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メール相談 慢性前立腺炎編#16

「高橋先生
○○と申します。作成途中のメールが先に送信されてしまったようでたいへん失礼しました。
さて先生のHPを拝見してましてたいへん勉強になりました。私の症状は2年前くらいより夜のトイレの回数が増え始め、この頃では夜はトイレに入りっぱなし、毎回おしっこは少ししかでないのですが、トイレの後ベッドで仰向けになりますとすぐに下腹がうずいてきてトイレに逆戻り、毎日これの繰り返しでほとんど眠れずほとほと疲れてしまいました。尿が出始めるのに調子良いときでも1分前後、終わってからも残尿感があり結構時間がかかります。
お医者さんには今年1月頃より2つ程かかっています。一つはごく軽い前立腺か慢性の前立腺炎ということでセルニルトンを手始めにエピプロスタットを続けております。ハルナールももらいましたがあまり効かないので現在止めています。夜寝れるようにということで精神安定剤のコレミナールももらってますがもうろうとしたまま下腹部の刺激によって身体が自然にトイレにいってしまいますので返ってつらい状況になりこれもあまり飲んでません。痛み止めももらって試してみましたが、気持ちだけ刺激が和らぐかなといった感じです。
もう一つのお医者さんは2週間ほど後でいったのですが、これまでの症状を説明したところ触診と合わせて下腹部のうっ血による慢性前立腺炎だろうということでケイシブクリョウガンを飲まされています。よく眠れそうかなと思ったのは1~2回程度でやはり眠れない状況が続いてますがとりあえず継続しています。ここでは軽い睡眠薬もだしてくれましたが、コレミナールと同じように辛い状況になってしまいます。
両方のお医者さんとも軽症にみており、薬を一ヶ月単位で出して様子をみましょうといった雰囲気です。辛いのは本人ばかりです。
2年目ほどに行った大学病院ではSPAの検査ではまったく問題ありませんでした。エコーでは肥大が少しあるかどうかというところ。お医者さんの話では前立腺もそれほど硬くないとのこと。早くなんとかしたいという思いから、民間薬も調べ紫イペ茶(利尿効果が非常に高いお茶)やその高純度粉末なども合わせて飲んでいます。(利尿効果の高いものを合わせてとるとまずいこともありますでしょうか?)しかし、焦っていろいろ試せば試すほど具合が悪くなってるような気がします。
それからもう一つ病を抱えておりまして、痔ではないのですが肛門の一部がケイレン状態になりときとしてかなり痛みます。肛門科のお医者さんより座薬とバソプロという塗り薬をもらってるのですが、バソブロはニトロの希釈品であり、これを塗ると肛門の痛みはかなり改善されます。しかし、バソプロを塗るようになった時期より下腹部の刺激がなんとなく増幅されてるようであり、これも夜辛い原因の一つになってるのでは思うようになりました。お医者さんに聞いてみますと、これは前立腺に悪影響を与えることはないとのことですが、個人によっては増幅されて感ずることはあるかもしれないということで、相性のよい精神安定剤も探す様にしましょうということでとりあえずコンスタンというのを飲み始めたところです。
そういうことで、薬づけでなにがなんだかわからないような状況になってきた折、先生のHPを拝見して原因はひょっとして別のところにあるのではないかという気もしてきました。尿流速検査ではまったく勢いが無くだらだらとした感じなのですが、これは昔からこの傾向にあります。ひょっとしたらこのことが大元の原因なのではという気もいたしてきました。ちいさい頃、尿道の被覆部より膿がでてる時期があり、長らくほったらかしにしていましたのでそういうのがなんらかの影響をしてるかもしれません。
一度東京に出向いて診察していただきたいと思ってます。ただ、私は○○県に住んでおりますので、もし先生と同じ考え方で治療をされるお医者さんが関西におられて紹介していただけるようでしたら非常に助かる次第です。
先生のご指導よろしくお願いいたします。 ○○○○ 57歳 TEL○○○○  Email○○○○  2005年4月23日」

電話番号が記載されていたので、直接お電話を致しました。次のような内容の事をアドバイス致しました。
「治らない慢性前立腺炎は、排尿障害が原因だと私は考えている。
私の考えは、私のオリジナルなので、他に同意する医師を知らない。
あなたは排尿障害があると思われるので、主治医をだましてもいいから排尿障害を強く訴えなさい。嘘も方便です。」

「高橋先生
先日は貴重なアドバイスありがとうございました。
さっそく翌日にかかりつけの泌尿器科に出向き先生に言われた通り、排尿困難でたいへん苦しんでいるので前立腺肥大と同様な手術治療をしてほしいとお願いいたしました。
こちらのお医者さんは私の苦しみを理解してくれたようでして、○○さんの場合は20グラム程度でほとんど肥大しておらず、本当に肥大が原因としてこれくらいであれば薬は利いてくるはずなんだがなと言いつつ、ひょっとしたら膀胱頚部硬化症かも知れない、これなら60歳になる前になってる人は結構いますから言われておりました。
翌日、造影剤を使ってX線検査をしていただきましたところ、尿道および前立腺のところは軌道が確保されており、またパイプの挿入も抵抗無くスムーズにできたので肥大の点は心配しなくてよいだろうとのことでした。ただ、大きな問題が一つ見つかりまして膀胱頚部のところの尿管が膀胱内でつぶれかかるように曲がっていました。お医者さんの説明ではこれはかなり若い頃から排尿困難があったのではないか、ここを正常化すれば症状がかなり改善されるのではないかと言われておりました。
これはやはり膀胱頚部硬化症の一つなんでしょうね。高橋先生のHPで紹介されてますメール相談♯15とほぼ同じような状況でしょうか。お医者さんも手術でしか治らないと言われてますのでゴールデンウィーク明けに手術をしていただくことにいたしました。手術の方式はよくわかりませんが内視鏡の類を使っての電気メスでの切除とのことです。約1時間(実質15分程度)の手術で、入院は10日間程度、肥大の手術よりは楽だといっておられました。ただ、精液はやはり6~7割の人は逆流するとの見解でした。
高橋先生にお電話で聞きましてから薬についても少し反省し、影響ありそうな肛門科の塗り薬はやめ、ハルナールとセルニルトンだけまじめに飲むようにしておりますが日中は尿の出が少し改善されてきたように思います。(夜も少しは改善されましたが、まだ安眠にはほど遠い状況です) しかし、薬は飲み続けたくないし、ましてや膀胱頚部の問題は解決できないでしょうから覚悟して手術を受けることにいたします。
高橋先生のご助言でなんとか光明が見えてきたような気が致します。本当にありがとうございました。後は手術が負担少なく無事終わることを祈るのみです。状況報告と御礼まで ○○」

【感想】
上手くいくといいですね。

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コメント

張 暁明と申します。僕は20代の人ですが慢性前立腺炎を感染する可能性がありますか。まだ 検察はどこでやったほうがいいですか。教えてください。

投稿: 張  | 2005/08/07 07:02

あります。10代の方もおられます。
お近くの泌尿器科医を受診して下さい。

投稿: 高橋クリニックからの回答 | 2005/08/07 08:55

高橋先生へ

こんにちは、この病気に大変ご尽力と思います。
初めまして、福岡県在住の27歳男性の〇〇〇〇と申します。
私は、大学浪人をしていた19才のとき、慢性前立腺炎を発症しました。
福岡にある、ふくみつ病院、九州大学付属病院、原三信病院、薬院泌尿器科といろいろな
病院を回りましたが。セルニルトンや漢方を処方していただきましたが、”頻尿 会陰部
の不快感は解消されませんでした。(頻尿はだいぶ良くなりましたが、問題は椅子に
座ったときの会陰部の不快感により、長時間椅子に座ることが困難。)
そして、先生のブログを読んで、慢性前立腺炎に有効な薬は、αブロッカーだと知り。
福岡で処方してくれる病院を探して、かんざき泌尿器科が見つかり、αブロッカーで
あるフリバスを2年間処方してもらっています。(他に、ハルナール ユリーフも
試しました。)しかし昨年CADの職業訓練を受講中、初めの方はパソコンの椅子に
座っても何ともなかったですが、一週間を過ぎたあたりから、長時間パソコンの椅子に
座ると、例の会陰部の不快感が出て、椅子に座り続けることが困難になりました。

そこで、このブログに紹介されている膀胱頚部硬化症の手術を受けることにより、
このような会陰部の不快な症状は解消されるのでしょうか?
【回答】
解消されない人も存在します。
新しい排尿障害治療薬であるザルティアを試してはいかがでしょうか?」

また、逆行射精の心配はどのくらいあるのでしょうか?
【回答】
5%~10%の確率です。


沖 直彦

投稿: 〇〇〇〇直彦 | 2014/04/16 16:09

高橋先生 

丁寧に、ご回答をしてくださりありがとうございます。

ザルティアですか。 

その薬は、膀胱頚部硬化症の手術と同じような効果が期待できるのでしょうか?
【回答】
服用してみなければ分かりません。
〇〇〇〇直彦

投稿: 〇〇〇〇直彦 | 2014/04/17 23:37

高橋先生
何時も大変お世話になっています。
副睾丸の摘出手術する。
27.9.10 ずっと続いているが右の睾丸も違和感あり、又左側睾丸にも多少違和感がある。
右の睾丸は何時も熱ぽく[睾丸の体温計ると36.9度]左の睾丸も少し違和感がある。
右は腫れはぼったく違和感が大きい。しかし、保冷材を冷蔵庫で冷やしたものを
ハンカチで巻いて睾丸を冷やすとかなり違和感が無くなります。
午後3時過ぎに、なかなか改善しないのでティトリーオイルを試しコップの水に2適たらして
飲んでみました。そうすると2時間位たつと睾丸に変化がおきました。今まで冷やさないと
我慢が出来ないのが変わり、両方の睾丸表面がとてもかゆくなりました。
冷やさなくても、やや睾丸の状態が改善するのが見えてきました。
更に夕方食事の時に、2回目のコップのお茶にティトリーオイルを1適しれて飲みました。
目に見えて冷やさなくても違和感がかなり無くなってきました。
本当は食用には使わないでくださいと書かれていますが。これをもう数日使うと驚く
ほど改善していくのがわかります。2回目の対応で寝るときは大きく改善していました。
自分でも信じられません。あれほど調子がわるく大学病院に紹介して貰おうと思って
いました。今でも信じられない改善が見られました。それも驚く速さで信じられません。
でも本当です。奇跡です本当に驚いています。
先生にお願いします。私のような患者が全国で沢山おられます。上記の成分を使用して
薬の開発をお願いいたします。
右のしこりも当日の夜にはかなり無くなりました。ほんとうに驚きです。
11日朝6時30分に起きてかなり良くなった感じである。右の睾丸もやや小さくなった感じ。
6時50分に大き目のコップにお茶をいれて一滴のティトリーオイルをいれて飲む。
難点は独特なにおいがありとても飲みづらいです。

今考えると、これを早く対応していたら、手術しなくてもよかったかもわからない?
以前このこのオイルを使用して洗浄した時に驚くほど改善したことを思い。飲むことで
対応できないかと思い。神様にしがみつく思いで実験しました。
率直に概略調べて死ぬことはないだろうと思った。



ティトリーオイルの概要
オーストラリア原産の「ティーツリー」という植物の精油は、アロマテラピーとして用いると、のどの痛みに
優れた働きを発揮します。のど飴にも入れているものも市販されています。
 ティーツリーの効果は、
 1・殺菌作用
 2・鎮痛作用
 3・組織の修復作用

   、、等があります。

 ティーツリーを「うがい」に利用すると、この精油が直接粘膜に触れることによって、のどの痛みを
鎮めたり、痛んだ粘膜を素早く修復してくれる、といったことになります。
 うがいをする場合は、コップ1杯の水(ぬるめのお湯の方がよい)に1滴ほどのティーツリーの精油を
入れて、これで何度もうがいをします。
 さらに、風邪をひくことによって口内炎や口唇炎などが起きることがありますが、これらは単純ヘルペス
によるものですが、この口内炎などの炎症を起こしている場所に、綿棒などで直接、ティーツリーの精油
を塗ると、痛みを和らげたり、修復を早くする、といった作用があります。
 痛んだのどの粘膜組織を修復するための栄養素としては、特に亜鉛、ビタミンC、タンパク質(アミノ酸)
などが重要です。
 ティーツリーの特長を生かした抗菌石けんもあります

投稿: 佐藤 | 2015/09/11 07:40

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