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メール相談のお礼

謹啓

2010年7月・・日回答をいただきました。ありがとうございました。お礼が遅れてしまいました。
2010年7月・・日付「膀胱、尿のトラブルについて」という件名でお便りをいたしました、北海道〇〇〇〇市の〇〇〇〇です(52歳・女性)。

<昨年7月以来、今年の6月初旬まで4度ほど「排尿痛」を繰り返し、現在四軒目の病院で加療中であること(6月・・日からでしたが)>は既に書いたところです。
「出血膀胱炎」と言われたり、「尿は綺麗になった」とも言われているのに、加療を続けて50日経ての7月末になっても「排尿痛」は治まりません。「どうしてか、分からない」と言います。

8月・日になって4,5日の日程で入院してくれというので、・・日まで入院しました(前立腺肥大の治療に定評のある病院らしいのですが、女性は私と痴呆がかった「神経因性膀胱」の再入院だというお婆さんの2人だけでした)。「脊椎麻酔下で膀胱内にある最後まで消えないでいる、2つの赤い斑点模様部分をパンチ研削して悪性かどうか生研に出す」と言うのです。このとき、おそらく「膀胱水圧拡張術も行った」と思われます。

術後8月・・日行くと、つぎのような検査の結果書を見せられました。
「株)〇〇〇〇病理研究所による検査結果=2ヶ所からのパンチ生検であり、いずれもほぼ同様の所見です。粘膜上皮は剥離消失しており、間質の血管増生、拡張が強く、右片部では強い出血を伴っている。間質にはリンパ球、形質細胞、好酸球の浸潤が中程度にあり、トルイジンブルー染色で肥満細胞は炎症細胞の約1%程度であり、著しい増加とはいえない。間質に線維増生も伴っている。間質性膀胱炎の生検所見として矛盾はしません。生検片内には悪性細胞は認められませんが、上皮が完全に脱落しているため、sampling error の可能性は否定できません」でした。
最終的な診断としては「間質性膀胱炎であり、処方薬は「猪苓湯」、そして痛みは再び起きるだろう」と言うのです。2週間後の9月・日には訪院するように指示されました。

しかし、「夫は今後この病院での治療はダメだ」と言います。この夫の判断には高橋先生の一連のブログを拝見して得た知識によるものだと思います。感謝の意を込めながらご報告する次第です。
と申しますのは3回目の発症(今年の2月の初旬)のとき初回と同じ病院に行ったことを先便でお話しましたが、実は、固有の担当医の他にたまたま「〇〇〇〇医大(後で知ったのですが〇〇〇〇病院の助教でした)」から派遣されていた医師に当たりました。その先生は「エブランチル」を処方されました。(担当医からは「猪苓湯合四物湯」だけでした)。
夫は高橋先生の「慢性膀胱炎・間質性膀胱炎」に関する一連のブログにを注目して拝見しているようで、特に「膀胱頚部硬化症による排尿障害が原因」説を支持しているようでしたが、その時点では先生の「内服薬による治療効果の編」まで読み進んではなかったのでしょう、薬の特別な有効性について何も言いませんでしたから。3回目の発症もはっきりした病名も治療法も判然としないまま、やがて治まりました。

6月・日、4回目の発症の際にも初回の病院へいきましが、固有の担当医は辞めて全日程が「〇〇〇〇医大派遣医師」とだけ表示があるのです。不安なので継続通院はヤメと考えながら、それでも一応受診しました。前回通りでいいですねということで「猪苓湯合四物湯」と「エブランチル」でした。

薬に疑問をもちつつ一週間後、今の病院に薬持参で行ったわけですが、「この薬の処方は解からない」というのです。また、夫は私のたびたびの「排尿痛」の発症に心配して「膀胱頚部硬化症・間質性膀胱炎」と書いたメモを渡してくれて、看護師に呼ばれたらこれを心配していると見せなさいと言ったのでした。「全然違うでしょう」という返事にホッとしたことを覚えています。最終的には「間質性膀胱炎」と言い、「痛みがだいぶ治まった」と告げると「膀胱を洗ったから」と言ったそうです。全然解かっていない、と「内服薬による治療効果」を今は知った夫はそう言います。 

長々と書きましたが、手術はともかく今の病院を変えて「エブランチルによる治療」を続けたいと考えています。高橋先生のなみなみならぬ努力が一日も早く認められんことを切に願っております。

ありがとうございました。どうかご健勝で、頑張ってください。失礼します。 

敬白

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コメント

山口県在住、男性、78歳です。
15年前に前立腺切除術を受け、以後も排尿状態がよくなく、現在、尿管狭窄症、膀胱頸部硬化症の診断を受けています。
最近、とくに排尿状況が悪く、尿閉を心配しています。
先日エコー検査で残尿100CCということでした。膀胱出口に白いものが沈殿?しているような感じで、医師は「これが結石にならなければいいが」ということでした。
その際、ブジーを勧められましたが、これまで2度ブジーを行いましたがあまり改善が見られませんでしたので、その場ではも少し様子を見ましょうということにしました。やっぱりブジーはしたほうがよいのでしょうか。
いっそのこと手術をした方がよいのでしょうか。医師からは手術をしてもまた再発する可能性があると言われていますが、いかがでしょうか。
【回答】
膀胱頚部硬化症の手術をした方が良いと考えます。」

現在、薬はベササコリン散5%、ユリーフ錠4㎎、ツムラ猪苓湯合四物湯エキス顆粒を処方してもらっています。
先生のお考えお聞かせいただければ幸甚です。よろしくお願いします。

投稿: 河村 | 2015/07/30 07:37

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