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患者さんからのレポート#16

先生、こんにちは。2月上旬に手術をしました○○です。

先月、手術後2回目の診察に伺った時は、手術の希望者が更に多くなり大変な様子でした。私の頃は手術予約は3ヶ月先でしたが、今は5ヶ月先との事。何とまあ・・・。先生自身、そして患者さんの為にも体には気を付けてください。短い時間ですが、面白可笑しく話が出来て、楽しい時間でした。又、来月に伺います。

今回のメールは、同じ病で苦しんでいる方々に、私の体験を話すことで、少しでも役に立てればと考えました。宜しければHP掲載ください。

まず、私の病歴を簡単に話します。年齢は50の坂を上り始めた辺りです。
私の慢性前立腺炎は12、3年前にトイレが近くなったなあと思ったのが始まりでしょう。その時は、殆ど気にも留めませんでした。4、5年後に、時々チャックを閉めた後や、歩き出した時に少し尿漏れがあるようになりました。肥大症の始まりかと思いました。更に2、3年後に下腹部、会陰部に少し、不快感、鈍痛を感じるように成りました。そして、それら全ての症状が年々、少しづつ強く成りました。特に辛く苦しかったのは、夜中の頻尿と、会陰部の痛みでした。それで、病院の泌尿器科へ行きました。

診断結果は、慢性前立腺炎。前立腺炎は知っていましたが、初めて聞く名前でした。私は、前立腺肥大症、又は、前立腺癌だと思ってました。そしてハルナールとセルニルトンを処方されました。少しづつ好くなり、半年後、頻尿と痛みが30~40%くらい改善しました。その他の症状は殆ど変わりませんでした。何とか我慢できる範囲には成りましたが、この病気の知識を多少得て、慢性前立腺炎は治る事が殆ど無く、一生付き合っていくしかない病と知り、暗い気持ちでした。そして、その頃、高橋クリニックのHPを知りました。

先生の実例や写真を使っての多角的、論理的な解釈、説明に殆ど納得、共感できました。直ぐに手術したいと考えましたが、手術に対しての不安もあり、また、少しは薬で改善したので、更に良くなるかもしれない、という考えもあり、暫く様子を見ることにしました。半年ほど様子を見ましたが変わらないので、手術をすると決めて、高橋クリニックに行きました。

先生に今までの経過を話しました。先生は、「手術はリスクもある、我慢できるなら今のままで良いのではないか。」と言われましたが、「我慢できるけど、辛いことに変わりはなく、出来れば一生薬を飲みたくない。リスクも承知の上」と話し、了解していただきました。直ぐに手術が出来ると思っていたのですが、3ヶ月先まで予約で一杯。仕方なく予約をして帰りました。

そして待ちに待った手術の日が来ました。手術の内容や手順はHP、そして他の方々のレポートに書かれているので省略させて頂き、ここでは個人的な感想を話します。手術をする前にちょっと面白いことがありました。
先生に「酒が弱く、飲めないでしょう」と言われました。麻酔の注射をした後、何回かアルコールを体の数箇所に塗って、その感じ方で麻酔の効きを確認するんですが、アルコールを塗った跡を見て分かったのでしょう。私は、アルコールが全く駄目な下戸で甘党。そして先生は、自分も下戸で甘党と話され、その後、ひとしきり下戸の悲哀などを二人で語り合ったのでした。そして、そのことで手術に対しての緊張、不安も少し取れました。麻酔の注射は、重く圧迫されるような、軽い痛みでした。

手術が始まり驚いたことは、他の方々も書いていますが、眼鏡タイプの液晶モニターで尿道から膀胱の中まで、、そして手術の全てを見ることが出来るということです。映画、「ミクロの決死圏」のようで面白く興奮しました。内視鏡検査、そして手術中も詳しく説明、解説してくれました。そして、後遺症にも十分気を使い、配慮していることが分かり、いつの間にか、手術の不安は全く無くなっていました。切除、切開するときは、痛みのような感じが少しありましたが、、楽に我慢でき、何の問題もありませんでした。手術中の先生との会話の中で、特に印象に残っているのは、「この手術で重要なのは想像力。一人々みんな違うので手術後をイメージすることが大切」と言っていた事です。素人判断ですが、先生の外科医としての腕は、超一流だと思いました。(ちょっと、褒め過ぎかな)
私は、科学的なこと、特に生物学、動物学、医学が好きですが、手術中、手術後に先生と色々な話をして、とても面白く、楽しい手術でした。全く予想外の、一生思い出に残る体験でした。

さて、手術後の経過ですが、手術後の不正出血は翌日には無くなり、普通の色の尿でした。約3ヶ月後の現在まで出血は全く在りません。手術後の排尿痛は、2ヵ月位から殆ど無くなり、今は、たまに少し感じることがあるくらいです。残尿、残尿感、尿漏れは、手術直後から全く無くなりました。(前の病院では、残尿、残尿感、尿漏れは、炎症による肥大が原因と説明されていました。)排尿も息むことなく自然に出来ます。手術の前までは、すごく息んで排尿していた事が分かりました。

下腹部、会陰部の不快感、痛みは徐々に軽くなり、手術前の半分位です。それから、少し心配していた逆行背射精はありません。全く正常です。唯一、改善しないのが頻尿です。これは、神経の誤作動が原因だと思うので、先生と相談しながら治そうと思っています。それとハルナールとセルニルトンは、2週間ほど前から、様子を見ながらは少しづつ服用しないようにしています。数ヵ月後に、全く飲まなくなればいいな、と思ってます。

今の状態は、全体に60~70%位の改善です。一番辛く、苦しかった頃を思うと、あと少し頻尿が改善できれば、私は十分に満足です。この治療法を見い出し、改良、発展させている高橋先生には本当に感謝しています。
私は、この治療法が近い将来、慢性前立腺炎の有力な治療法として認められると信じています。

以上です。誤字、脱字など筆が足らず、読みにくかったと思いますが、ご了承ください。皆さんの参考になれば幸いです。では、失礼します。

追伸
高橋先生、この文の中で、間違いや公表を避けたい箇所などが在りましたら、自由に改稿、削除してください。

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