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アボルブが夜間頻尿を改善する m3.comの記事から

前立腺肥大を示唆する下部尿路症状(LUTS/BPH)のある男性の夜間頻尿に対するデュタステリド(アボルブ)の効果:3件の第3相試験の統合分析

2014年06月27日(原文公開: 2014年06月10日)Oelke M, et al. –

本試験では、デュタステリド(アボルブ)の臨床第3相試験から得られた統合データを用いて、前立腺肥大症が示唆される下部尿路症状のある男性の夜間頻尿に対するデュタステリドの効果をプラセボと比較評価する。
結論として、24カ月の治療後、特に夜間の頻尿エピソードが2-3回の被験者において、デュタステリド治療群ではプラセボ群に比べて夜間頻尿が有意に改善され、頻尿の増悪も減少した。これらの結果を確認するため、特に夜間頻尿の評価を目的にデザインされたプロスペクティブ試験が必要である。

【方法】
夜間頻尿の評価では、国際前立腺症状スコア質問票(IPSS)の質問7を用いた。
有効性指標は、24カ月時における夜間頻尿の平均変化、夜間頻尿の改善もしくは増悪が見られた患者の割合、全体およびベースラインスサブグループごとのベースラインおよび試験終了時の夜間排尿回数、ベースラインスコアが≧2の患者における試験終了時に2回未満の夜間排尿回数があった、とした。

【結果】
全部で、平均年齢66歳の患者4321人が評価対象となった。
12カ月以降からの平均的な夜間頻尿エピソードの改善は、プラセボ群よりもデュタステリド群で統計学的に有意に優れていた(P≦0.05)。
夜間頻尿エピソードの減少は、対象となったベースラインサブグループ全体でプラセボ群よりもデュタステライド群で有意に良好だった(P≦0.05)。
24カ月時点でも、デュタステリド群で夜間頻尿エピソードが改善した被験者の割合はプラセボ群より高く(P≦0.05)、最大の群間差はベースライン時の夜間頻尿スコアが2または3の被験者で見られた。
ベースライン時の夜間頻尿エピソードが顕著な被験者(スコア≧2)では、プラセボ群よりもデュタステリド群のほうが24カ月時点のスコアが<2となった被験者数が有意に多かった(26対19%、P<0.001)。

(掲載: World Journal of Urology)

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