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前立腺癌患者は不安から不要な手術を選ぶことも m3.comから

精神的苦痛への対処が重要
国際医学短信2017年4月12日 (水)配信 精神科疾患一般外科疾患腎・泌尿器疾患癌

 不安の強い前立腺癌患者は、不必要と思われる治療を選択する確率が高くなるという研究報告が、「Journal of Urology」2月号に掲載された。

 研究では、新たに限局性前立腺癌と診断された男性1,531人を対象とした。後の精神的苦痛が強かった対象者は、積極的監視(active surveillance)ではなく、外科手術を選択する確率が高いことが判明した。臨床的には積極的監視が妥当と思われる低リスク患者でも、同様のパターンが認められた。

 研究を実施した米ニューヨーク州立大学バッファロー校のHeather Orom氏らは、「精神的苦痛が、低リスクの前立腺癌患者に積極的治療を選択させる誘因となる。予後に関する明確な情報と不安への対処法を提供することで、治療に関する意志決定プロセスが改善され、患者の生活の質が向上することが望まれる」と述べている。

 外科手術や放射線療法は、勃起不全や失禁などの副作用の原因となるため、過剰治療が懸念される。低リスクの前立腺癌患者は積極的監視を選択することにより、このような問題を回避できるという。
HealthDay News 2017年1月27日

【備考】
低リスク前立腺ガンは、癌の影響で、本来PSA値が高くなるわけではなく、前立腺肥大症や排尿障害でPSA値が高くなると考えるべきである。
ところが、PSA値高い=前立腺癌と誤診するために、発見しなくてもよい低リスクの前立腺ガンが発見され、患者さんは、思い悩む羽目になるのです。結果、過剰治療である手術を選択してしまうというお話です。

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