術をされた患者さんと話を出来る機会にめぐり合いました。自分の不安を直接ぶつけました。その方は60歳を越えている方で職場の友人二人を高橋先生に紹介し大変喜ばれたと言われました。また私の質問にも具体的に答えてくれました。「麻酔なんてぜんぜん痛くないよ!蚊に刺されたぐらいでチクってする程度だから。失敗なんて聴いたこと無いよ!」「あの先生は本当に凄い人だよ!親身になってくれるよ!」等いろいろ話され聞かない事まで言われました。「なんたって先生と二人きりで看護婦さんはいないからね!そして手術してるところを全部説明しながら見せてくれるんだよ!」。・・・・・その方の言葉が今まであった私の不安を解消してくれました。これも縁なのかなあと。また先生に怒られながらも、高橋クリニックへ通ってる自分も自分だなあと。医師と患者の相性って言うのはあると思います。先生にとっては私のような患者は扱いにくいタイプなのかも知れません。そして後になってインターネットを見てあの薬局でお会いした患者さんの言われてる事が理解できました。また細かく手・u桴pの方法や時間など書き込まれてあったのを読むにつけ、1年前のキャンセルの件が思い出されます。
再度の手術希望は2月に申し出て仕事の都合で10月にお願いしました。初診から手術をするまでの2年間の病状の進行(自覚症状)は殆ど変化ありませんでした。月に何度か、排尿後に下腹部に引っ張られるような独特の痛みが10秒ぐらい、長い時でも2~3分で消失する程度でした。ただ気持ち的には、このまま一生薬を服用することに対する憎らしさがありました。また公衆トイレや職場のトイレで隣りの人の排尿を比べると出始めが遅いし勢いも無いのを実感しました。但し私よりも状態が悪いなあと感じる人も半分ぐらいいるように思えました。世の中の半分の男性は排尿障害を自覚せずに生きてるのかなあと・・・・。(話がそれました。)
病歴としては16歳の時に急性腎炎で2ヶ月間の入院生活を送りました。自分の記憶の中では病気以後に尿の勢いがめっきりと弱くなった印象がずっとありましたので、その事を尋ねると高橋先生は「気質的なもので関係ないです」と答えられました。また20代からずっと空手をやっており、一時期やめて再び始めたのですが、30代中頃に砂袋をすねで蹴る鍛錬を3年間ほどしました。砂の袋は柔らかくはなくコチコチでイメージ的にはコンクリートの周りに厚い布を巻いてるような感じです。1日2時間ぐらい蹴ってました。(今ではすねの骨膜がくっ付いてると言われました・・・意味が解りませんが)その時に蹴った後に必ず血尿が出てました。濁った黒色に近いコーヒーのような色で、おしっこの量はコップ半分以下でした。練習直後の排尿は息張ってもなかなか出なく30秒以上かけてやっとポタポタと雫が落ちる程度でした。便器がサーっと色で染まるかんじでした。その後内科医の先生からその練習はやめなさいの駄目出しが出てからはしていませんでしたが、後で思い出したらその時の排尿痛が手術前の時に起こってた牽引痛とまったく同じ事にきずきました。無理して息張・u桙チて腹圧をかけた排尿の3年間の影響も膀胱頸部硬化症の遠因になってるのではないのか?その点もお聞きしましたが、それも否定されました。結局は持って産まれた気質的なもの?なんでしょうか。自分の中では、手術中のループメスで筋肉を切除された時の痛み(痛みと言うよりあの独特の引っ張られるような牽引痛)が10数年前の過去の空手の練習直後の排尿の痛みと2年前に突然起こり始めた排尿後の痛みと全て同じ感覚なのでどうしても否定しきれないものを感覚的に感じてるんですが(私の勝手な思い込みでしょうけど・・・。)
以上取り留めの無い手術前の病歴や思ったことを記しました。
10月・・日の手術当日にはまた先生から「キャンセルしてもいいんですよ」と言われてしまいました。それは、その数日前に職場の定期検診でいつも血小板が少ないと言われていたものですから、つい不安になりそのことを先生に伝えました。手術への迷いはありませんでしたが不安はやっぱり付きまとうと思います。どんな天才外科医でもミスは1万回に1回はあるんじゃあないのか?そんなつまらない事も一瞬考えましたが、時々高橋先生は宗教的なような哲学的な、いい話をするんですが、その時も印象に残った話をされました。「今あなたがそう言う言葉を手術前に言うのは、何かあるのかもしれませんよ。例えばあなたの周りに守護霊がいてその守ってくれる霊が手術を止めさそうとしてるのかも知れないし、最後はあなたが決めてください」みたいな話をされました。私はくどいようですが不安はありましたが手術をしようと言う覚悟はありました。今にして思うと、「なんだあ~」みたいな感じでしたし、手術中の先生は皆さんが言われてるように、患者の心を安心させようとしてるのか、それとも手術中の先生が本来の姿なのか?・・・いずれにしても頼もしく安心しての1時・u條ヤの手術中でした。また先生は「あなたから血が止まりにくいなんていわれてしまったから念入りに止血してますから」との安心させてくれる言葉を聞きながら、また感動しながら手術モニターをみてました。
手術中の内容では主に先生との会話が印象に残っています。先生の冗談とも本音ともつかない言葉にこちらも性格上本音で返したりあっという間の1時間の手術時間でした。モニターの印象としてはなぜだか?感動しました。手術前の自分の膀胱は人とは違うようなイメージを描いていました。これも不安感から来るものだったのでしょうか?いきなり内視鏡が入った時にも痛みはまったくと言っていいほど、殆どなく尿道から膀胱入り口部分。そして膀胱の中と案内?(説明を細かく)され、自分の膀胱も皆さんと同じなんだと妙に納得してました。手術中の様子を細かく書き込むとかなりの量になるので印象に残ってる画像を一つ。それはループ状のメスで膀胱入り口部分の筋肉を切除した後です。イメージ的には柔らかい茶碗を作るような粘土に金魚すくいの輪っかですくい取る!そんなイメージで見てました。その瞬間に例の「もぞ」っとするような引っ張られる感じの牽引痛を感じました。感動したのはその後です。すくい取られた粘土(筋肉)の平面のあちらこちらから海底火山の噴火のように5~6箇所から湧き上がるんです。勢い良く!(当然音は聞こえませんがシュー!って言・u桙、感じでした)・・・それは筋肉を削られて血管から出血してるシーンです。自分としてはあまり気持ちの良いものではありませんでしたが先生は手際よく噴火口に線香(実際はお線香なんかではありませんがあくまでも私のイメージです)をポンぽんぽんと触れるような感じで焼いて止血をして、その繰り返しを何回か行いました。その時に前文の高橋先生の言葉がありました。ちょっとビビッてる私に「画面で見てると大きいけどこんな出血1ミリの何分の1の毛細血管だよ」みたいなことを話され「あなたには特に止血を念入りにやっておきますから」の優しい言葉。
私は大の映画ファンですが本当に1時間があっと言う間でつまらない映画よりも楽しく術中の画像を拝見させていただきました。これも先生の腕以上に話術なのかなあと感心した次第です。術後は妻も呼ばれて二人で手術の録画モニターを見ながら説明を受け妻も感心しきりだったことをここに添えておきます。その節はありがとうございました。
術後の経過では皆さんの投稿で閉尿を体験された方々の記事を読むにつけ、勤務の都合上職場に迷惑をかけるのが1番の辛い部分でした。交替制勤務で夜間、深夜二人きりの仕事に際して私が急患でいなくなってしまったら?そう考え職場の計らいで2週間の通常勤務体形に組み込む配慮を上司からされました。結果的には尿が止まることなく血の塊が合計5度ほど10日間の間に出ました。手術で出血した血が固まりかさぶたとして出る。そう聞いてましたので手、指の怪我のイメージを考えてましたが、空気に触れてない尿道の先の部分。乾いてるかさぶたが出る訳はないんですよね。最大の大きさでは面積的には小指の第一関節の大きさで厚さは2ミリぐらいのがでました。その時はおしっこがちょろちょりでその途中から濡れ雑巾がでるようなゾロっとしたようなニュルっとしたような感じで出た後からは、手術前くらいの勢いの尿線になりました。出血も10日ぐらいの間に数回あった程度で気にも留めていませんでした。
もともと痛みは排尿後に月に数回起こる程度でしたから痛みの部分ではまったくの問題なしでした。
但し、術後の尿意が日を増すにつれて激しくなり、我慢できる時間が段々と短くなる事へかなり精神的にへこみました。
普通だと「おしっこへいきたいなあ」と思ってから我慢に我慢を重ね耐えれば、2時間は我慢できてました。それが術後1ヶ月くらいからその我慢できる時間が1時間なんてありえず初めは30分くらいでした。しだいに尿意を感じたその瞬間からもうすでに2時間ぐらい我慢してるような激しい尿意で慌ててダッシュしてトイレへ駆け込む毎日でした。
30分が15分となり段々短くなって終いには尿意がきてから2~3分で漏れてしまう有様です。術後1ヶ月くらいの良い点は3年ほど前からED気味で月に1~2回バイアグラのご厄介になっていたのですが、朝の勃起力が若かりし頃を100とするなら70%くらいになっておりました。術前はおおよそ10~40%くらいの感じでした。このことからすると、私個人にとってはかなりの福音でした。激しい尿意に泣き、勃起力復活に笑い現在の満足度は150%と言ったところです。
参考までにへこんでいた時に高橋先生へメール相談した内容を添付いたします。
『前略
今年の10月・・日に膀胱頸部硬化症の手術をして頂いた5・歳 ○○○○です。
手術後の妻と共に先生の説明で見せて頂いたモニターでは 妻が帰りの車中で「凄いのねえ~」と、しきりに感動してました。
その後、術後の経過は、尿の勢いは最低でも手術前と変わらぬ勢いで 勢いが強い時は150%と言った感じで満足しております。また思わぬ福音と言いますかED気味でしたのに朝の 勃起力が昔のようになり嬉しく思っています。
今回のメール相談は、強烈な尿意が突然表れて日常生活に 支障をきたしておりメールにて先生の意見をお聞きしたく打ち込んでおります。 症状は術後25日目くらいからの頻尿ですが、 それだけなら我慢も効くのですが、いきなり強い尿意で我慢できずに、 電車の中で漏れそうになり、慌てて降りて用を足した事が3回ほどありました。
深夜も必ず起きる始末で最近寝不足気味です。 膀胱が一杯になった後に1時間ぐらい我慢した時のような激しい 我慢できないほどの脂汗が出る激しい尿意です。 ですが排尿してみると多くてもコップ1杯にも満たず大体その半分くらいです。 手術前に比べて勢いは増しましたが、膀胱に留めておける量が極端に減り その分トイレへ行く回数と、何よりも急激な強い尿意にはホトホト気が滅入ってる 次第です。妻は冗談でしょうが「オムツをしたら」と言いますが、1時間を越える 乗り物の時は本気でオムツをしなければと考える始末です。
先生のホームページにある関連痛を考え、まだ傷が癒えてないのが この尿意の原因かなあと考え使い切った薬を一昨日の二十日に戴きにあがりました。 (排尿後の最後の滴に少し血が薄く混じっているのでそう思いました。)
細胞が直るまでは3ヶ月かかると言われた言葉を頼りに頑張っていますが いかんせん仕事に影響が出てるのと乗り物に乗った時に困っております。 特に週3回現場の仕事に、何回も途中抜けてトイレへ行きます。 我慢できればいいんですが、あまりの激しさで我慢できない状況です。
そこでのお願いなのですが この私のいきなり襲ってくる尿意を消すような都合いい薬はあるのでしょうか? また2ヶ月目にウロフロの検査に来てくれとのことですが、今のままでは おしっこを溜める事が出来ずにいますが、1度診察に行ったほうのが よいのでしょうか? 頻尿の続く中ですが30日目辺りと数日前に2度射精実験をしました。 めでたく逆行射精は起こりませんでした。 射精後の痛みもわずかにある程度で気にはなりません。 血も混ざってませんでした。本当にありがとうございました。 敬具』
お答えいたします。手術後の3ヶ月間は症状に波がありますから、様子をみて下さい。 お大事に。高橋クリニック 高橋 知宏
『手術後症状の報告とお願いにつきメールを差し出します。 術後25日目辺りからの激しい尿意が日に日に増して悩んでおります。(現在、45日目くらいです。) 都合いいことを申し上げるなら 何か尿意を消すような、あるいは尿意を感じても排尿を我慢できるような薬はないのでしょうか? もしもあるならその薬をいただきたいのです。尿意を感じてから我慢するまでの時間が最初は脂汗をかきながらも5分ほどは耐えられました。その間にトイレへ行くか、トイレが近くにない時は捜してやっとの状態で今までを乗り越えてきました。
それが今では、いきなり尿意が感じた瞬間から必死に筋肉に力を入れて 出さぬようにしても1分と持たずこの3日間尿パッドをしながらも、 何度も来る尿意で外でズボンを4回も汚す有様です。 あまりの自分の情けなさに夢にまで尿漏れにうなされ今ではポジティブに!ポジァw)トィブに!と排尿は考えぬようにしていても突然襲ってくる尿意に 情けないほど気が滅入っています。 1回の排尿量は少なく30分~1時間に1回ぐらいの割合で尿意が来、 計量した訳ではないですが大体牛乳瓶3分の1程度で、残尿感があります。 尿の勢いは術前を100とし今は100~150ほどあります。 また、夜間の睡眠中は平均2回尿意で起きて、比較的尿量は多く、 溜めていられる量が多いのだと思いますが牛乳瓶3分の2程度です。 その分睡眠不足に陥っています。 精神的なものなんでしょうか、勃起力も落ちています。 夜間や朝方の尿の量が多い時の最後の搾り出しは痛くなく少量の時は、 最後の搾り出しに強い痛みを伴います。またその時でも搾り出しの血尿は術後30日程で 肉眼では見てとれませんので、 追加でいただいた薬(アドナ、トランサミン、ロキソニン)の服用は中止しております。 家族や職場の人たちに応援されて気持ち的に耐えていますが 明日から二日間関西へ行かねばならず大人用の紙おむつを穿き大量に持参して 行く用意をしてる今、じっ・u桙ニ3ヶ月間を耐えて時を待つ覚悟は出来ていますが、 もし今の私の症暑uノ適した薬があれば直ぐにでも先生の下へ飛んで行きたい気持ちです。次回の診察はウロフロで術後2ヶ月目と先生に言われましたが、 今の状態では尿を溜められませんし、溜めたら直ぐにお漏らししてしまいますがそれでも構わないのでしょうか。? 医学的なことは解りませんが、関連痛から来る頻尿に対処するような薬はあるのでしょうか? すこしでも気分が晴れたらと、切に願ってメールを書いている次第です。 勝手な事ばかりを言いましたが、どうぞよろしくお願いします。 11月・・日 木曜12時30分 夜勤明けにて』
お答えいたします。術後の頻尿や症状に対しては、痛み止めの内服や坐薬が効果があります。高橋クリニック 高橋 知宏
【手術後の尿流量測定ウロフロメトリー検査】
今この日は2007年1月6日。現在の処方はインダシン座薬を1日1回、デパス錠を朝夕1回です。尿意が起こってからの我慢時間は座ってる時は約30分~1時間。立ってるとき歩いてる時は30分以下です。なを12月後半に高橋クリニックへ行ったときの検査結果では残尿が23cc。ウロフロも普通の人と変わりない。バッチリだと先生から言われました。私も排尿そのものの行為は大満足です。但し以前は600c・w)瘉ネ上溜められても我慢できたのに、今では最高が前回の400cc越える程度でかなりの必死さでした。普段は200cc前後です。年も明け去年よりこのレポートを書き続けていますが目安の3ヶ月もあとわずか。前回の診察時に1年後に良くなったと連絡あった患者さんがいるとの事。私も焦らずに、気長に付き合わなければと思う毎日です。最後になりますが現在の満足度は差し引き150%です。
今年新たな気持ちで、高橋先生の手術を受けようとなさってる方々の参考になればと思い書き込みました。また主観を混ぜた患者の一人としての投稿にありのまま受けてくださった先生へ感謝いたします。体験者として身体で今実感しております。早く先生のこの医療方針が医学会で当たり前になるように願ってますしその時まで身体を壊さずに、医学界をリードしてください。
投稿の掲載ありがとうございました。
いきなりなのですが、術前、術後のウロフロ検査のグラフを載せていただけるものとばかり思っておりました。
もし、お手数でなければ、12月の最後に行った検査結果の表と初診時の表の比較掲載をお願いいたします。
私の術前術後を見守ってくれ、応援してくれていた職場の同僚(私から言わせると絶対に排尿障害です)やその他の方たちへの感謝の気持ちもあり、手術の結果報告も私の義務と思っておりました。
どうかご面倒でしょうが、ウロフロの術前術後のグラフ掲載をお願いいたします。(まだパソコン初心者の領域を出ません。)
再度先生には本当に「ありがとうございました!」
本年も嫌な患者でしょうが、どうか宜しくお願いいたします。
追伸
性格的なものもありますが、たとえ一生涯オムツと連れ添っても後悔はしません。手術前に覚悟は決めてましたから。だけど今はかなり満足しております。
【補 足】
ご希望に従い、初診時と術後の尿流量測定ウロフロメトリー検査データを追加掲載いたしました。
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コメント
膀胱頸部の内視鏡手術で膀胱頸部の出口を広げることによって、失禁しやすくなったりすることはないのでしょうか?医学的なことはよくわかりませんが、普通の人は、膀胱出口が、排尿時に十分開き、それ以外の時はしまっているんですよね?手術で出口を大きくすると排尿時以外の時もずっと開いた状態になっているのでしょうか?もしそうなら、ちょっとした衝撃などで失禁したりしやすくなりませんか?(通常の人と同じように膀胱出口が開け閉めできるのでしょうか?膀胱頸部硬化症の人の出口のイメージとしては開閉そのもの(常に閉じた感じで開かない)がうまくできないと解していますが、まちがってますか。)素人的な質問で恐縮ですがお答えいただければと思います。よろしくお願いします。
【高橋クリニックからの回答】
尿失禁するのは、どんな状況であれ、尿道括約筋がゆるんでいる場合です。
膀胱出口の括約筋(膀胱平滑筋)と尿道括約筋(骨格横紋筋)は別々の筋肉で、位置も異なります。私が切開手術するのは、膀胱出口の括約筋だけですから、尿失禁にはなりません。
膀胱から尿道にいたる道には、三つのドアがあると考えて下さい。最初のドアが膀胱出口括約筋、2番目のドアが前立腺、3番目のドアが尿道括約筋です。
最初のドア(膀胱出口)と2番目のドア(前立腺)が自動ドアで、3番目のドア(尿道括約筋)が手動ドアなのです。
膀胱頚部硬化症の方は、最初の自動ドアが壊れて十分に開かないので、開いたり閉じたりできるように手術で壊すというのが、私の考え・方法です。
ちなみに2番目の自動ドアが壊れて十分に開かないのが、前立腺肥大症と考えて下さい。
手術で膀胱出口が解放のままだと、必ず逆向性射精になります。ブログで説明しているように、私としては逆向性射精にならないように努力しています。つまり、手術を行なっても膀胱出口は開いたり閉じたりできるように工夫している訳です。この工夫が実に難しいのです。私は今までに16歳の少年を2人慢性前立腺炎=膀胱頚部硬化症で手術しています。幸運にも2人とも逆向性射精にならずに、症状も軽快して日常生活に復帰しています。
投稿: スイカ | 2007/01/06 17:18
辛い症状お察しします。手術しなければ良かったと後悔していますか。もし、そうでないのならば、少なくとも1年くらいは様子を見て、それでも不満ならば、もう一度、手術すればいいのではないでしょうか。そのくらい、鷹揚に構えましょう。1年後にはケロッと治っているかも知れません。多分、そうなっていると思います。
投稿: 手術体験者 | 2007/01/06 17:26
この方は術前は尿意にはあまり悩んれていなかったのに術後尿意切迫感が現れています。この患者さんはその後尿意切迫感は治まったのでしょうか?
【回答】
この患者さんは平成18年10月に内視鏡手術を受け、同年12月の尿流量測定検査(ウロフロメトリー)は著名に改善しました。
その時点で尿意切迫感は治りました。
平成20年6月に経過を聞き、その後来院されていません。』
あと、勃起力まで回復するのはすごいですね。
【回答】
排尿にかかわる神経が陰部神経です。陰部神経は勃起にもかかわる神経です。
排尿で疲れている陰部神経が勃起させることができないのは当然で、治療により回復した陰部神経が勃起させてくれるのも当然の結果です。
投稿: | 2012/10/31 08:12