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日本間質性膀胱炎研究会が間質性膀胱炎診療ガイドラインを編纂(TTMED UROから)

間質性膀胱炎(IC)の診断および治療の手引きとなる「間質性膀胱炎診療ガイドライン」が日本間質性膀胱炎研究会(SICJ)により作成され、日本泌尿器科学会(JUA)の推薦を得て刊行された。
同ガイドラインは、主としてPubMed検索により得られた1,350編の論文に基づいて検討・作成されたものである。作成にあたって、同ガイドラインの対象とするICの範囲を明確にするため、i)頻尿、膀胱知覚過敏、または膀胱痛などの下部尿路症状を有している、ii)膀胱鏡検査によりハンナー潰瘍または膀胱水圧拡張後の粘膜出血が認められる、iii)感染症、悪性腫瘍、または尿路結石といった疾患が除外される、の3項目すべてを満たすことを臨床的な診断基準とした。
同ガイドラインでは、ICまたはIC類似の病態に関連した症状症候群としてみるならば、「過知覚膀胱症候群(hypersensitive bladder syndrome; HBS)」という用語を用いることも提唱されている。
また、ICの病因、疫学、QOLへの影響、診断基準ならびに治療法とその推奨グレード、今後の臨床研究における対象患者の採用基準、除外基準および評価方法が記載されているほか、最終章には、ICの診断および治療に関するアルゴリズムが掲載されている (Homma, Y. et al. Int J Urol 2009, 16(1): 4)。

【感想】
原因が分からず、治療も今ひとつなのが「間質性膀胱炎IC」の現状です。
間質性膀胱炎という病気を知らずに、「気のせい」と診断する医師に対しては、このガイドラインは啓蒙となる存在です。しかし、「間質性膀胱炎」と診断し、「治らない病気だから」と患者さんを放置する医師が出てくるであろうことに憂いを感じます。

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