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感謝のメール 頻尿と陰部の痛みで苦しんだご婦人から

感謝のメール
高橋院長殿
こんにちは~。穏やかな小春日和が恋しい今日このごろです。
いつも大変お世話になっております。院長先生、スタッフの方々に心より感謝いたしております。

本当にありがとうございます。現在病状はとても良好です。
当時、トイレも60回通っておりましたが、6回~8回位になりました。
しかし、この経緯は本当に長い6年半でした。
先日、当時の日記(大学ノートに書き記した)を院長先生にお渡した時に
「過去との決別だね!!」と、一言おっしゃいました
。気が付かなかったのですが、普通に暮らせていたのです。
本当に院長先生のお陰です。

初めて慢性膀胱炎という病気だと認識したのは、6年半前でした。
今、考えるのも恐ろしく、とても辛い毎日でした。
私の症状は、
(1) 微熱が出る。
(2) 背中と左下腹部に激痛が走る
(3) お腹が食事もとれないくらい張る。
(4) 足の裏に氷をベタッと張り付け た様に冷える。
(5) 胸がバクバクする。
(6) カラシを陰部に塗られているような痛みがある。
(7) 体中が、わなわなする。
(8) 60回位トイレに通う。
 等など

高橋院長に出会うまでは、ドクターショッピングをしておりまして、
婦人科で左側下腹部にエストロゲンを貼りました。
嘘の様に症状が軽減致しました。
そうこうしているうちに乳がんとなり、乳がんの手術を致しました。
その後、エストロゲンを貼れなくなり、乳がんよりも恐ろしい恐ろしい慢性膀胱炎に逆戻り致しました。
(乳がんには女性ホルモンは投与してはいけないそうです。)

ネットで高橋院長のブログを読み、すぐに受診に伺いました。
高橋先生は、親身になって話を聞いて下さいました。
腰が悪いから、とか気のせいとおっしゃる先生が多かったので、話を聞いて下さることが、嬉しかったです。
そして乳がん手術後、2ヵ月後に泣きながらお願いして、1回目の手術をして頂きました。

1日60回位のトイレの回数は、15回位となり楽になりました。
が、お腹が張り、胸のバクバクと特に体中のわなわな感だけは治らず、おしっこは細くなり出づらくなりました。
そこで酸素カプセル、大豆イソフラボン等で症状は、軽減致しました。
ですがどうしても、わなわなする事がとても辛くて、結果3回手術して頂きました。

とても痛い手術ですが、手術中は院長先生が気を使って下さり、安心していられました。
3回目の術後、(平成24年5月9日)徐々にわなわな感がなくなり、
最近では調子が良い時は、トイレも一日に5回位になりました。
あの恐ろしい日々を考えると自分でも信じられません。

私は、恐ろしい過去との決別を致しました。
普通に日々を暮らせることが、こんなに幸せなことなのかとつくづく思います。
感謝、感謝でございます。
神様(院長先生)お願い致します。いつまでもお元気でいらして下さいね。

〇〇sayo

追伸
誤字がございましたらお許し下さい。

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コメント

三回内視鏡手術をされたんですね。しかし一回目の手術の後なぜ尿回数はへったにも関わらずもとより尿線は細くなったのですか?
【回答】
このブログにいろいろ書いてありますから、そこから推理してください。

投稿: | 2013/04/30 06:44

高橋先生

お世話になります。
エブランチルを飲んで17日目になる女性です。

関連痛(尿道痛)は相変わらず強いですが、3ヶ月は薬を飲んで様子を見たいと思っています。
一つ 気になることがあるのですが、尿量がすごく少なくなりました。
1日の水分量は、1リットル弱で、トイレの回数は4~5回なのですが、毎回、チョロチョロと少量の尿が、7秒くらい出るだけなのですが、乏尿状態でしょうか?
残尿感はありません。

尿道の強い痛み以外は、体も元気で、浮腫みも等の異常も自分では無いように思います。
このまま様子を見ても大丈夫か、近いうちに受診したほうがいいか、アドバイスをいただけますと幸いです。
(私は地方在住のため、高橋先生に診ていただきたい気持ちは山々ですが、近日中ですと近所の泌尿器科にしか行けません。)
【回答】
様子をみてください。

投稿: | 2013/05/17 22:15

高橋先生、はじめまして。ここに相談を記入してよいのかわかりませんが間違えていたら申し訳ありません。
私は52歳女性で20年程前から繰り返す膀胱炎に悩んでおります。非常に長い文章になりますがお読みいただければありがたいと思っています。
初めて膀胱炎になったのは27歳ですが、その時は急性で症状は強かったものの市販薬で完治しました。30歳頃の正月に高熱を出し、熱が下がった時に長時間排尿しなかったな・・と不安を感じその翌日すぐに軽い症状の膀胱炎になりました。
内科で処方された薬を服用してもすっきりせず、近所の泌尿器科で別の薬をもらいかなり長い期間服用しました。それでもやはり完治せず次第に不眠になってしまいました。
夜な夜な「家庭の医学」を見て悩んだりしつつ、大学付属病院、別の総合病院へ行きましたがどこでもさして相手にされない状態でした。
毎日症状があるというよりは「繰り返す」ような状態だったと思います。原因を知りたいため婦人科受診したところ大きな子宮筋腫が見つかり35歳の時に筋腫摘出手術、42歳に子宮全摘手術を受けましたが状況は変わりませんでした。

その頃から現在に至るまで泌尿器科クリニックで膀胱炎症状が出るたびに尿検査してもらいますと、たいてい何かの菌が見つかります。適応する抗生薬を処方してもらい服用して治療しています。5~6年前にいつもと別の女性泌尿器科2か所へ行き排尿日誌をつけたり、尿のいきおいを測る検査を受けましたが女性医師には相手にされない感じのためすぐにやめました。
抗生薬で不快感は消え、1年近く症状がないこともありましたし、一度なったら症状が消えるまで数か月かかることもありました。「嫌だけど、治るなら薬を飲む」というあきらめに近いような気持ちで過ごしています。一時期は高額なサプリメントを購入しましたが全く効果ありませんでした。
昨年春頃から強いストレスと肉体的な疲れから膀胱炎以外にもさまざまな症状がでました。
・以前からあった坐骨神経痛の悪化。
・上半身を含む左半身のしびれ。特に目のあたりの違和感・目の疲れ・頭痛
・強いだるさ、倦怠感
・以前からあった夕方から夜にかけて両足の冷えとしびれの悪化
そのため頭部・頸部・腰部のMRI検査・神経内科・眼科の受診・血液検査を受け、老眼眼鏡も買い替えました。
結果は軽い腰椎ヘルニア・頭部・頸部・眼科は異常なし。神経内科検査は特に異常なしでしたが、甲状腺ホルモン値から橋本病と判明。その後に甲状腺乳頭がんが見つかり昨年11月に甲状腺全摘手術を受け現在はチラージンを服用しています。
昨年の入院前までは半年くらいの間隔で膀胱炎になり、グレースッピットで効果がありましたが、入院中・退院後に陰部の軽いかゆみの後に膀胱炎症状があるためいつも通りにグレースピットを服用しましたがなぜか繰り返しました。再度の尿検査では菌が適合せず様々な抗生薬に変えましたがすっきりしません。免疫力はとても下がっていると思われます。
先日かゆみのため婦人科受診したところ「トリコモナス膣炎」と判明しフラジールを昨日まで10日分服用しました。症状は軽減しましたが今でもかゆみが残っています。
他に軽い残尿感・軽い下腹部痛・薬の副作用と思われる腹部膨満感や軽い下痢が続いています。性行為は2年前からありません。長年私の症状を受け入れてくれ信頼していた特定のパートナーでしたが昨年から連絡をとっていないため感染に関して伝えておりません。温泉や銭湯は以前からできるだけ避けており、ここしばらくは自宅以外での入浴は昨年の入院時のみですが入院中も個室のユニットバスでシャワーだけでした。
膀胱炎への恐怖に加えトリコモナス感染経路も不明でとまどっております。婦人科の先生に膀胱症状を伝えても「泌尿器科へ」と言われました。上記の膀胱炎症状はトリコモナスから由来することは考えられるのでしょうか?他には以前から膀胱あたりなのか膣なのか不明ですがぞわぞわとした不快な感覚が膀胱炎症状と一緒に現れます。

トリコモナス検査は投薬終了から数日後にと言われているため来週半ばに受診する予定です。
また昨年の手術前検査で軽い心臓弁膜症3か所も発見されました。ここ数年は膀胱炎症状がでるとドキドキが激しくなるのですが精神的な理由だと思っていたため、弁膜症と関係があるのかも?とさらに疑問が増えています。

昨年にがんと弁膜症が発見された時は動揺し、トリコモナスも想定外で非常に驚きましたが、たどりついたところ現在の私はやはり膀胱炎へのトラウマが一番強いと思っています。
そのため長い間旅行も行っておりません。
高橋先生のブログはつい最近になって拝見いたしました。似たような悩みの方がいらっしゃることを初めて知りました。都内在住ですが自分の通院入院や家庭の理由で欠勤が多かったため時間の都合が難しいのですが、もしトリコモナスが完治していないと受診は控えたほうがよいのでしょうか?
長々愚痴のような相談になってしまいましたがよろしくお願いいたします。
【回答】
排尿障害が原因の多彩な症状でしょう。
排尿障害を見つけて排尿障害の治療が先決だと思います。

投稿: | 2013/05/19 00:59

自己免疫の暴走という題名で先生が書かれているなかで6名がステロイドで治療していて3名が症状がなくなり1名がステロイドの副作用2名が少し症状が戻ったとありますが 現在はどうなったのでしょうか? また学会発表はされたんでしょうか?
【回答】
症状が強い人の場合、時々ステロイドを使用して、症状をコントロールしています。
ルーチンに行っている治療ではありません。
学会には発表していません。

投稿: | 2013/06/05 12:05

先生
このリポートの女性が体がわなわなする症状を訴えてらっしゃいましたが わなわなとはどんなかんじなのでしょうか? わなわなとは痛みがあるという意味あいでしょうか?
【回答】
分からないでしょう?
症状は主観的な感覚で、その患者さんにしか分かりません。
痛みでもない、シビレでもない、鈍痛でもない、くすぐったさでもない、「わなわな」ですと患者さんは答えます。

投稿: | 2013/07/01 16:21

高橋院長殿

昨日は、仙骨ブロックとプラズマ治療をして頂きありがとうございました。
お陰様で膀胱と仙骨周辺に氷を貼ったような症状は なくなりました。
陰部と膝に多少残っておりますが、問題なく生活出来ます。

私が「わなわな」していた本人です。現在もわなわなすることもなく、我慢できる程度の症状です。
慢性疾患ですので、上手に病気と付き合っていかなくてはならないと常に思っております。

現在は元気に働いております。
生活していかなくてはなりませんから、仕事が出来るようにして下さった院長先生には
本当に感謝致しております。ありがとうございます。

院長先生~スタッフの方々も心配しておりますが、お身体大切になさり、どうぞご自愛下さいませ。
と申しましてもこの暑い最中、患者さんが多くて大変ですね。
皆さん、感謝していらっしゃることと思います。

では、また診察に伺います。宜しくお願い致します。

〇〇〇〇

投稿: | 2013/08/17 10:56

高橋先生
地元の泌尿器科医師は間質性膀胱炎 慢性前立腺炎などは慢性疾患なので痛みや症状と付き合っていかないといけないと話だけですが どうなんでしょうか?
【回答】
一般的な泌尿器科医は、間質性膀胱炎や慢性前立腺炎の本質を治療している訳ではないので、当然治りませんし、治る訳がありません。
その結果、慢性疾患で治らない病気と判断するのが一般的でしょう。

投稿: | 2013/09/19 12:57

先生ありがとうございます
高橋先生は一般的な泌尿器科医師と違って慢性前立腺炎や間質性膀胱炎は慢性疾患とは考えてはいないと言うことでしょうか?

投稿: | 2013/09/21 13:04

高橋先生
女性の内視鏡手術での後遺症はありますか?
【回答】
一時的に尿失禁になる人がいます。

投稿: | 2013/11/09 08:15

高橋先生の内視鏡手術を受けて尿漏れになった患者さんが何人か患者さんブログにて話しをされていました 一時的なんですね?
【回答】
私の知る限りではそうです。
ただし、来院しなくなった患者さんでは分かりません。
ご婦人の場合、内視鏡手術後に後遺症として、術後膀胱頚部硬化症になると、膀胱出口と尿道括約筋が近づくので、尿失禁し易くなります。
その場合、再度の内視鏡手術を実施して、膀胱出口と尿道括約筋の距離を延長させれば良いことになります。

投稿: | 2013/11/09 11:33

高橋先生
内視鏡手術後遺症で再度尿失禁手術する場合は20万円でしょうか?
【回答】
1年以内の再手術であれば、半額です。

投稿: | 2013/11/09 17:51

私は以前2〜3ヶ月に1回は急性膀胱炎になっていました。これを一般的には慢性膀胱炎と言うのでしょうか(どうも慢性膀胱炎の定義が分かりません)。
【回答】
急性膀胱炎ではなく、慢性膀胱炎の急性増悪でしょう。」

又、慢性膀胱炎と呼ばれるものは高橋先生によると排尿障害が原因ですがそれは排尿障害があると残尿があり膀胱内に細菌が残りやすいからと捉えてよいのでしょうか。
【回答】
細菌は無関係です。
膀胱が過敏になり、定期的に強く生じる膀胱刺激症状を急性膀胱炎と誤診されているのです。

投稿: 排尿障害の者 | 2014/02/16 23:50

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